< 最終戦 >
11月27日、2004年の最終戦が仙台スタジアムで行われました。結果は1−1
でしたが僕にとって思い出に残る貴重な一日となったことは言うまでもありません。
試合に出ない時、通常は一番上のガラス張りの部屋で観戦するのですが、この日は選
手を送り出してからそのままベンチ裏に残ってゲームを見ていました。今までは観戦
しながらも「自分だったらこうするな」とか考えながら見ていたのですが、この日に
限ってはただただチームが勝つことだけを願ってまさに“応援”してました。
試合前のコールにはビックリしました。手を上げて応えたつもりだったのですが、い
つも以上に長くコールして頂くうちにだんだんと目頭が熱くなりました。

試合後は花束や写真を頂き、挨拶をする場まで設けていただいた事をこの場をお借り
してお礼申し上げます。本当にありがとうございました。僕レベルの選手がこのよう
な形で多くの方に最後を送ってもらえたこと、恐縮し頭の下がる思いと感謝の気持ち
でいっぱいです。
そして場内を一周した時のあの声援・・・。もう言葉では言い表せません。つくづく
自分は幸せ者だと痛感しました。
このクラブに来てサポーターの気持ちと存在の大きさに初めて気付き、自分以外の誰
かの為に頑張ろうと心から思えるようになりましたが、最後の最後まで励まし、支え
続けてもらいました。本当にただただ感謝です。

今後についてですが、まだ詳しい内容は決まっていませんが、このクラブに残りチー
ムのために尽力していくつもりです。あのピッチに立つ事はもうありませんが、選手
時代に成し得なかった“チャンピオン”と“日の丸”を目指して頑張っていきたいと
思っています。今までと変わらぬ応援をどうかよろしくお願いいたします。

この時期は選手にとって大変気をもむ、胃の痛い時期です。選手の宿命とはいえ一緒
に戦ったチームメートが去っていくのは僕にとっても辛い事です。ここでの出会いは
忘れずこれからも長い付き合いができればと思っています。

最後になりましたが現役生活の9年間、本当に本当にありがとうございました。そし
てこれからもどうぞよろしくお願いします。

 From NABE
 (2004/12/1)