更新履歴
作品名の出ているものは、データを入力したものですので、「新着感想」のコーナーをご覧いただくと、新しいものから5,6冊見ることができます。古いものは国内作家一覧か海外作家一覧のページに移動します。
| カウンタ |
お名前 |
日付 |
備考 |
| 40000 |
窓鴉さん |
1998/11/30 |
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| 45000 |
みなさん |
1998/12/29 |
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| 50000 |
しょーじさん |
1999/01/23 |
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| 55555 |
とりこまさん |
1999/02/15 |
|
| 60000 |
RRさん |
1999/03/04 |
|
| 70000 |
中村さん |
1999/04/18 |
|
| 80000 |
まあくじょんさん |
1999/05/26 |
|
| 100000 |
幽幻堂主幹さん |
1999/08/03 |
わたしからの謝辞はこちら |
| 140000 |
芦辺拓さん |
1999/11/13 |
|
| 180000 |
サクラユタカオーさん |
2000/02/22 |
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| 200000 |
Alice Cafeさん |
2000/04/09 |
前後賞 200001番のしんかいさん |
| 220000 |
油すましさん |
2000/05/25 |
|
| 280000 |
R.Satoさん |
2000/10/12 |
前後賞 279999番のみづれさん |
| 500000 |
|
2002/03/12 |
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2003/09/30 (火)
- お祝い
楽志さん、おめでとうございます。
心に百万冊の本、それくらいの幸せが待っていることでしょう。
- 思いつき 「あったらいいな」
廊下で図書新聞を見ている女の子が一人。
「先生、ここにダレン・シャン10月24日発売と書いてあるんですけど…22日じゃなかったですか?」
「ほんとう?」
先生がそばに行って見てみると、確かに24日と書いてあります。おかしいなと不思議がる二人の横で、
「え、もう出てるでしょ」
男の子が驚いたような顔をして言いました。
「それは8巻でしょう」
と先生と女の子が声を揃えて言います。そう、今度出るのは『ダレン・シャン』9巻なのです。
図書室の中では、みんなが本を探しています。新しい本の棚に『サークル・オブ・マジック』を見つけた先生が
「これは最近はやりの本だから、いいかも…」
と言うと、見せて見せてと何人かが寄ってきます。
向こうの方では、『セブンス・タワー』を返しに来た子に、「次、それ貸してね」と手を振る子。頼まれた子は、「あと少しだから」と20ページくらいをつまんで見せています。
読書カードに書くために、読み終わった本を抱えている子どもたちもいます。男の子は『怪人四十面相』。先週は『黄金仮面』を読んでいたのに、もう次の本を読み終わったようです。女の子は、『ああ無情』。岩波少年文庫もすらすら読むことができます。
「先生は、今年何冊くらい本を買いましたか」
本のことをよく知っている先生のことが気になる子もいます。
「百五十冊くらい…?」
にっこり答えた先生のまわりで、子どもたちは目を丸くしていました。
そろそろ教室にもどる時間です。
「次の図書の時間はいつですか」
「金曜日です。それまでに、『セブンス・タワー』読み終わってね」
男の子は力強くうなずきました。
あなたの近くにあったらいいと思いませんか。こういう話ができる学校。
そうそう、『ダレン・シャン』9巻は22日が正解のようです。
- 新着感想
『夜のかくれんぼ』 那須正幹
読み終わったので感想をアップしました。大人が読む方が怖い本だと思います。
- 新刊案内
『憤怒』 G・M・フォード 新潮文庫 781円

『人形の記憶』 マーティン・J・スミス 新潮文庫 819円

『王は闇に眠る(上)』 フランシーヌ・マシューズ 629円

『王は闇に眠る(下)』 フランシーヌ・マシューズ 629円

『憤怒』は『手負いの森』でデビューした作者の新しいシリーズもの。新聞記者が主人公で、帯にはデニス・レヘイン、ハーラン・コーベン、マーガレット・マロンの賛辞が載せられています。
『人形の記憶』の作者マーティン・J.スミスはピュリッツァー賞に四回ノミネートされた人だそうです。記憶がテーマとなるこの作品は本国ではシリーズ第三作。できれば一作目から読みたかったですね。
- 思いつき
『本格的』 鳥飼否宇 原書房 を読み終わりました。珍妙な事件ばかり起こる変なミステリです。伏線を埋め込むテクニックは見事ですし、読者への挑戦まで入れるという本格好きの心をくすぐる要素は十分なのに、肝心の謎には何の魅力もないというとんでもない小説でした。
2003/09/29 (月)
- 新刊案内
『夜のかくれんぼ』 那須正幹 フォア文庫 560円

