富士急行
(2000年)

 

 

 富士急行と言いますと、富士急行とか観光バス、長距離バス等のバスのイメージが強いのですが、鉄道の方も山梨県の大月から、富士山の玄関口の富士吉田を経由して河口湖までの26キロ強の路線を所有しています。ただこちらの方は、急行とは名ばかりでスピードはかなり遅いような気がしますが・・・。

 最近では、マイカーやバスに押され気味で観光路線としては精細を欠いている感じがしますが、天下の富士山へのアクセス路線でもあるので、何とか頑張って欲しいものです。できれば大手私鉄のお下がりだけじゃなく、伊豆急「リゾート21」とか叡電「きらら」のような魅力ある新造車両を、少しでも良いから走らせて欲しいです(車体新造だけでも良いと思うのですが・・・)。

 さて、富士急行には10年ほど前にも、大学の合宿に行く途中に乗ったことがあるのですが、残念ながらこのときは写真は全く撮ってませんでした(多分)。その時はまだ湘南型の富士急オリジナル3100形や小田急のお下がり5700形、或いは旧型車両も健在だっかのかも知れませんが・・・。中央線にも何度も乗る機会があったのに、大月駅で途中下車して撮影することも何故かしませんでした。これらの車両を撮影することなく10年ほどが経ち、これらの車両も全て廃車となり、残っている在来車はオリジナル5000形2両1編成のみとなってしまいました。塗装も鮮やかな青地を基調とした鮮やかなものに変わってしまいましたが、今でも山岳路線ならではの急勾配と戦いながら頑張っています。ここにある画像は、2000年の夏に10年振りに訪問した際の記録です。(なお、このページのバックカラーは、富士急の以前の塗装色をモチーフにしています。)

 

 現在では在来車が殆ど廃車され、殆どの運用で元京王5000系の1000形系列が使用されています。ロングシートからクロスシートに改装されたものもあり、今や富士急鉄道線の顔として活躍しています。数年前に設定された特急「ふじやま」にも使用されています。

 京王時代のスマートさを残しながら、鮮やかなブルーに模様替えした姿は現在でも美しく感じられます。

 (2000.8月 禾生駅にて撮影)

 こちらが唯一残った、在来車の富士急オリジナル車両5000形です。登場当時は何かエポックメーキング的の要素が盛りこまれていたのか、その年のローレル賞を受賞したそうなのですが、今改めて見るとJRのキハ40形系列そっくりのようで、表見だけなら、どうしてこの車両がローレル賞なの?、という感じもしなくもないような・・・。メカ的には凄いものがあるのかなあ(メカには全然詳しくないもので・・・。)少なくとも長電OSカーや富山地鉄14760系辺りと較べると、時代に飲み込まれてしまったようなデザインしてますが・・・。

 現在では「ゲゲゲの鬼太郎」仕様を経て、このときは「機関車トーマス」仕様に塗装されていました。これだけでオリジナル塗装愛好者の私の気持ちを踏みにじるには充分なのですが、この調子で行くと、「クレヨンしんちゃん」仕様とか、「おじゃる丸」仕様とかが登場しそうで怖い・・・(あながちない話でもないような・・・)。このキャンペーンが終わったら、現在の塗装ではなく昔のスカイブルー+青の以前の塗装に戻して欲しい車両です。あの時のカラーリングは個人的には現在のものよりも好きです。

 (2000.8月 十日市場駅にて撮影)

 

 

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