1999年の暮れ、可愛いワンちゃんの訪問があった。腰を痛めて当院に通院している高橋 章さんの愛犬のマルチーズの「カールちゃん」だが、幼児用の歩行器カタカタを、前足2本で押して後足2本で立ち、音楽に合わせて、器用にカタカタと音を立てて押して走るのだから、かわいい仕草に駐車場は大騒ぎになった。名前を呼ぶと、振り返る動作がかわいい。祭の半纏を着て、ひょっとこの面を背中に背負い、祭ちょうちんと打出の小槌を飾りに提げている。童謡「かわいいさかなやさん」や都はるみの演歌に合わせてカタカタを押し、愛嬌を振りまく姿は、実に愛くるしい。今度の犬は、2代目だそうで、「こんど生まれてくる時は、口がきけるように生まれて来るんだよ」といつもカールちゃんに語りかける高橋さんである。
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