買い物をしていて見つけた本です。児童書ですが、これはかなり怖い。20年以上前の作品だそうです。「ズッコケ三人組」の作者がホラーを書いていたというのは知りませんでした。
2003/09/28 (日)
- みすべす楽天+文庫買い時
10月の新刊案内と9月に出版されたミステリのまとめです。
- 新刊案内
【予約】について 刊行日が近づくと予約が締め切られることがあります。
【予約】『虹果て村の秘密』 有栖川有栖 講談社 1900円

【予約】『魔女の死んだ夜』 篠田真由美 講談社 1900円

【予約】『ぼくと未来屋の夏休み』 はやみねかおる 講談社 1900円

【予約】『ダレン・シャン9 夜明けの覇者』 ダレン・シャン 小学館 1500円

『安吾探偵控』 野崎六助 東京創元社 1800円

『殺人の代償』 ハリイ・ホイッティントン 扶桑社ミステリー 848円

『呪われた天使、ヴィット−リオ』 アン・ライス 扶桑社ミステリー 952円

『取るに足りない殺人』 ジム・トンプスン 扶桑社 1429円

『仮面劇場の殺人』 ジョン・ディクソン・カ− 創元推理文庫 1000円

- 思いつき 「マクベス」
『天正マクベス』はよい作品であるという話です。
社会人になって間もない人と、趣味について話すことがありました。本の話になって、ヘミングウェイ、トルストイ、ドストエフスキー、ブロンテ姉妹などの名前が出たのですが、ほとんど読んだことがないということを聞きました。もしかしたら、そういう人は増えているのかもしれない、そんなことを思いました。
『リア王』が国語の教科書に載っていた時期があります。わたしはそのときにシェークスピアの名前は知っていましたが、作品は読んだことがありませんでした。教科書には一部分だけが取り出されていたのですが、とても読みやすく楽しめたので、それを機に四大悲劇を始めいくつかの作品を読むことができました。よい経験であったと思っています。
ミステリは小学生のころから読んでいますが、内外の文学作品は常に平行して読んできました。棚を見ると4桁を超えるくらいは並んでいるので、それくらい読みためたころでしょう。比べたわけではありませんが、結果としてミステリの論理的な構成や先行作品を超えようとする工夫などに惹かれて、小説としては最も優れたジャンルであるという不思議な結論に達してしまいました。
本を読まない人が増えているというアンケートはよく見ますが、ふだん読んでいる人がどんなジャンルを好むかというデータを見たことはありません。文学作品がどの程度読まれているかも分かりません。『天正マクベス』のような作品は、ミステリから文学にふれる機会を与えてくれるという点でとてもよい作品ではないかと、そんなことを思いました。本は好きなものを読めばそれでよいので、ちょっとした思いつきです。
2003/09/27 (土)
- 新着感想
『天正マクベス 修道士シャグスペアの華麗なる冒険』 山田正紀
シェークスピアが日本を訪れていた、という設定の本格ミステリ。これはよかったですよ。できれば『マクベス』など読んでいた方が楽しめると思います。
2003/09/26 (金)
- 新刊案内
『魔』 笠井潔 文藝春秋 1762円

『マローン御難』 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫 800円

『魔』は本格ミステリ・マスターズの新刊です。ライスは新訳で文庫化されました。
- 思いつき 「みす・ま?」
昨日はハヤカワ・ミステリマガジンの発売日。夕方書店に行きました。ふだんはあまり行かないところですが、近所では比較的大きい店です。急いで文芸誌の並んでいるところ行くと…ないのです。ミステリマガジンが置いていない。見落としているのかと思って上から下まで3回確かめましたが、ありません。文庫の方に行って『二度のお別れ』を手に取り、レジに向かいました。
店員さんに「ハヤカワ・ミステリマガジンという雑誌はありますか」と尋ねたのですが、「みす・ま…?」と聞き返されました。もう一度ゆっくり発音して確認し、探してもらいました。待つこと5分、「すみません、入荷していないみたいです」
この店なら当然あると思っていたのですが、置いていないところもあるのですね。経験上、小さな書店でも入荷するところには3冊くらいは入っています。あまりそういう雑誌には力は入れていないところなのかもしれません。そういえば、文芸誌は店の一番奥の棚に置いてありました。
新刊は早いけれどミステリマガジンはない大きな店、ミステリ系雑誌はあるけれど新刊の入荷がとても遅い中くらいの店、文庫の入荷は早いけれど1冊ずつしか入らない小さな店。近所にある店をうまく回らないと本が買えない現状です。ところで、今月のミステリマガジンには何が出ているのでしょうか……。
2003/09/25 (木)
- 新刊案内
『二度のお別れ』 黒川博行 創元推理文庫 540円

