< 支え >
8日の木曜日無事退院する事ができました。その足で、術前にもお世話になってい
た都内の施設に向かいリハビリを開始しました。

術後は痛みもなく良い状態が続いています。しかし、膝の中は予想以上に悪かった
らしく入院も何日か長引いてしまいました。今は患部に対して、とにかく余計な負
荷をかけないことが一番との事なので、入院中はもちろん日常生活でも割とのんび
り過ごしています。
それでも一昨日から始めたリハビリでは患部外のトレーニングで身体に刺激を入れ、
久しぶりに気持ちの良い汗を流すことができました。軽い筋肉痛が心地好かったり
もしています。                

土日はセンターが休みになってしまうので実家に帰っています。そこで管理人さん
からの郵便物を手にしました。中を開けて驚きました。それは皆さんからの寄せ書
きがびっしり詰まった段幕でした。すぐに広げて一つひとつの言葉に目を通しまし
た。“早く帰ってこい”“焦らずに治してください”などなど…。
メッセージを読んでいるうちに段幕を持つ手が心なしか震えてきました。へぇ、段
幕って以外と重いんだぁ、なんて照れ隠しをしながらも胸には熱いものが込み上げ
てきました。みなさん、本当に本当にありがとうございました。これだけの人達が
僕を待っていてくれてるとは全く思ってなかったです。

今回の手術に至るまでは正直自分に負けそうになることが何度かありました。もう
良くならないんじゃないか、サッカーができないんじゃないか。不安ばかりが頭を
よぎり、そんな自分が嫌になりさえもしました。
その都度自分自身を奮い立たせ復帰を信じて進んできたつもりです。でも結局みん
なの想いにまた救われました。戦ってるのは自分一人じゃないんだな、と。その想
いはピッチ以外の所でも同じなんだな、と。

今は痛みのない運動しかしていないので膝か良くなったのかどうかは正直わかりま
せん。でも、必ず復帰してまた仙スタのピッチに立てるという確信めいた気持ちが
ふつふつと湧いてきています。何の根拠もありません。いや、これだけの支えがあ
ればという大きな要因がそこにはあると思っています。

『ありがとう』以上の感謝の言葉が僕の中には見つからないので、いつも同じ言葉
になってしまいますがもう一度みなさんに言わせてください。本当にありがとうご
ざいました。そしてこのお礼はピッチの上でお返ししたいと思っています。

今夜は湘南戦ですね。この試合で前半戦が終わります。マルコス、ドドの退団は個
人的に悲しいニュースでした。二人が辛い時に何もしてあげられなかったので…。
色んな思いが詰まっていますが、サッカーの世界ではよくある事だし、選手ひとり
一人が今まで以上にやってくれる事でしょう。

僕も早くその輪の中に入って戦うべく、リハビリに取り組んでいきたいと思ってい
ます。これからも応援よろしくお願いします。
 From NABE
 (2004/7/10)