トロント日記あれこれ
2000.11.15
先週の地元紙に、We are number one in cyberspace
という誇らしげな記事がビジネス面を飾っていました。
Computer Industry Almanac という団体が、1999年度の
国別の人口に占めるインターネットユーザーの
割合ベストテンを公表したようです。
1 カナダ 42.8% (7)
2 スウェーデン 41.4%(8)
3 フィンランド 40.8%(1)
4 アメリカ合衆国 40.6%(4)
5 アイスランド 40.3%(3)
6 デンマーク 39.5%(10)
7 ノルウェー 37.9%(2)
8 オーストラリア 34.3%(5)
9 シンガポール 31.1%(9)
10ニュー・ジーランド 26.5% (6)
(カッコ内は1997年度の順位)
カナダがトップに立ったのは喜ばしいことなのですが、
何か腑に落ちないことが。。。そう、15位まで含めても
日本が登場しないのです。富士通、NEC、東芝などの
世界に冠たるパソコンメーカーを抱えながら、なぜなのでしょうか?
14位、15位にそれぞれ台湾、香港が登場しますので、
別にアジアが除外されているわけでもないようです。
自分なりに理由を予想してみました。
(1)PCの普及は都市に偏っていて、地方まで行き渡っていない。
(2)学校、企業でのPC利用が中心で、家庭への普及は実は遅れている。
(3)電話代、プロバイダーを含めた料金が異様に高すぎる。
(4)(3)と関連して、DSL、ケーブルを含めた高速サービスの普及が遅れている。
(1)はインターネット視聴率センターの調べでも、都会では30%前後、
町村部では18%前後にとどまっているとのこと。
(3)はOECDの資料ですが、月20時間利用した場合のプロバイダー+電話代は
日本は61.04米ドル。カナダの29.74米ドル、OECD各国の平均43.93米ドルに比べても
異様に高い値段になっています。
ちなみにカナダの電話代ですが、月20ドルの固定料金を除くと市内アクセスポイントまでの
料金はどんなにつなげても文字通りタダですからね・・・
この差は私のようなヘビーユーザーになるともっと顕著になると思います。
(ISDNを使っていたときの電話代金は月15000円近くだった)
(4)はDSLのユーザーが日本では(私の記憶では)まだ2000人、北米の2千万人の
比較になりません。まだまだケーブルテレビも日本では主流ではありませんし・・・・
というわけで、私の帰国する二年後までに環境が変わっているといいなと期待しつつ、
そうでないと、インターネット中毒になってしまったためにカナダを
離れられなくなってたりして・・・