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ナンディ旅日記 
 

インドあれこれA to Z 
accha(アッチャ):インドへ行くと、州によって言葉が変わるのでなかなかヒンズー語を覚えられなくて困っているナンディ夫婦 が1番最初に覚えた言葉です。決して「あれれ〜」というような意味ではなく、「OK」とか「わかった」という意味で使われます。「インド門までお願いしま す」「アッチャ」という具合。「アッチャ」と言いながら、首を横に振って肯定の意を表わします。横といっても「いいえ」のように振るのではなく、どちらか というとこくびを傾げるという感じです。最初の内はこのボディランゲージが分からなくて、何にも言わずにこの動作をすると「YESなんかNOなんか 〜?!」 と思ってしまいました。またリキシャで「どこどこ行って」と言って、「アッチャ」と言われたからといって、ちゃんと着けるかどうかは別問題。道を知らなく てもとりあえず走り出し、あっちこっちで止めては人に聞く始末。直線距離で行きゃあ5分のところを、ぐるぐる回って15分ぐらいかかるのは当り前。それで も値段は事前交渉してるので、きっちり払って、不服そうな顔をされても、知らん顔してそそくさと立ち去るのがコツ。1度ニューデリーのコンノートプレース でオートを拾ってインド門へ行こうとしたら、動物園まで連れて行かれて「ここだ」で押し切られてしまったこともあります。話を戻して、いろんな言語が存在 するインドにあっても「アッチャ」は結構全国どこでも使われていたように思います。ヒンズー語会話に関する本を見ていると「はい」は「ハン・ジー」か 「ジー・ハン」と書かれているものが多いのですが、一度インド人と話した時にこれはラジャスタンかどっかの方言だと言われたことがあります。そのインド人 が正しいかどうかは不明ですが、「はい」も「アッチャ」でいけるし、「アッチャ」一言で結構いろいろ使えるので、覚えておいて損はないと思いますよ。 

B beer(ビアル):インドでは、なんとなくお酒は飲んではいけない雰囲気がありま す。イスラム教は飲酒を禁じていますし、ヒンドゥー教でもあまり好ましくないとされています。グジャラートやハリヤーナーのように完全な禁酒の州もありま すし、聖地やベジタリアンが多い地域では、ビールを置いているレストランも少なくなります。だがしかし! 酒好きのナンディ夫婦としては、暑いインドで1 日中歩き回ったり、辛い料理を食べるときにはやっぱりビールを飲みたい! まずガイドブックで、「ビールを置いている」というレストランを探す。あるかど うか分らなければChinese Restaurantをトライしてみる。などなど、いろいろ涙ぐましい努力を続けていました。酒屋があれば、冷えたビールを買って、屋台でシシカバブとサ モサを買って、ホテルで食べるというのも1つの手です。1番びっくりしたのはボンベイで、生ビールを置いているバーを見つけた時。しかも店自体がオープン な感じで、インド人もわりと普通の感じで飲んでいます。こういうのは例外で、レストランでは皆こそこそ飲んでいる人が多く、照明が暗い(というかほとんど 見えない)様なところもありました。ティーポットにビールが入ってきたり、注ぐとビンをさっとどこかに隠し、グラスが空いた頃にまた注いでくれたりと、飲 んでても罪悪感があったりしたこともあります。また、こっちは早く飲みたいのに、ビールをワインのように捧げ持って"May I open it?"などと聞かれた日には「早く開けんかい!」と突っ込みそうになります。昔はビールといっても冷えてないものが多かったのが、最近は冷蔵庫の普及 で、結構冷えたビールが飲めてカンドーします。ただ、ラダックのように高地の場合は、高山病との兼ね合いで危険だと脅かされていたので、涙をのんで我慢し ました。 
ビールの銘柄としては、日本にも入っているGolden Eagle、King Fisher、Black Labelの他に、Sun Lager、London Pilsnerや度数が8度ほどもあるThunderbolt(Superstrong Lager Beerと書いてあった)などかなり種類が豊富ですが、地方によって飲める銘柄と飲めない銘柄があります。ちなみにNANDI夫のお気に入りはKing FisherでNANDI妻のお気に入りはLondon Pilsnerです。 
インドのお酒としては、ビールの他にワインも飲んだことがあ りますが、デザートワインのように甘いので、食事にはあまり合いません。でも寒い場所で飲むと、身体が温まるので、ダージリンなどでは重宝しました。その 他地方によってapple wine(リンゴ酒ですが、ドライシェリーのような味)やcoconut liquor(ウィスキーに近い味)などがあります。 
お酒を飲むと、食事代と同じかそれ以上のお金がかかります が、こればっかりはやめられません!  

