■うずまき
(ビデオ)
・2005/04/04
[作品紹介]
●
伊藤潤二原作のB級不条理ホラー
●《うずまき》を巡って巻き起こる支離滅裂な事件の数々。螺旋階段、ナルト、洗濯機、カタツムリ、カールされた髪、タイヤが…、こ、怖い!
(^^;
[感想]★★★☆☆
<ネタばれ注意>
◆不条理ホラー
黒渦町に吹いた生暖かい風。一人の男(大杉漣)が《うずまき》に取り憑かれる。カタツムリを執拗にビデオに取り、みそ汁の具のナルトを夢中で食べる。息子に《うずまき》コレクションを捨てられると激怒、「まぁいい、《うずまき》はものだけではない」と左右の目をぐるぐると別々に回し始める。…一体なんなんだこれは?
(;¬_¬)
最後は洗濯機の中に自ら入り《うずまき》になって死亡。火葬場で彼が煙になるのを見ていた妻(高橋惠子)は、煙が《うずまき》を見て絶叫。以来《うずまき》恐怖症になり、ケーキの上のクリームの形も恐れ始め、指紋を削り、やがて自分の頭の中に三半規(カタツムリ)管があることに気付いて…。
(_´Д`)
◆感情の隙間
商業作品としては失敗していると思います。主役2人の演技は稚拙(ちせつ)、ベテランの演技は空回り、不気味で意味不明の展開、落ちもなく突然終わる物語。(狙ってそうしてるのでしょうが)
でもそれらを差し引いても余りある、個性がこの映画にはあります。例えば、煙が《うずまき》を作るのを見て絶叫する妻の目は、まるで少女漫画の主人公のように2倍の大きさになります。怖がるのところなのか、笑うのところなのか、どう反応したらいいのかわからない、この持て余す感じ。感情の隙間を付かれるもどかしさ。
(*_*) キュー
螺旋階段から投身自殺したクラスメート、笑っている顔を中心にカメラがぐるぐる回ります。桐絵に付き纏うストーカー(阿部サダヲ)は、振られた腹いせに車に飛び込みタイヤに巻かれ死亡。カールした髪が伸び続け、電線に巻きついて死亡する恭子(佐伯日菜子※映像なし)。体の水分が増え、背中に貝ができ、校舎を登るヒトマイマイなど等。まだ表情を準備してない感覚ばかり、ぜひとも原作を読んでみたいものです。
◆うずまき探し
と、いう訳で私の《うずまき》原作本探しが始まりました。BookCafe方南町店(マンガ喫茶)、青山ブックセンター、マンボウ新宿本店(マンガ喫茶)、紀伊国屋書店新宿南店、紀伊国屋書店新宿本店Forest…、結局ありません。紀伊国屋南店では書籍検索ができ、本店にはあるとの情報でしたが、行って見るとちょうど売れたばかり。その他古本屋も当たりましたがありませんでした。入荷するとすぐに売れてしまうのだとか…。メジャーではないが、結構コアなファンがいるみたいです。結局、《富江》と合せてインターネットで注文してしましました。早く来ないかな。
o(^-^)o
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うずまき
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[資料]
Copy/気持ち悪くて、気持ちいい
原作/伊藤潤二
監督/Higuchinsky
脚本/新田隆男
撮影/小林元
音楽/鈴木慶一、かしぶち哲郎
♀五島桐絵/初音映莉子
♂斎藤秀一/フィーファン
♂斎藤敏夫(秀一の父)/大杉漣
♂斎藤雪江(秀一の母)/高橋惠子
♂五島泰雄(桐絵の父)/諏訪太朗
♂山口満(ストーカー)/阿部サダヲ
♂田村一郎(新聞記者)/堀内正美
♀関野恭子(クラスメート)/佐伯日菜子
♂二田巡査/でんでん
♀TVレポーター/シン・ウンギョン
1h30 2000年、東映