『閉じた本』 ギルバート・アデア 東京創元社 1500円

『ホワイトハウス・コネクション』 ジャック・ヒギンズ 743円

黒川博行を創元推理文庫で読める日が来るとは思いませんでした。『二度のお別れ』は第一回サントリーミステリー大賞の佳作となった作品。文春文庫に入っていたこともありましたが、他の受賞作と同様に現在品切れとなっています。東京創元社では、「黒川博行警察小説コレクション」として初期の作品を順次刊行するそうです。未読の方はこの機会にどうぞ。
『閉じた本』は『ミザリー』のような話なのでしょうか。公式サイトの紹介を読むとこれは気になってしまいます。ジャック・ヒギンズも角川文庫に入ったので驚いたのですが、調べてみたら『双生の荒鷲』が1999年に出ていました。冒険小説がお好きな方はどうぞ。
2003/09/24 (水)
- 思いつき 追加 「本好きにうれしい空間?」
火曜日の読売新聞の記事を見て思いついたことです。ときには、こんなことも考えます。
「書店併設カフェ」が増えており、中には購入前の本を持ち込むことができるところもあるそうです。
買い手として考えると、売り物の本が汚れたり、開きぐせがついて痛んだりすることが心配です。でも、もっと気になるのは記事にあった「本好きの人に上質の時間を提供」するという書店の方の考え方でした。
買う前の本をコーヒー片手に読む、それが「上質の時間」なのでしょうか。
お茶を飲みながらの読書は楽しいものです。しかし、まだ自分のものになっていない、これから他の人が購入するかもしれない本を、店の中で飲食しながら読むというのはどうでしょうか。わたしにはとても抵抗があることで、もし自分が本を持ち込んだとしたら、とてもではないけれど棚には戻せない、そんな気持ちになってしまいます。
本はかつてとても価値あるものでした。本を読むという行為自体、神聖とは言わないまでも、ある程度の厳粛な気持ちを起こさせるものでした。それは学ぶという目的に限らず、趣味の読書であっても自己の教養や人間性を深めたり、より豊かな心を育んだりという生きるエネルギーに溢れた行為でした。
多くの人が簡単に本を手に入れられるようになった今、本の持つ厳粛さは薄れ、読んでは捨て、あるいは売るという流れまでできあがっています。わたし自身、ほんの少しの小遣いを貯めて本屋さんに駆け込んだ日を思い出すと、今の気持ちはあのときの本に対する愛情にはとても及ばないと思っています。でも、だからこそそっと手に取って大切に読むという気持ちを持ち続けていたいのです。
「書店併設カフェ」はもしかしたら客寄せの一つなのか、それとも本気で上質のサービスと考えているのか、わたしにはわかりません。でも、これが本好きにとって「上質の時間」と考えられてしまうことは少し残念な気がしています。明るくて清潔な店内と整然とした棚、センスのよいポップ、そして何より本に対する知識と愛情を持つ書店員さんにいていただければ、それでもう十分です。
- 新着感想
『No.1レディーズ探偵社、本日開業』 アレグザンダー・マコール・スミス
- 思いつき
笹本稜平の『ビッグブラザーを撃て!』が『時の渚』よりも前に書かれた『暗号』の改題だったと分かって買ってしまいました。気づくのが遅いです。そして『帝都探偵物語 わたしが愛した木乃伊』も勢いで購入。「長編伝記探偵小説」とありますが、こういうジャンルはあるのでしょうか。でも、まだ文庫の方のシリーズを積んだままなので、そちらから順番に読むことにします。