 chai(チャイ):インドへ行くと必ず出会うのがこのチャイ。ミルクでやや濃い目 に煮出したものですが、ほとんど葉っぱの形を残していないダストと呼ばれる紅茶の葉を使います。ナンディでもいろいろ試して作ってみたのですが、ダージリ ンのように香りがよい葉を使うと、かえって葉自体の香りが邪魔してあまりチャイらしくなりません。ナンディでは、ミルクで煮出しただけのものがプレーン チャイ、シナモンなど4種類の香りのスパイスを入れたものがマサラチャイ、ミントの葉を一緒に入れて煮込んだものがミントチャイ、おろしショウガと砂糖を 入れたのがジンジャーチャイです。私たちはインドではアイスチャイには出会ったことはありませんが、さらに濃い目にして氷で冷やしたアイスチャイもナン ディでは人気です。ご家庭でも、シナモンやカルダモンなどをいれると、それっぽくなります。初めてインドにいったとき、飛行機のチケットのトラブルで、日 本で紹介されていたデリーの旅行代理店に何度か足を運んだことがあり、そこで出していただいたチャイがすばらしくおいしく、今考えるとカルダモンで香りを 付けていたような気がします。 
飲み方や器も、地方や店によっていろいろあり、素焼きの小さ な器で出してくれる場合は、飲み終わった後、道端に割ってしまうこともあります。普通のカップアンドソーサーで出てきた場合は、カップからソーサーの方に 入れて冷まして飲んでいる人がいます。インド人は猫舌なんじゃないかな〜と思います。南インドでは、受け皿がかなり深く、カップから受け皿に、またその反 対にと中身を移しながら、冷まして飲みます。こうすることで、砂糖も混ざり、スパイスを入れている場合は香りもよくたちますが、この容器はたいていがステ ンレスなので、気を付けないとヤケドしそうになります。ナンディでも一時この器でお出ししてたのですが、めんどくさいと言う意見もあり、今では耐熱ガラス のコップを使っています。常連さんの中には南インド風の方が好きとおっしゃる方もいてくださるので、器はまだ置いてあります。興味のある方は次回南インド 風でとおっしゃってください。 

