
随分と前の話になりますが、イギリスの”eliseparts.com”から
幾つかのパーツを輸入しました。

水冷オイルクーラーキット。£ 265.00
通路長と取り付けのし易さなどから水冷を選択。
実はエンジン通過後のクーラントで冷却するものの、
サーキット走行では油温が130度(メーター読み)で安定する
この車ではそれでも良いかと。

サーモスタット移設キット。£ 99.95
エンジン通過後のラジエーターホースを切断してこいつをかませる。
左側がエンジンの方向。
ノーマルのサーモスタットはエンジンに流入する一番最初の部分に取り付けてあるので
エンジンが暖まると、冷えたクーラントがエンジン内へ一気に流入する。
冷却通路の短いFF車ではこれでも良いのだが、いかんせん車をぐるっと囲む程
長いこの車では、場所によって結構温度差がある。
構造的に急激な温度変化に弱いKエンジンではこれは禁物(特に冬)。
というわけで購入。
ちなみにこいつのサーモは82度。

オルタネータ遮熱板。£ 34.95
Kエンジンのアキレス腱の一つであるオルタネータ。
既にうちの車はベアリングを交換している。
特に熱に弱いながらEXマニホールドの隣であるので良いはずもない。
よって購入。
ただ、オルタネーターを外す必要があり時間的な制約から
今回の装着はパス。

ポリカ製ドライビングカバー。£ 24.95
特に説明もいらないか。
飛び石対策。


これは国内で購入
160やエクシージュの純正オイルブロック(写真右)
写真左は水冷オイルクーラーキットの付属オイルブロック。
ケムンパス様のHPなどで知られているとおり
真ん中のボルトが折れるそうなので対策部品として購入。
写真右のイモねじを外して油圧センサーを装着。
純正のオイルプレッシャースイッチは取り付け場所がないので撤去。

さて作業開始。
まずはクーラント、E/Gオイルを抜きます。


今回も例によってマニュアルがないのでディーラーのメカニックだった
昔を思い出しながら手探りで作業。
やはり一つ一つ考えながら作業するので
効率悪い事この上なし。


サーモスタット。
写真右が外したところ。
サーモスタットは非常にややこしい所にあり、
工具が入らず交換しずらいったらない。ホントに。
吸気ファンネルを外して場所を作って・・・と言うふうに一々考えながら
作業したので外すのに小一時間かかった。
とりあえず外すだけと思ったのだが、
シールもあることなので、サーモ部分をくり抜いて元の位置に戻す。
これだけで3時間。先は長い。

オイルブロックの交換。
ノーマルのホースエンドサイズが違うのでキットの物と交換。
液体ガスケットを塗って装着。
オイル周りの作業は比較的淡々と進む。


エンジン出口側のラジエーターホースを抜いて
オイルクーラーを納める為にシリコンホースを切断。

オイルクーラーを装着してオイルホースを接続。
ヨシムラのEXマニの為か、ホースの長さが非常に厳しい。遊びの部分が殆どない。
仕方ないのでホースとEXマニの当たる部分に断熱材を巻いて対策。
夕方から作業を始めてこのあたりで翌朝4時。
そろそろ嫌気がさす。

エンジンから出たラジエーターホースの車体側直前で
ホースを切断し、サーモスタット移設キットを取り付け。

この後E/Gオイルを入れ(WAKO'S 4CR 5W-40)
クーラント(ビリオンクールウォーター)
を入れ、エンジンを始動。オイル、クーラント漏れのチェック。
(っていうかある事に気づく)

これがエリーゼの冷却水路図。
○の部分がサーモ移設キットのある場所。
さて、ここで移設したサーモスタットの
作動原理を考えてみる。

エンジンが冷えてる場合、矢印のように
クーラントが循環する。
要するに、ヒーターコアへ流れる通路を利用してクーラントを循環させ、
埋め込まれたサーモスタットを暖め作動させるわけだ。
ちなみにうちの車にはこんな物が取り付いている。

Witham Cars Original Heater stop Valve
と言う事は・・・
il||li _| ̄|○ il||l
サーモスタットがエンジンから離れて離れた位置にある為、熱伝導によるサーモスタットの
温度上昇は殆ど望めないし、ウォーターポンプがエラいことに・・・。
ついでに言うとサーモの位置と水温センサーの位置関係上、メーター読みで120度近くにならないと
サーモが開かない為、非常に心臓に悪い。
夕方から作業を始めて翌朝9時。
しかし、元々のサーモスタットは既にくり抜いてしまった為、一時的処置として
全身クーラント漬けになりながら移設サーモスタットを取り外し、分解、サーモスタットを抜き
とりあえず水を注入し泣きながら帰宅。
何の為に手に生傷一杯作って長時間作業したのか、
そもそもこんな事先に気づけよという自分への大ツッコミもあり
傷心の為
帰宅後爆睡。
車はしばらく放置・・・
そして
ようやく作業再開

と思ったら
放置プレイのため
バッテリーがすっかり上がりきっており、
ジャンプw。
でも上がりきって放置なのでバッテリーが起きてセルスタートするようになるまで
ジャンプしたまま
20分かかる。

結局サーモスタットは元に戻す。
新しいサーモは前回と同じく82度。
ただ、フルコンの設定上、水温を87度以上にしないといけないので
冬のオーバークール対策もあり
後日ノーマルに戻す予定。

流石に2度目の交換だけあって作業も速攻。
ちなみにこの後ファンネル取り付け位置のアルミ板も外し
ようやく手が入る。

1番と2番のスロットルのちょうど下あたりがサーモの位置。
とにかく手が入らない。
3カ所のボルト止めで、そのうち一本が超鬼門。
この後、改めてクーラントを入れて
ホースの漏れチェック。
そして終了。
お陰様で油温はかなり安定するようになりました。
ちょうど70度程。
エンジン出口からの冷却水で冷却するのでどうかなーなんて思ってましたが
案外・・・と言う感じです。
次回は”格安バッテリー交換術”の予定
予算は4000円w