通常の CPU の選択

PCV-MX3/MX5
CPU Pentium3, Celeron (Coppermine)
FSB 133MHz 100MHz 66MHz
チップセット i815 チップセット
パッケージ Socket 370 - FCPGA
クロック Pentium3 1.0GHz(Coppermine)

MX3、MX5 で利用できるものは形状が Socket370 で、FSB は 133MHz までのものに対応しています(画像A)。それは Coppermine コアの C-Step のものです。種類は Pentium3 と Celeron の両方に対応しています。最高クロックは Coppermine コアの Penitum3 1GHz(C-Step) です。D-step のものは現在動作報告がありません。

Socket370のCPU の画像-A (画像A) CPU のパッケージ-B (画像B)

変換ゲタを使用した CPU 交換

通常では使えない CPU をマザーボードと CPU との間に変換ゲタと呼ばれている製品をを挟むことで可能になることがあります。変換ゲタの紹介は以下にあります。また、以下の表は変換ゲタを使用した場合の CPU 対応についてのものです。
変換ゲタを使用した場合
CPU Pentium3, Celeron (Tualatin-256K)
CPU (BIOS Update) Pentium3-S, Pentium3, Celeron (Tualatin)
パッケージ Socket 370 - FCPGA2
クロック (*/BIOS Update) Celeron 1.4GHz(Tualatin-256K)/Pentium3-S 1.4GHz(Tualatin)

変換ゲタを使った CPU 交換する場合は BIOS をアップデートする必要があるときがあります。MX3 の場合は Penitum3-S 以外の Tualatin コアのものなら必要ありませんが、Pentium3-S の場合は必須です。MX5 の場合はいつでも必要になります。

この CPU 交換では交換ゲタ、交換する CPU の購入が必要です。

また、bbs などには成功例や失敗例などが多くあります。ですから、実際に購入などをする前に情報収集を必ずしてから行って下さい。また、交換ゲタのような製品は急に仕様などが変更されたりしますので注意してください。

変換ゲタの紹介1:PL-370/T Rev.2.1

MX ユーザーでもっとも利用されているものが PL-370/L Rev.2.1 です。(画像C)
店頭もしくは開発元であるロンテックなどでも購入可能です。MX3 と MX5 は通常では Coppermine コアの CPU のみですが、この変換ゲタを使用することで、Tualatin コアの Pentium3-S などが利用可能になります。

変換ゲタ以外にも複数の付属品がパッケージには入っています。(画像D)
説明書にも記載されていますが、特に注意すべきことは画像2の一番右に写っている変換ゲタ用の電源ケーブルの取り付けを忘れないことです。

*1 一様書いておきますが、VAIO side は PL370/T Rev.2.1 を販売するサイトではありません。また金銭面などでも一切関与していません。
*2 画像E は Pentium3-S(FCPGA2) の画像を参考で載せています。

PL-370/T Rev.2.1 の本体-C (画像C) PL-370/T Rev.2.1 の付属品-D (画像D)

Pentium3-S(FCPGA2)-E (画像E)

変換ゲタの紹介2:PL-NEO/T

MX3 と MX5 向けにPL-NEO/Tもあります。これは電圧変化ができませんので、TualatinコアのPentium3-Sには対応していません。対応しているのはTualatin-256KコアのPentium3もしくはCeleronに対応しています。この変換ゲタは電圧変化しませんので価格が安いです。

正確にはMX3やMX5のマザーボードの規格電圧を超えますので注意が必要です。ですが、少し超えるだけですのでほぼ大丈夫でしょう。一部にはPL-370/Lよりも高クロックができるみたいです。