D drug(薬):旅行に出ると心配なものの一つに病気があります。旅先で薬を探す手 間を考えると、一応はそろえて持っていこうかということで、ナンディ夫婦は一式持っていきます。つまり、風邪薬、胃腸薬、傷薬、目薬。目薬までと思われる かもしれませんが、インドはホコリっぽいので結構眼にごみが入ったりします。一度大きなごみがなかなか取れなくて難儀したことがあるので必ず持っていきま す。向こうで探して(また目薬(eyedrops)という単語を度忘れして、説明するのにさらに難儀しました)、買ったのはよかったんですが、すご〜くド ロ〜っとしていて、こんなもん目〜にさしても大丈夫なん?と思ってしまいました。しかも日本のようにスポイド式などではなく、ガラス棒から垂らすのです。 全然すっきりしないけど、ないよりマシというような代物でした。また、生水の心配があるので、最初の頃はPUREという水の浄化剤も持っていったりしてた んですが、身体にも悪そうだし、面倒なのでやめました。また、どういう具合なのか飲み薬は現地で買ったほうがよく効くというのがあって、一度ネパールで風 邪で熱を出して、日本から持っていった抗生物質も熱冷ましを飲んでも3日間ぐらい下がらなかったのが、ホテルの人に買ってきてもらったアスピリンでたちま ち治ったという経験もあります。まあ下がり時だったのかもしれませんが、似たような話はよく聞きます。 
次に「ドラッグ」ですが、インドではヨガの行者が修行で使っ たりするので、比較的手に入りやすかったり、政府公認のガンジャ(大麻)ショップがあったりします。カルカッタのサダルストリートなどを歩いていると、日 本語で「オンナ〜? ハシシ〜? チェンジマネ〜?」としつこく聞いてきたりします。ただ近年は取り締まりが厳しくなり、インドでもネパールでもかなり厳しく罰せられたりします。売人と警 官がグルで、現場をおさえられて賄賂を要求されるという話もよくあります。ネパールからの帰国便で一緒になった日本人の話ですが、その人がポカラ−カトマ ンドゥの便に乗るとき、普通は荷物チェックなどおざなりなのに、ある日本人夫婦だけやけに調べられ、麻薬所持の現行犯で逮捕されたそうです。完全にはめら れたパターンで、その後、賄賂で許してもらったのか、刑務所に入れられたかは分かりません。どちらにしても楽しむための旅行がだいなしですね。 

  electricity (電気):インドでは以前よく停電していました。今でもあるが、前よりはしなくなったような気がします。初めてインドへいったときに、カルカッタの Airport Ashok Hotelに泊まったときに初めて停電にあって、こんな都会の、こんないいホテルでも停電するんだとびっくりしました。このため、インドへ旅行し出した当 初は必ずろうそくはバックパックに入れていました。ネパールなどでは、曜日、時間によって、地区ごとに計画的に停電があります。今までで一番よく停電した のはレーで、これも停電と言うよりは、電力供給をストップさせているのかもしれませんが、私たちが泊まっていた間、昼はたいていが電気が来ていなくて、夕 方になって、近くの発電所から煙が出ると、あ〜、もうそろそろ来るなという感じでした。泊まっていたホテルがまたさらにそこだけ停電になり、さらに停電に なると、給水ポンプが止まるので、水まで止まるというありさまでした。そんな感じで断水になったとき、隣の部屋のイギリス人が、まさにシャワーを浴びよう としてたか、石鹸まみれだったかどちらか忘れましたが、悲惨なことになってました。こんな状態なので、レーに限らずインドでは自家発電の機械を備えている 店やホテルが多く見られます。また、節電のため、ホテルの部屋の電気が、キーホルダーを所定位置に差し込まないとオンにならないところもよくあります。外 に出ている間に洗濯物を乾かそうとファンをつけっぱなしにしたいような場合、すごく困ります。でもそれだけ電気が貴重だってことですよね。日本に帰ってく ると、こんなとこまでと思うところまで電気がこうこうと灯されており、思わずもったいないな〜と思ってしまいます。 

