製造業ホームページの簡易診断
| 製造業ホームページ作成の基本は、納期、品質、コスト、技術力をPRすることです。 間違えても、企業紹介パンフレット・製品カタログをホームページにしたようなサイトにしてはいけません。最も重要なのは、ホームページを使って受注することにあります。 |
2001.7.24更新
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| 1.皆川彫金所 (三条市) 2001.7.16 2.相豊ハンマー (三条市) 2001.2.26 |
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| 1. | 皆川彫金所 (三条市) http://www.e-minagawa.jp/index.htm 総評 先日、Google対策で問い合わせを頂いた時に、フレームの撤去をお話し致しましたが、その後直ぐに撤去をされています。 **「やらずにできるわけが無い」をモットーに日々努力、改善をしています。** TOPページに記載されたその言葉には偽りは御座いません。 良い点 1.ページタイトルへのキーワードの挿入 機械彫刻・焼印・精密焼印というキーワードを挿入し、検索エンジンにかかりやすくしています。 2.焼印の使用例を入れ、リアリティを出しています。できればこの写真のうち、2〜3つをTOPページに焼印の使用例として掲載した方が良いと思います。 3.価格の掲載 製造業系のホームページでは、製品の形状によって見積り価格が異なることから、価格を記載していないことがよく見受けられますが、皆川彫金所さんでは、価格を記載しています。ただし、焼印の価格が¥5000〜になっている点を、もう少し詳しく記載されても良いと思います。例えば、参考例として、焼印の写真を掲載しそれに価格を記載したり、大きさと参考価格を記載したりもう少し工夫をされては如何でしょうか。 4.技術力のPR 設備のPRは製造業では、技術力のPRにもなります。それ以外に作業風景、作業工程を記載しても良いと思います。 5.地図の記載 新規顧客と取引する時に、立地条件は重要なチェックポイントとなります。そのために、現在のインターチェンジからの地図を記載することは、良い姿勢であります。できれば東京からの時間 都心から関越自動車道で3時間 東京駅から上越新幹線で2時間15分 などと入れては如何でしょうか。また、地図の中に、県央地場産センターや工技総研県央支援センターなどの産業支援機関を記載し、地場産センターの建物の写真をページの端に入れては如何でしょうか。産業支援機関の存在も重要な立地条件のポイントです。 6.リンク 相互リンクは重要な検索エンジン対策です。例えば、中村事務所のページが検索できないのは、gooとエキサイトですが、このうちgooでは、当事務所にリンクを貼って頂いているサイトが検索で出てきます。また、Googleは、有名なサイトからリンクを貼って頂くと検索結果が上位に表示されます。そのため現在リンクページを作っている点が高く評価ができます。更に、優良な企業であるというPRのために、公共機関・産業支援機関へのリンクを貼られても良いと思います。 改善課題 1.自社の顧客をより明確にしましょう。 自社の顧客をより明確にし、その顧客がホームページに来場を促すような検索エンジンへの登録、その顧客が来場したときにインパクトのあるTOPページにしなければなりません。コンテンツから見て焼印をホームページでPRし、焼印の新しい顧客の獲得を目指されているように見受けられます。もしそうであれば、TOPページを焼印中心にしたほうが良いと思います。そのほうが、より顧客に強いインパクトを与えることができます。また、検索エンジンにも登録しやすくなります。例えば、Yahooに現在登録できておりませんが、その原因の一つとして、素人には、TOPページだけでは何のページであるかわかりません。そのため、TOPページの情報量を多くすることが必要です。 2.納期・品質の掲載 製造業のホームページで最も重要なポイントが、納期、品質、価格と技術力の表示です。何故なら、企業の購買担当が最もホームページを見ており、また企業との取引では多くの場合が、最初のアプローチが購買担当からとなります。購買担当が、最も重視する点は、ページの美しさではなく、納期・品質・価格・技術力です。 納期 現在の納期を記載します。情報公開となりますが、自ら業界で納期No1となる決意表明ともなります。焼印のページで納期が記載されていますが、TOPページで納期・品質・コストをPRするようにしたほうが好ましいと思います。 品質 ISO云々と記載することもありますが、皆川彫金所さんの場合は、お客様の声のページを作っては如何でしょうか。ネットだけではなく、既存でお取引しているお客様にインタビューして少ずつ記載すれば良いと思います。インタービューによって、自社の問題点などが見えてくることもあり、また既存お客様もインタビューをされることにより、皆川彫金所さんがお客様を大事にする企業であるという印象を持ちます。また、それをインターネットで公開することにより、お客様第一、品質重視の企業である印象を広くPRすることができます。 |