『ボストン、沈黙の街』 ウィリアム・ランディ ハヤカワ・ミステリ文庫 読み終わりました。警察小説というよりも、青春小説のようです。ラストは確かに捻っていますね。これをどうとらえるか、違いが出そうな作品だと思います。
2003/09/23 (火)
- 思いつき 「森博嗣の影響」
みすべす掲示板で「森博嗣に影響を受けた作家」は誰かというご質問をいただきました。影響というと、登場人物に関わる部分では、三雲岳斗、浦賀和宏、佐藤友哉、それから科学系という部分で湯川薫を何となく思いつきました。違っているかもしれません。他にもティーンズ向けの作品にもありそうな気がしますが、守備範囲ではないので分かりませんでした。どなたか気づいたことがありましたら、教えてください。
少し驚いたのは、「森博嗣が」ではなくて「森博嗣に」となっているというところです。時代は変わります。
読書は『No.1レディーズ探偵社、本日開業』を読み終わりました。一つ一つの事件はとても短くて、ショートショートのよう。お茶を飲みながら読むにはよさそうな作品です。なるほどアフリカだと感じるところがいくつかあって、楽しめました。行方不明事件の真相には、ちょっとびっくりしますよ。こういう本が欧米では売れるのですね。
2003/09/21 (日)
- 思いつき 『街でいちばんの探偵』
昨日はレストランに出かけて娘の誕生日のお祝いをしました。駐車サービス券をもらうという理由で書店に寄ってポケミスの新刊を3冊、そして『街でいちばんの探偵』 司城志朗 を買いました。
司城志朗は前作の『存在の果てしなき幻』がとてもよい作品だったので、ときどき新刊が出ないかと気にしていた作家です。カバーの折り返しのところを読むと、前作以上に力を入れて書き、自信もある作品のようです。帰ってからちらっとページをめくったのですが、これがいけませんでした。そのままの勢いで読み終えてしまいました。 なるほど確かにこれは気合いの入った作品です。キャラクターが一見軽そうなので、楽に読めるのですが、ラストは心に残ります。ハードボイルド系でひねりの多いミステリ。子ども、特に娘さんを持つ方には響くと思います。
雨の中、アフリカを舞台とするミステリを買いました。『No.1レディーズ探偵社、本日開業』です。「アメリカで100万部突破!」とか「サバンナのミス・マープル」とか「ブッカー賞審査員特別賞」とかいろいろと書いてあるので思わずレジに持って行ってしまったのです。ほんの少しだけ、期待しながら読んでみます。
2003/09/20 (土)
- 新着感想
『死せるものすべてに』 ジョン・コナリー
- 思いつき
『死せるものすべてに』 ジョン・コナリー 講談社文庫 読み終わりました。エピソードはおもしろいのですが、全体を通してみると、少し弱い印象を受けます。こちらはデビュー作だそうですが、その後何作か出版され、今回登場した主人公の私立探偵もシリーズ化されているようです。翻訳されたら、もう一つくらいは読んで確かめてみたいと思います。
昨日は『ボストン、沈黙の街』を見つけて買ってきました。こちらもデビュー作なのですね。amazonではとてもよい評価を得ているようで、星がたくさん並んでいました。その他、『天正マクベス』と『本格的』を購入。ゴダードもあるので、どれから読むか、考えているところです。
2003/09/19 (金)
- 新刊案内
『街でいちばんの探偵』 司城志朗 カッパ・ノベルス 1000円