film (インド映画):インドへ行ったときの楽しみのひとつに映画があります。ひと頃『ムトゥ 踊るマハラジャ』でインド映画が日本でももてはやされていましたが、最近は特に関西ではインド映画がなかなか来ません。東京ではビデオも結構レンタルされ ているらしいのですが、やはり関西ではそれもほとんどありません。インド映画と言えば、歌あり踊りあり、笑いあり涙あり、アクションありと、1本でいろい ろな要素がてんこ盛りの一大エンターテイメントと言えます。歌と踊りは必ずあるので、インドの観客もそれを楽しみに来ていたりするのですが、ここでこの人 がこんなダンス、こんな衣装で踊るか〜? 確かこの人殺し屋やったよな〜ということも多々あります。踊っている間に衣装は変わるわ、背景は変わるわで、飽きさせません。エッチな場面はご法度で、キ スシーンもあまりありません。でも雨の中を2人で踊って、薄布のサリーが身体にまとわりついて、というような感じで、あからさまに描写するよりも、よっぽ どセクシーということもよくあります。今まで見たなかでは、6割方ハッピーエンドなんですが、行き当たりばったりで映画館に入ると、時々救いようもなく暗 いエンディングの場合もあります。地元の人がたくさん行っているような映画や、長い期間やっているような映画なら大丈夫でしょう。日本と違って、地方都市 などでは、毎週やっている映画が変わったりするので、来週行こうと思ってたら次の映画になっていたりします。また上映時間が長いのもインド映画の特徴で、 4時間ぐらいはざらです。間にintermission(休憩)が5分ほど入るので、その間にトイレに行ったり、冷たいものを飲んだりします。ボロい映画 館だと、いくら暑くてもクーラーなどなく、扇風機が暑い空気をかき混ぜるだけ、というようなところもあるので、この休憩で外の空気を吸いに行きます。映画 館は全席指定で、1階より2階のほうが値段が高くなります。都市によって違いますが、10ルピーぐらいから上は50ルピーぐらいが平均でしょうか。2年ほ ど前にニューデリーで新しい映画に行ったときは2階席で1人70ルピーでした。インドでは映画はまだまだ大衆娯楽の花なので、家族づれ、友達同士など、結 構どこでも満杯です。また、映画音楽のCDやテープもよく売っていて、買いに行くと、店の人がこれが面白かったとか、これは音楽がよかったとか、いろいろ 話が聞けます。CDも日本ではなかなかないので、インドへ行くたびに10〜20枚ほどCDを買い込んで、帰ってきてから楽しんでいます。バックパックに入 れて持って帰るので、ケースがバキバキに割れたりして、ちょっと悲しいのですが... 
 
G  
Gandhi(ガンジー(ガーンディ)):ガ ンジーと言えば皆さん思い浮かべられるのが丸眼鏡をしたハゲのおっちゃん(すみません。悪気はないんです。親愛の情をこめて)でしょう。彼は、暴力を使わ ずイギリスから独立を勝ち取り、「偉大なる魂(マハトマ)」と呼ばれています。独立時、ガンジーは現在のパキスタンとバングラディッシュを統合した形での 独立を目指していましたが、結局は宗教の違いによりパキスタンとバングラディッシュは別の国になり、この時の線引きが原因でいまだにカシミール地方では国 境紛争が絶えません。ただこの2つの国が今のインドと合体していても、同じような問題は起きていたのではないかと思います。 
ガンジーと言って私たちが思い出すのが、まず、初めてか2回目ぐらいにインドにいったときのこと。日本から デリーに着いたのが運悪く10月1日でガンジーの誕生日の前日。行けども行けどもホテルが見つからず、しょうがなくオートリキシャのにーちゃんに高くて汚 い宿に連れてかれてしまいました。まだインドに慣れていない頃の話で、今ならそんなヘマはしないのに! と、今考えても悔しいものです。この日にガンジーのお墓があるデリーのラージガートへ行くと、墓石がいつもより豪華に花で飾られてあったりします。 
そして、もう1つはマハトマではなく、ラジブ・ガンジーのこと。彼は、1991年にマドラス(現チェンナ イ)近郊で自爆テロにより暗殺されたのですが、丁度その1週間ほど前に、私たちは彼を間近で見ています。ジョドプールという少し田舎の空港で、飛行機が1 時間ほど遅れ、その理由がラジブ・ガンジーが乗った飛行機が到着するのを待つというものでした。選挙の時期で、各地を遊説していた彼は、私たちがいたター ミナルに入ってきて、ほんの数メートル先を歩いて行きました。シンプルな服装で、きさくなおじさんという印象でした。でも、自爆テロがそのターミナルで あったらと思うとぞっとします。アメリカのケネディ一族とよく比較されるガンジー一族ですが、マハトマ、インディラ、ラジブと暗殺されています。ただ、ラ ジブとその前のインディラは親子ですが、インディラとマハトマの間には血のつながりはなく、彼女はネルー元首相の娘です。 
蛇足ですが、昔からある某M社のインク修正液「Mノン」はGANGYというロゴと、今は知りませんが昔はマ ハトマらしき絵まで付いていました。昔はあまり気にもとめませんでしたが、なぜガンジーが、しかも、GANGYってスペルちゃうやん。 
 
