岩手県 鹿踊りの郷土玩具
以前からこの1枚の写真に異常なまでのかっこよさを感じ、ずっと興味を抱いていました。
300年余りの伝統を持つ岩手県の代表的な郷土芸能、鹿踊り(しし おどり)。
現在は8人一組になって踊るのが基本のようで、(100人で演じる百鹿大群舞というものもある)腰の前に太鼓を付
け、背中には「ささら」と呼ばれる割竹で作った一対の装束を立てて、鹿角を付けた頭を被る。
身に着けた装飾などの重さは15キロにもなるそうだ。踊りにもかなりの種類があり、(一つ挙げると、太鼓を鳴らし、
頭を振りながら跳ね、念仏のような唄を歌う)盆の時期に祖霊供養、秋には五穀豊穣を願う為に行われる。

鹿踊りの由来は色々と説があるようですが、昔から神の使いであった鹿に対する畏敬の念自然信仰と深く関わり
があったと思います。



さて、本題の鹿踊りの郷土玩具です。
大きさは20センチくらいのもので、素材や塗り方、出てきた所からして昭和30〜40年代の物と思います。
(かなりアバウトですが(^^ゞ
一刀彫で作られた体には動きがあり、ささらも立派に立ち、彩色が鮮やか。
特に喉元の白い塗装には、勢いがあって、とても気に入っているところです。
たっぷりと漬けた塗料を迷いなく塗っているのが見ていて気持ち良いです。

この写真のもの、本来はささら1本と角が2本取れて無かったのです。
私が似たような素材の木で作りました。




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