『ハヤカワ・ミステリ総解説』 早川書房編集部 1900円

『らせん階段』 エセル・リナ・ホワイト 1200円

『死者との対話』 レジナルド・ヒル 1900円

『ボストン、沈黙の街』 ウィリアム・ランディ ハヤカワ・ミステリ文庫 1000円

- 思いつき
kashibaさんの「猟奇の鉄人」でエリザベス・ピーターズを見つけて思い出した話です。
『「リチャード三世」殺人事件』が出たときに、『裸でご免あそばせ』が徳間文庫で出ていたことを知って書店を探しました。ところが10年前の文庫ですでに品切れ。ネット古書店で注文をしてようやく入手したのです。
2日後に近所の古書店に立ち寄ると、なんとそこには『裸でご免あそばせ』が帯つきの美本で並んでいました。もちろん値段も安いです。こんなことは普段はしないのですが、思わず買ってしまいました。
そして家に帰り、読み始めてみたのですが、ストーリーに覚えがあるのです。おかしいなあと思って物置に入りました。探すこと30分…。あったのです。10年前に新刊で買ったその本が。そんなわけで、エリザベス・ピーターズのその作品は、今家に4冊並んでいます。4冊目は、もちろんこの前出た『「ベストセラー」殺人事件』。同じ作品がこうして並んでいると、とても素敵…ではないですね。ちなみに「普通のミステリ読者の9割9分は区別がついていない」らしいエリス・ピーターズとエリザベス・ピーターズの違いはわかります。残りの1分に入っているのか、それとも普通ではないのか…。カドフェルも教養文庫と光文社文庫で並べているのですが、いかがでしょうか。
2003/09/18 (木)
- 新着感想
『魔法人形』 マックス・アフォード
国書刊行会の「世界探偵小説全集」45巻。これはいいですよ。
- 思いつき
講談社文庫の海外、ときどきおもしろい作品が出てくるので気をつけてみるようにしています。ジョン・コナリーの『死せるものすべてに』を読んでいるのですが、上巻が終わったところ。謎の殺人鬼「トラヴェリングマン」というのが出てくるのですが、姿を現さないまま下巻に突入してしまいました。怖いような怖くないような…。驚愕のラストを期待しています。来月は『月殺人事件』。スジャータ・マッシーというと『雪殺人事件』の続編でしょうか。
2003/09/16 (火)
- 新刊案内
早川書房のポケミス復刊です。『自宅にて急逝』と『アデスタを吹く冷たい風』は入っていないようです。発行部数が限られているでしょうから、お早めにどうぞ。
171『美の秘密』 ジョセフィン・テイ