Hotel(泊まるところ)インドでは5つ星の超高級ホテルから、安宿のドミトリー(大部屋)まで、本当にピンキリで泊まるところ があります。私たちが今までに泊まった最高級はムンバイのオベロイで、かなり前で250ドル程度(今はもう400ドルを超えているのでとてもじゃないけど 泊まれません)、一番安いのは南インドのペリヤール動物保護地区の麓の安ホテルで39ルピー(約100円)。どちらもツインの値段です。39ルピーっても のすごい部屋なのでは、と思う方もおられるかもしれませんが、いなかのせいもあり、清潔でこじんまりとした、それなりに広さもある部屋でした。かえって、 デリーの200ルピーぐらいの宿のほうが中途半端で汚かったりします。インドを旅行する場合、バスタブ、ホットシャワー、クーラーにこだわると、かなり選 択の幅が狭くなってしまいます。最初の頃でこそクーラーは欲しい、などと思っていましたが、クーラー付きだとまず値段が倍に跳ねあがるので、いつしか、部 屋を頼むときは「Non-AC」と強調してしまいます。旅行者と見ると、Non-ACがあるのに、ACに回されたりするからです。クーラーの話のついでで すが、ムンバイの空港からホテルへ向かうPre-paid taxiなどでも、Non-ACを指定するのですが、走っている途中で、ドライバーの方が「なーなークーラーつけよーなー」と言ってくることがあります。 OKなどと言おうものなら、すばやく窓を閉めて、クーラーをつけて、その分請求されることは目に見えているので、思いっきり却下します。 
シャワーも慣れると、水でもあまり気にならなくなりました。何しろ、外が暑いので水といってもぬるま湯ぐら いに温かい場合も多いのです。でも、一番辛かったのは、6月のレーの水シャワー。夕方に雪(あられ?)が降ったり、夜中は寝巻きの上にゴアテックスの上下 を着て、寝袋に入り、さらに分厚い毛布をかけて寝るような気候の中、夜にシャワーを浴びるのは自殺行為なので、天気のいい暖かい日に意を決して浴びてまし た。あれはとにかく寒かった〜。 
いろいろホテルの選び方はあると思いますが、私たちは大体インド人のビジネスマンや家族づれが泊まるような クラスのホテルに泊まることが多いようです。場所にもよりますが、ダブルルームで200ルピー台が目安です。これがニューデリーやムンバイになるとかなり 高くなりますが、地方都市だとこれでそこそこの部屋に泊まれます。南インドは24時間制のところが多く、つまり朝8時に着いたら次の日の朝8時がチェック アウトタイムになります。これは、交通機関とのかね合いで、かなり便利な場合も、不便な場合もあります。また連泊するからというと安くなることもよくあり ます。とにかくホテルに着いたら、まずいくつか部屋を見て、トイレが壊れていないかとか、部屋は清潔かなどをチェックしてから、泊まるかどうかを決めま す。ちなみに、今までで最低の部屋は、文句なくニューデリーのデリー駅の近くのHotel Marco Polo(1泊240ルピーなり)、気に入ってるのはヴァラナシのHotel Ganges(これも1泊240ルピー前後、地元の人は「ホテル・ガンゲス」と発音していた)、その他各地の州政府経営のTourist Bungalowだと、はずれが少ないようです。高級ホテルでよかったのは、シチュエーション的には、やはりウダイプールのHotel Lake Palace。湖に浮かぶアレです。料理はいまいちでした。それと、ゴアのアショカ系のHotel Cidade De Goa(スペルが間違っているかも。「シダデデゴア」と言います)。ここは場所的には不便ですが、料理がすごくおいく、各種サービスもよかった覚えがあり ます。1度お試しあれ。 

