必読本格推理三十編

 ここでは、山前譲氏の『必読本格推理三十編』を紹介します。
 これは、光文社文庫の『硝子の家』(鮎川哲也編)に収録されているもので、戦前から昭和30年代にかけて書かれた日本の本格推理小説で、まず読んでもらいたい作品が載っています。詳しい内容をご覧になりたい方は、購入することをお勧めします。このほかにも、しばらく読むことのできなかった貴重な作品が収録されています。
 わたしは、ここに書かれている作品をすべて読んだわけではありませんが、やはりこれらの作品を読むことが、今後ミステリを読むうえで指標になるのではないかと思っています。どれも実に優れたミステリです。これからミステリを読もうとお考えになっている方や、最近のミステリに関心のある方、できれば原点に戻って以下の作品をお読みになることを提案します。
 内容が古くてつまらない、ということはありません。

作品名

作者名

出版社名

殺人鬼

浜尾 四郎

創元推理文庫 日本探偵小説全集5

船富家の惨劇

蒼井 雄

創元推理文庫 日本探偵小説全集12

本陣殺人事件

横溝 正史

角川文庫
創元推理文庫 日本探偵小説全集9

高木家の惨劇

角田 喜久雄

創元推理文庫 日本探偵小説全集3

蝶々殺人事件

横溝 正史

角川文庫

奇跡のボレロ

角田 喜久雄

春陽文庫(未)

不連続殺人事件

坂口 安吾

ちくま文庫 坂口安吾全集11、角川文庫
創元推理文庫 日本探偵小説全集10

刺青殺人事件

高木 彬光

光文社文庫、角川文庫

古墳殺人事件

島田 一男

徳間文庫(未)

源氏物語殺人事件

岡田 鯱彦

国書刊行会『薫大将と匂の宮』(未)

人形はなぜ殺される

高木 彬光

光文社文庫、角川文庫

上を見るな

島田 一男

光文社文庫(未)

黒いトランク

鮎川 哲也

角川文庫

猫は知っていた

仁木 悦子

講談社文庫 大衆文学館

屍の記録

鷲尾 三郎

春陽堂書店

点と線

松本 清張

新潮文庫

招かれざる客

笹沢 左保

角川文庫

二人で殺人を

佐野 洋

角川文庫

りら荘事件

鮎川 哲也

講談社文庫、角川文庫(『りら荘殺人事件』)

人喰い

笹沢 左保

徳間文庫、双葉文庫

風花島殺人事件

下村 明

桃源社

危険な童話

土屋 隆夫

角川文庫、光文社文庫

枯れ草の根

陳 舜臣

講談社文庫

変人島風物誌

多岐川 恭

桃源社(未)

黒いリボン

仁木 悦子

角川文庫(リバイバル)

弓の部屋

陳 舜臣

角川文庫(未)

時間の習俗

松本 清張

新潮文庫

陽気な容疑者たち

天藤 真

創元推理文庫、角川文庫

影の告発

土屋 隆夫

光文社文庫、角川文庫、講談社文庫、双葉文庫

孤独なアスファルト

藤村 正太

講談社文庫

 (未)とあるものは、所有しておりません。

TOPに戻る