220『曲った蝶番』 ジョン・ディクスン・カー

243『闇からの声』 イーデン・フィルポッツ

253『名探偵登場(4)』 早川書房編集部編

365『海軍拳銃』 フランク・グルーバー

404『強盗紳士ルパン』 モーリス・ルブラン

418『爬虫館殺人事件』 カーター・ディクスン

476『死の序曲』 ナイオ・マーシュ

492『自宅にて急逝』 クリスチアナ・ブランド
610『旅人の首』 ニコラス・ブレイク

646『アデスタを吹く冷たい風』 トマス・フラナガン
654『見ざる聞かざる』 ミニヨン・エバーハート

720『悪魔とベン・フランクリンン』 シオドア・マシスン

912『パリの狼男』 ガイ・エオドア

971『殺人を選んだ7人』 ロイ・ヴィカーズ

- 新着感想
『蛇棺葬』 三津田信三
講談社ノベルス9月の新刊です。ホラーだと思って読んでみると、実は本格の要素が含まれていました。解け残る部分もあるのですが、その気持ち悪さも含めてバランスのよい作品だと思います。感想をどうぞ。
- 思いつき
超自然だとか、すべては夢だったとか、そういう結末で終わるのが好きではないためか、ホラーを読むのは後回しになりがちです。一旦読み始めてしまえばすっと中に入り込むことはできるのですが、手に取るまでに時間がかかるのです。でも、久しぶりに読んでみて、いいなあと思える気持ち悪さに出会いました。いろいろ読んでみるものですね。
近所の書店を回ったのですが、『天正マクベス』と『本格』が見つかりませんでした。こういうときはネット注文です。一緒に、ポケミスの復刊もまとめて注文しました。残念なことに郊外の小さな書店には回ってこないことが多いのです。創元推理文庫の復刊フェアもまだ見かけていません。
2003/09/16 (火)
- 思いつき
政宗九さんにお返事をいただいてしまいまいた。ありがとうございます。「はてなダイアリー」、最近よく見かけるのですが便利そうですね。
日曜の朝から関節や筋肉が痛くなり、夜になって発熱しました。どうやら娘の風邪をもらってしまったようです。横になりながら読書をして過ごしていました。読み終わったのは、『安楽椅子探偵アーチー』、『スモールボーン氏は不在』、『四季 春』、『蛇棺葬』の4冊です。『安楽椅子探偵アーチー』は主人公が子どもなのでほのぼのしたミステリかと思っていたら、予想外に苦さがありました。続編を期待しています。『蛇棺葬』はホラーの中に本格が入り込んだような作品。もやもやとした気持ち悪さがよいです。密室からの人間消失が説明されるとは思っていなかったのでびっくりしました。これはいいですね。
2003/09/13 (土)
- 思いつき 「なるにや?」
思いついて更新。
「ピーターパン2」(楽しかったです)のビデオを返しに行くついでに書店に寄りました。そこでジャーロ3周年記念号を発見。「ミステリー文学館めぐり」がおもしろいです。乾くるみのエッセイを読んでネタ帳の話に笑った後、翻訳ミステリのチェックリストで「A」評価の本を確認。ほぼクリアしていました。嬉しかったのは、サラ・ウォーターズの『半身』が入っていたこと。サイトをお休みしていた時期に読んだので感想はありませんが、これ、傑作です。
一緒に買った「教育技術」を開いて眺めてみました。こちらにもブックレビューのコーナーがあるのです。何が出ているかと思ったら『ライオンと魔女』。なぜこれが出ているのでしょう。『ライオンと魔女』といえば世界の常識。これほど有名な本をなぜ教師向けの雑誌でレビューの筆頭に紹介するのか、謎です…というよりも悲しいです。
ところで、見出しに「ナルニヤ国ものがたり」とあったのですが、紹介されているのは岩波少年文庫版。「ナルニアじゃないの?」と思わず二階の書棚まで確かめに行ってしまいました。ちなみに、400字弱の中に「ナルニヤ」は4回も出てきました。気になります。
- 思いつき 「重い」
講談社文庫とちくま文庫の新刊を両手に抱えると、これが両手で持つにはぎりぎりの量。講談社は『密室殺人大百科』が分厚い上下巻。『江戸川乱歩賞全集』も一冊に二作品でいつもの通り二冊同時刊行。しかも今月の海外作品は『死せるものすべてに』と『秘められた伝言』がそれぞれ上下に分かれているのです。ちくま文庫は『香山滋集』と『古本極楽ガイド』だけのはずが隣に置いてあった『サバト恠異帖』まで持ってしまったので、不安定なことこの上なし。他にいくつかおもしろそうなものを積むと、荷物とのバランスをとるのは限界でした。
レジが空いているときを見計らって文庫のコーナーから歩いていくと、お客さんがすっと先に並んでしまいました。しまったと思ったのですが、置くためにこの量を持って戻るよりも、がまんした方がよいです。ただでさえこんなに抱えて目立ちそうなのに、妙な動きをしてはいけません。何とか臨界点に達する直前に台の上に載せることができましたが、腕がじいんとしています。店員さんが心配そうに「カバーはどうなさいますか」と聞いてくれました。でも、この山にカバーをつけるのはやめた方がいいと思う…ので、「けっこうです」と答えると、「おそれいります」とにっこりしてくれました。あの心配そうな顔は、カバーをつけるのが大変だと思っていたのですね…。「お願いします」と言ってみたら、どんな顔をしただろう、などとちょっといじわるなことを考えてしまいました。
書店にお勤めのみなさん、一度につけたカバーの記録は何冊分くらいですか。袋にカバーだけまとめて入れた、というのは無しにして。それから、どうかお店にかごを用意してください。袋くれたら自分で入れますから。
ふと気づいたら70万アクセスでした。いつもありがとうございます。細く、長く、地味に続けます。これからもよろしくお願いします。
アフォードの『魔法人形』、読み終わりました。本格好きの方は必読です。
2003/09/12 (金)
- 思いつき 「月の味」
娘2号(5歳)が発熱。夕方病院に連れて行きました。ふだんからおとなしい子なのですが、待合室では口も開かず、ずっとだるそうにしていました。薬をもらって車で帰る途中、空に月を見つけて、
「おつきさま、おおきい」
やっと口をきいてくれました。
「どんな味がすると思う?」
とたずねたら、
「おもったとおりの、すてきなあじ」
絵本で読んだことを覚えていました。まるい、大きな月で少し元気になった娘です。
2003/09/11 (木)
2003/09/10 (水)
- 新刊案内
『被告A』 折原一 ハヤカワ・ミステリワールド 1800円