本体をあける

CPU を交換するために本体をあけます。機種によって違いますので, 取扱説明書などを参考にやってください。以下はMX1の場合です。MXS1以降では側面が外れすようになっています。
  1. 本機や周辺機器の電源を切り電源コードや接続ケーブルなどすべてをとりはずします。
  2. 本機の右側面を下にして横に置いて、後面パネルを取りはずします。
  3. ドライバーで左側のカバーの上のと下にある2つのネジをはずします。
  4. カバーを後ろの方向にずらして上の方向に引き抜く左側のカバーを取り外します。
*1 はずす場合にはネジ等を失わないでください。
*2 パソコン内部は静電気に弱いですので注意してやってください。

空けて電源部分を取り外す

後面の AC 電源入力プラグとかが見えている近くのネジを3つはずします。(画像1)。次に電源の内側のネジもはずします。そして内部のドライブ類と電源とをつないでいる所の2つのネジをはずします(画像2)。その後、邪魔なケーブルをはずします。ケーブルについては別にはずさなくても可能ですがはずす方が後の手順が少し楽に出来るかと思います。
※ケーブルは外すときにどこについていたか覚えておいてください。

電源近くの画像-1 (画像1) 内部の画像-2 (画像2)

電源を1のように上にずらして2のように横に引き抜きます。その後ケーブルをはずします。CPU 取り付けの場合、電源の真下を操作をしますので外す方がいいと思います。

取り外す方法の画像-3 (画像3)

CPU の交換

ヒートシンクとファンを外します。まず最初に、ドライバーやペンチなどで銀色のツメをはずしてください(画像4)。その後で CPU を外します。可能であれば、コアやマザーボードを破損することが少ないので、CPU の取り外しは手で行った方が安全です。

ヒートンクの取り外し画像-4 (画像4)

ソケットのレバーを上げて、元の CPU をはずします(画像5の赤枠)。

そして外したのと同じように買ってきた CPU を取り付けます。その時に、CPU とヒートシンクとの接点に放熱をうながすシリコングリスを塗ってください。シリコングリスは比重:2.77 熱伝導比率:2.80 のもの 1g で1200円程度(2001/4 現在)です。どのような物がいいかは購入店等で聞いておくといいかと思います。一度はがしたものを使用する場合は接合部分をきれいにしてから塗ってください。
しかし、Intel純正のヒートシンクの場合は裏に黒い熱伝導シールが貼ってありますので、それがグリスの変わりになりますので購入の必要はありません。

CPUの取り外し画像-5 (画像5)

取り外すのとまったく反対の方法でヒートシンクを取りつけます。ファンを取りつける場合はこの後で取りつけます。CPU のファンを CPU の上にのせて外した銀色のつめを閉じます(画像6)。そして、CPU のファンの電源を取り付けます(画像7)。交換時に同時にファンなどを交換している場合はそのファンの説明書に従ってください。

ヒートシンクの取り付け画像-6 (画像6) 取り付け後の状態-7 (画像7)

動作の確認

CPU の取りつけはこれで完成ですが、すべてを接続せずにマウスとキーボード、モニタなど最小限のものを取りつけて電源を入れてください。OS が起動したら VAIO システム情報などでクロックが正しいか確認してください(画像8)。うまくいっていれば、一旦電源を切ってコンセントをぬいてから元のようにしてください。これで CPU の交換は完成です。

これでうまく起動しない場合はもう一度、接続箇所等を確認します。うまく接続されていない場合がほとんどですが、CPU に不具合がある場合があります。その場合は購入店などで相談するといいと思います。バルク品の場合は一週間しか保証がされていない場合がほとんどですので、早めに持っていってください。

交換ゲタを使った CPU 交換の場合は、変更した後にエラーなどが出た場合には BIOS の設定で Power タブの Hardware Moniter の VCORE Voltage を Ignore にしてください。BIOSのメニューは機種ごとに違いますので取り扱い説明書をご覧下さい。(一般的な方法は電源投入後にF2を押すといけます。)

システム情報の画像-8 (画像8)

注意

VAIO sideでは以下のことを了承した上でご利用になってください。

また、それと間違っている所やこうした方がいいと思うところがあったらメールもしくは bbs で教えてください。しかし、サポートする責任は負いません。

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