| 2. | 相豊ハンマー 2001.2.26事務所ニュース http://www2.ocn.ne.jp/~aitoyo/index.html 総評 一般消費者向けでないページとしては、約10ヶ月で3429人は、相当な評価を受けているページであると推察します。15歳以上65歳未満の人口86,758千人に対して、相豊ハンマーの顧客が属している建設業就業者数は、6,530千人です。一般の消費者を相手にしているページに換算すると、45,000人程度の来場者になります。販売にまでなかなか繋がらないかもしれませんが、現在の状態でも相当な宣伝効果があると考えます。 良い点 1.TOPページの写真が大変良いと思います。容量を抑えた少し小さめの写真をTOPページに載せ、それをクリックすると拡大した全体像が写り、更にクリックするともっと拡大した写真が写っています。TOPページの小さな写真では、魅力が伝えられない!全体像を画面一杯に移しても、その良さが伝わらない。更に拡大して、細部まで見て良さが分かる。職人の思いが、写真を通じて伝わってきます。 2.独自の製品保証「相豊ハンマー保証制度」の記載から、良質な道具であることがうかがえます。品質を強くPRするために、TOPページに保証制度を記載しても良いと思います。 3.相当な情報量が記載されています。独自の情報提供もそうですが、「三条鍛冶の技」へのリンクを上手く使い、更に情報量を多くしています。また、それにより大工道具全般の情報を補っています。今後、顧客が望む情報を前面に出していくように心がければ更に良くなっていくと思います。例えば、玄能・金槌に要求される条件(7つ)については、TOPページに記載しても良いと思います。 4.電話・FAXでの注文受付も行っています。ホームページを見てメールで注文することに抵抗がある方もいます。そのため、電話・FAXでの受付は不可欠です。 5.通常3日での発送を記載し、スピーディな配送であることをPRしています。届日から行くと4〜5日になるのでしょうが、3日の文字は読み手からみて短く感じます。また、小売業でない方が3日で発送することは意外とたいへんであるため、努力されていることがわかります。 改善のポイント 1.ターゲット顧客と店のコンセプトをもう少し関連させては如何でしょうか。例えば、ブランド名「藤六」を使う人は、どのような方か深く考えては如何でしょうか。中学卒業してすぐに建築の世界に入り、何年もかけて技を磨いてきた人なのか。おそらく、このような方が現在の顧客であると思いますが、インターネットをあまり使わない人たちであると思います。また、そこそこの学歴で大工さんになった方なのか。それとも、プロに憧れているサラリーマンの方なのか。インターネットで、商品を購入することが多い方は、「プロに憧れるサラリーマン」ではないかと思います。仮に「プロに憧れるサラリーマン」に販売するのであれば、「藤六」がプロのブランドであるウンチクをTOPページに書かれても良いと思います。今のページは、どちらかというと「藤六」の良さを分かっているプロの方向けのページであると思います。 2.鍛冶屋の掲示板を良く書き込んでいます。これだけの書込みを続けられていることにより、相田さんの真面目さというか、職人気質 が伝わってきます。但し、書込み者が限られていますので、閉鎖的な仲間内のホームページという印象もします。そのため、掲示板とするよりも、「職人のつぶやき」のような表現のほうが良いのではないかと感じます。 Q&A Q1 WEB上で今後は1社で対応していくことが、非常に難しいといわれ、数社で協力していく体制が必要とされています。同業の鍛冶屋さんと共同で取り組んでいること、若しくは取り組みたいことがあればお聞かせ下さい。 A1 現在鍛冶屋の交流グループ「三条名匠会」を立ち上げ共同で展示会等に出品しておりますが、将来的には会員全社にHPを立ち上げていただき、補完しあいながら集客及び受注に結びつけていきたいと考えております。現在では相豊ハンマーの頁のトップページにリンクをはっているのみですが、準備でき次第もっと全面に出します。 Q2 個人で作られたページであると伺ったと思いますが、相当なレベルのページであると思います。どなたか、協力して頂いた方がいますか。 A2 お褒めいただきましてありがとうございます。鍛冶職人の勘を頼りに一人で作り、また運営をしております。 Q3 新潟県全般の地場産業の衰退が言われていますが。行政に対して、若しくは消費者に対して望むことはございますか。 A3 特別ございません。それよりもこちらで出来ることがまだたくさんあると思いますので、地道に努力していきます。 |
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2001.7.23 中小企業診断士中村公哉事務所
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