 I Indians(インド人):インド人と言えばどんな印象があるでしょうか。日本人 の典型的なインド人像と言えば、ターバンを巻いた男性やサリーを着た女性を想像するでしょう。ターバンを巻いている人というのは、実際にはたとえば、シー ク教徒がいます。インド国民の中の割合でいえば小数派ですが、ヒンドゥー教徒に比べタブーが少なく、職業を比較的自由に選べ、貿易などの仕事に就いている 人が多かったりするので、日本でもよく見かけます。あとは、野外での仕事のため、頭を照りつける日光から保護するという意味で、布をゆるく巻いている人も います。 
私のインド人のイメージといえば、時間を守らない、ぼる、だ ます、車の運転があらいなどでしょうか。こう書くとインド人嫌いなんかいな、と思われそうですが、私はインド人大好きです(言い訳っぽい?)。アジアでも いろいろな国へ行き、それぞれの国で国民性がありますが、インド人は概してさっぱりしています。後をひかないというか、基本的に後腐れがありません。たと えば、物を買うときにふっかけられたり、バクシーシ(喜捨)をねだられたりする場合、彼らの心の中には「ダメもと」という考え方があり、バクシーシの場合 はかなりしつこいのですが、こちらが出さないという態度を示せば、こんなやつに時間かけてられないという感じで、さっさと次の獲物をねらいにいきます。値 切っても、客引きを断っても、あっそーという反応も多いのです。インド人は、血液型がB型の人が多いと聞きましたが、そのせいでしょうか。また、こちらが 本当に困っていると、ぜったい誰か助けてくれます。これがまた、「ジャパニが困ってるぞー」と、よってたかって助けてくれる場合も多くあります。 
車の運転のあらさについてですが、私たちはインド人が1番だ と思ってましたが、この前行ったベトナム人はもっとすごかったです。とにかくクラクションならしっぱなしで、猛スピードでとばすので、歩いていて道路を横 断するのも、ひと苦労。実際に交通事故を目の前で見たのもベトナムでした。 
ひとことで「インド人」と言っても、インドは広いので、北イ ンドと南インドでは顔つきが違いますし、ネパール系、チベット系の人たちは、日本人とよく似ています。ナンディ妻も、店に来たインド人にどこの地方の出身 かと聞かれることが時々あります。 
日本お客さんによく聞かれる質問に「カースト制度は今もある のか」というのが大変多いのですが、これは純然たる事実として存在します。向こうで友達になったインド人と一緒に行動していて、その人だけ入れない店が あったり、途中で止められたり、ということもありました。私たち外国人はカースト外なので、特別扱いという感じですかね。良い意味と悪い意味とがあって、 「不浄」と見られるか、「あこがれ」と見られるかは、相手のカーストとや考え方によって違います。  