『フランケンシュタインの方程式』 梶尾真治 ハヤカワ文庫 580円

『目を擦る女』 小林泰三 ハヤカワ文庫 580円

『チェイシング・リリー』 マイクル・コナリー 早川書房 1900円

『獲物のQ』 スー・グラフトン 早川書房 2000円

『ストレンジ・シティ』 ローラ・リップマン ハヤカワ・ミステリ文庫 880円

- みすべす楽天+文庫買い時
更新しました。
- 思いつき 「追われる男」
今日は6年生の移動教室最終日。夕方には戻ってきます。去年は山の頂上で『追われる男』を読んでいた子がいてびっくりしたのでした。あれからもう一年です。
『追われる男』はある人物を狙撃した男が、その組織からどこまでも追いかけられるという話。当時の人にはすぐ分かったのでしょうが、標的と動機は最後まで読まないと分からないようになっています。思い出したら、無性に続編が読みたくなりました。翻訳されるとよいのですが。
2003/09/09 (火)
2003/09/08 (月)
- 思いつき 「いわさきちひろ」
昨日は、ちひろ美術館に行ってきました。西武新宿線で、上井草の駅から徒歩5分くらいのところにあります。
1年前に改装を終え、広くなっていました。全館バリアフリーになったので、車いすを使われている方もたくさん来ていました。展示スペースも広いのですが、飾ってある絵の数は以前よりも少なくなっているような気がします。壁面が広いせいかもしれません。
家族で行ったのですが、ちょうど小学生は絵を見てオリエンテーリング(?)をする企画がありました。絵の一部が用紙にコピーされていて、それがどの絵のものなのかを当てるというものです。娘(1号)にはちょうどよいくらいのクイズだったと思います。
前に来たのが5年前。その前が10年前。なかなか時間がとれないのですが、絵本の原画をみせるのもよいものだと思いました。
2003/09/07 (日)
- 思いつき 「アリスのティーパーティー」
思いついて更新です。
コンビニで、「アリスのティーパーティーEX」というお菓子を見つけました。テニエルの絵を立体で再現したフィギュアが入っています。アリスの物語は好きなので、2つほど買って娘と一緒に開けてみました。中を見ると、どちらも「白の騎士」。でも、一つはフルカラーで彩色してあり、もう一つはシルバーの塗装になっていました。形は同じものでしたが、色違いなのでよかったです。それにしてもこの出来はすばらしく、お菓子として並ばせるのはもったいないくらいです。
そんなことを考えて二つ並べていたのですが、読書に取りかかろうとして『魔法人形』を読んでびっくり。21ページで「〈鏡の国のアリス〉の白の騎士を覚えているか」というせりふが出てきたのです。こんなところで三たび白の騎士にお目にかかるとは…。ちょっと楽しい出来事でした。
そういえば、フィギュアの説明書には岩波少年文庫を薦める分が印刷されていました。テニエルの絵のすべてが掲載されているので、見たい方はそちらをどうぞ、ということなのです。端の方に小さく書かれているのですが、これはいいですね。タイアップというほど大げさなものではありませんが、お菓子を買った人が興味を持つかもしれません。あまり本を手に取らない人でも、「岩波少年文庫のアリス」という目的を持って書店に出かけたら、そこできっと本との楽しい出会いがあるでしょう。わたしももう一度アリスの物語を読んでみたくなりました。
- 新着感想
『非情の裁き』 リイ・ブラケット
扶桑社ミステリーの新刊で、1944年の伝説のハードボイルド小説です。
- 思いつき
保育園のお祭りの帰り、娘たちと一緒に書店に寄りました。購入したのは『新本格謎夜会』、『蛇棺葬』と『僕たちの好きな宮部みゆき』。でも、どれも1冊ずつしか置いてありません。どうもこの書店、ノベルスの入荷が遅いし数が少ないのです。新刊文庫の棚を見ると、なぜか先月の光文社文庫が数冊並んでいます。この配置はどういうことなのでしょう。店によって入る時期が違うのか、それともただ並べてみたかったのか…。謎です。
家に帰ると、『安楽椅子探偵アーチー』と『ミステリーズ!』の第2号が届いていました。娘たちは王さまシリーズの新刊と、学研の図鑑「鳥」を買ってずっと読んでいました。お祭りに行って、本を読んで、とても楽しそうに過ごしています。
2003/09/06 (土)
- Mystery Best ???楽天ブックス このミステリが「買い」
更新しました。
- 新刊案内
【予約】『魔』 笠井潔 文藝春秋 1700円

こちらは、「本格ミステリ・マスターズ」の新刊の予約となります。
- 思いつき
昨日は炎天下のプールサイドに2時間立っていました。自分が泳ぐならよいのですが、教えていると消耗します。夜、本を読もうと思って開いたのですが、5分もしないうちに睡魔に襲われました。めずらしいことです。
本格ミステリ・マスターズの新刊が出ます。このシリーズは、今まで続けて買っていますが、質の高い作品が多いですね。今回が11冊目で執筆予定はあと19人。3分の1が出版されたことになります。全部並んだら壮観でしょうね。公式ページはこちらです。
2003/09/05 (金)
- 新刊案内
『四季 春』 森博嗣 講談社ノベルス 800円