  Japanese(日本人・日本語) インド人は親日派だとよく言われます。実際、インドにいくと、よく道で「ジャパニ〜」と声をかけられます。これって、反対に言えば、日本で道を歩いてるイ ンド人に「おーい、インドじーん」と叫んでいるのと同じでは、とふと思いますが。それはさておき、よく似ている日本人、韓国人、中国人の内、中国とは国境 紛争があるので、中国人がインドを旅行することはまずありません。次に韓国人ですが、最近になって、増えてきたというところでしょうか。以前大韓航空でイ ンドへいったときに、大勢の韓国人が観光目的のためインドにいくのと一緒になりました。みんな韓国版『歩き方』を持ってました。本の上下と横の部分がブ ルーで、一見まったく一緒!  韓国人と日本人は顔つきはほとんど一緒で、服装がびみょーに違いましたね。「ジャパニー」と言われ、面倒なので軽く無視すると(ごめんなさい。とにかくよ く声をかけられるのです)、韓国人かなと思われるようです。でも、昔帰る便で日本人と隣り合わせになり、おたがい韓国人か他のアジア人だと思っていて、 「えっ、日本人だったんだ」というのもありました。 
また、ハイデラバードの動物園に行ったとき、入場する前から出るまで、本当に何度も何度もいろんなインド人 からWhere are you from?と聞かれ、それですっかり疲れてしまったことがありました。私たちが(最初はにっこり笑って)From Japan.と言うと、みんながみんな、「う〜ん、じゃぱ〜ん」と満足そうに去っていくのです。それだけ?って感じですよね。どこかで、科学館みたいなと ころに入ったとき、今度は小学生の遠足にぶち当たり、最初は遠巻きにしていたインドの子供たち、だんだん3〜4人でまとめて寄ってきて、Where are you from, Sir (またはMadam)?と非常に丁寧に聞いてきて、From Japan.というと、おーと言って、サインを求められました。あの時も何人にサインしたことやら。別にフツーの日本人なのにね。 
日本語は観光地だと、絶対に片言をしゃべれる人がどこかからわいて出ます。半分以上というか9割方は商売目 的なんですが、たまに、本当に日本語を話したいという人もいて、対応が難しいですね。 

K Kulfi (クルフィ)  インドのアイスクリームにクルフィというものがあります(このスペルでいいかどうかははなはだ自信がありません)。ナンディ妻が初めてクルフィを神戸の某 インド料理店で食べたとき、すでにコースで満腹状態だったのに、「デザートでも」という言葉に抵抗できず、2人で1つ注文しました。出てきたものを見てま ず「こりゃなんじゃ」と思いました。形は円錐台形でアイスクリームらしからぬ色。食べようとすると、スプーンが突き刺さらないくらい硬い...結局、半分 残してしまいました。インドでアイスクリームというと、食中毒が心配で、ちょっと躊躇してしまいますが、ナンディ夫婦は結構食べています。インドで食べた 一番おいしいアイスクリームは、グジャラートの州都アーメダバードのカフェのアイス。ここは、内装もおしゃれで、ホテルから少し離れていたのですが、よく 通いました。反対に最低だったのは、ヴァラナシで泊まったホテルガンジス(もしかしたら隣のホテルだったかも)の2階のレストランで食後に食べたチョコア イス。何がまずいって、冷たくなかったのです。今考えると去年ぐらいに流行ったトルコアイスに近かったかも。冷たくなく、ねばねばの茶色のかたまりでし た。これはヤバイかもと思いつつ、全部食べました。アイスではなかったのですが、カシミールのスリナガールのハウスボートに泊まっていたとき、シカラと呼 ばれるボートで来た物売りから買ったチョコレートは、チョコレート色の砂糖の塊でした。
ナンディでは時々(汗)、クルフィがあります。最近、また復活しています。一度お試しください。

L Language (ことば) ご存知の方も多いかとは思いますが、インドは 州が違うと言葉が違うといわれるぐらい、たくさんの言語があります。インドの紙幣、ルピー札には14の 言語で金額が書いてあるのも有名な話です。
では、ナンディ夫婦がインドへ行ったときに何語を話すか? この答えは英語です。英語は観光客が行くような場所ならば、たいてい英語を話せる誰かがいま す。
ただ、ヒンドゥ語もできたらいいなあと思うこともよくあります。「ヒンドゥ語は話せないの?」と聞かれて、「ごめんね。英語だけなの」と言った時の相手の ガッカリ顔を見るたびに、よし、帰ったらヒンドゥ語を勉強するぞ!と決心するのですが、帰国すると、仕事のごたごたにまぎれて結局はモノにすることができ ていません。
知っている単語と言えば、「ナマステ」=こんにちは、
Aで紹介した「アッチャ」=OK、「スニエ」=すみません、「チョロ」=早 く、「カティ・パイサ?」=いくら、「メヒンガ・ハイ」=(値段が)高い!、「ナヒーン」=いいえ、「ダンニャワード」=ありがとう、ぐらい。「ダンニャ ワード」は割とフォーマルな感じで、「シュークリア」も使われますが、こちらはもともとアラビア語の「シュクラン」から来ているようです。
インドを旅行する日本人で、最初は英語がほとんどできない人も、旅行をしている間に言葉を覚えていきます。そんな場合の方がヒンドゥ語をうまく習得できる のかもしれません。