『蛇棺葬』 三津田信三 講談社ノベルス 900円

『黒娘』 牧野修 講談社ノベルス 800円

『新本格謎夜会(ミステリー・ナイト)』 綾辻行人 有栖川有栖 講談社ノベルス 840円

- 思いつき
今日の新刊案内は講談社ノベルスの今月の新刊です。『四季』と『新本格謎夜会』がおもしろそうです。昨日は近所の書店を二軒回ったのですが、まだ入荷していませんでした。やはり都心の方が早く手に入るようですね。
『日影丈吉全集』と『魔法人形』が届きました。こういう本は小さな書店では置いていないので、ネット書店を利用する方が便利です。
電子辞書を買ってみました。シャープのPW-A8000ですが、これは電子辞書で初めて類語辞典を入れたものです。中身は角川の「類語新辞典」。まださわっただけなので、使い勝手はよく分かりません。少し遊んでみます。いつか、講談社の「類語大辞典」が入ったものが出るとよいのですが。
読書の方は、『非情の裁き』 リイ・ブラケット 扶桑社ミステリー を読み終えました。事件が予想以上に入り組んでいてびっくりしました。おもしろいです。
2003/09/04 (木)
- 新刊案内
『殺意の海』 山前譲・編 徳間文庫 590円

「釣りミステリー傑作選」の副題が付いています。収録作品は以下の通りです。
「幻の魚」 西村京太郎
「溯死水系」 森村誠一
「海の修羅王」 西村寿行
「鎌いたち」 久生十蘭
「寒バヤ釣りと消えた女」 太田蘭三
「谷空木」 平野肇
「眼の気流」 松本清張
- 思いつき
kashibaさん「猟奇の鉄人」の日記を見てにっこり。お元気そうで何よりです。『月の扉』、よかったですよ。
『殺意の海』を買って家に帰ると、『夜の皇帝/深夜の魔王』が届いていました。楽しみです。
2003/09/03 (水)
- 新着感想
『美しい足に踏まれて』 ジェフ・ニコルスン
全編「足」だらけの奇妙な作品です。変わったミステリがお好きな方はどうぞ
- 思いつき 「東京都と読書」
東京都では、読書に関するパンフレットを作成するそうです。内容は小学校から高校までの年間の読書指導計画や学校図書館の活用の仕方などが入れられるようなのですが、今までそういうことをする部署がなく、今年初めてチームが作られたそうです。というのは、パートナーがそのメンバーになり、教えてくれたのでした。まだ動き出したばかりだそうです。おつかれさま。
2003/09/02 (火)
- 思いつき
娘2号(5歳)に絵本の読み聞かせをしていました。ティモシーとサラのシリーズです。その絵本には花が出てくるのですが、ものだけでなく、やさしさや思いやりなど、心のあたたかさが平易なことばで表現されていました。見た目だけでなく、一生懸命育てた花、大切に育てた花はとてもきれいだということ。これはひとつの価値観です。小さな子どもにも分かりやすく、そういうことを教えてくれる絵本はとても大切なものだと思いました。
テレビや映画、時には実生活でも同じようなことを伝えられる場面はあります。でも、絵本のように何度も繰り返して再現することはできません。子どもにとっては、読んでもらって、自分で読んで、絵と文が同時に伝えられることで、どのようなことがやさしさ、思いやりなのかが具体的に分かるのです。これは考えてみれば重要なことではないでしょうか。
ニュースで報じられる事件を見ていて、時々、心が十分に育っていないのではないかと感じることがあります。そういう人たちは子どものころにどんな絵本を読んでいたのだろう、何を感じていたのだろうと考えてしまいました。
昨日はチャールズ・ブロンソンが亡くなったという記事を読みました。「大脱走」のトンネル掘り、「荒野の七人」の子ども好きなガンマン、「雨の訪問者」の謎の男、「レッド・サン」のギャングのボス……。好きな映画に出ていた俳優が亡くなるのは悲しいです。
読書は、『非情の裁き』の途中。『美しい足に踏まれて』を読み終えたのですが、これは「変な」ミステリでした。あとがきに、「ガーデニングをモチーフにしたミステリー小説のパロディ」が近日刊行されるとあり、こちらの方が気になりました。
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