M Map  (地図) インドに限らず旅行中は ガイドブックや地図のお世話になります。インドの場合、私たちは『地球の歩き方』とLonely Planetを持っていく場合が多いです。ただLonely Planetは紙質がいいので重いのが難点です。また、『地球の歩き方』はサイドの部分が青く、日本からの観光客である事が一目瞭然なので、たちの悪い客 引きに目をつけられるというのが難点。
そこで、私たちはガイドブック自体も勿論持っていくのですが、行く予定の都市の地図の部分だけコピーして持って行きます。そうすると、かさばりませんし、 目立ちません。地図を探すためにガイドブックをバサバサ探す事もありませんのでお勧めです。
以前インドに行ったとき、あまり情報がない街の地図が間違いだらけで辟易した事があります。Lonely Planetの方です。今は改善されていると思いますが。たぶん…

まあ、それで道に迷っ たりしながら、旅を楽しむのもまた一興ですよね。

N  Nandi  (ナンディ)

一般的なヒンドゥー今日では、ブラフマー、 ヴィシュヌ、シヴァが三大神と考えられており、ブラフマーは創造、ヴィシュヌは繁栄維持、シヴァは破壊をつかさどると考えられています。そのシヴァ神の乗 り物がウシの神様である「ナンディ」です。「ナンディン」とも書かれることもあります。シヴァを奉る寺院では、寺院に向かって、リンガ(リンガム)ととも に必ずナンディの像があります。また、シヴァ神を描いた絵などでは、その足 元に真っ白なナンディが描かれていることが多いです。
牛は古くから崇拝の対象となっているため、今でもヒンドゥー教徒は牛を殺すこと、食べることを禁忌としています。なので、インドの町には牛がウロウロ。線 路の上に寝そべっているために電車がその間ずーっと止まってしまったということもありました。通りを通る牛にそっと触れて、お祈りをささげる人もいます。 まあ、邪険に扱われている場合もありますが。
また水牛もよく見ます。水牛の群れを川や池に入れて、水浴びさせている姿などもよく見かけました。牛はいいのですが、水牛は角があり、たまに獰猛なヤツも いるので、そばを通り過ぎないといけない場合はちょっとドキドキします。
店を始めるにあたり、店の名前を何にしようと二人で考えたとき、牛のようにゆっくりでいいから着実に歩んでいこうと「ナンディ」に決めました。今年の12 月でなんと20周年になる「ナンディ」。震災など、いろんなことがありましたが、これからもゆっくり一歩一歩進んでいきます(あれっ、なんか所信表明のよ うになってしまった(^^)。

 Om(オーム)

Ωでも鳥の鸚鵡でもありません。インドでよく目にするこのマーク。「オーム」は祈りの言葉であり、生命や、宇宙、そして永遠 を表わす音であると考えられています。厳密に言うと「ア・ウ・ム(またはン)」。それぞれ「ア=創 造」「ウ=維持」「ム=破壊」を表わすとか、「ア=目覚めている自分と他者」「ウ=夢の状態」「ム=熟睡状態」である、などなど、いろいろ な説があります。
チベット仏教の真言である「オーム・マニ・ペーメ・フーム」 の「オーム」もこのオームと同じですし、仏教の「ナーム (南無妙法蓮華経の南無)」もこのオームが由来です。
ローマ字では
OmAumと書かれることがあります。
「オーム」一語でもお祈りの言葉になりますし、「オーム、オーム、おーむ」とつづけ手唱えることもあります。私は個人的にこのオームの字の形が気に入って います。

次はPです。今パッとpeacockしか思いつきませんでした(^-^; 何にしましょかね。