「坂本竜馬脱藩の道」完全踏破の旅 1998/12/30〜1999/1/4
 僕は、坂本竜馬ファンである。『坂本竜馬脱藩の道』高知県高知市から愛媛県長浜市へ130Km四国山脈縦走の完全踏破の旅に出た。この旅の前に99年のテーマを「脱藩」とした。それは「既成概念からの脱藩」を意味する。
 今回頼もしい同行人を付ける事にした。大学サンボ部の後輩で“高杉晋作ファン“の高見である。こいつは今でも格闘技をやっており、藤原喜明組長似のストイック野郎だ。12/10ぐらいに誘いの電話を掛け、いいですね考えます、と言ったところを「男だったら即答しろ。」の俺の返答に「わかりました。いきましょう!」と即決断をしてくれたのだ。いい奴だ。
 僕等は大きなリュックサックに宿泊用具、着替えを1週間分詰め込んで冬の四国へ出発した。


前半分

12/30(木)  飛騰編  竜馬生誕地〜高知市の朝倉神社  晴
 15:15高知駅着。竜馬生誕地、出発前に詣でた和霊神社へ行く。北上し33号を西へ向かう。20:00朝倉神社に3人用のテントに泊。高見の持参したカニ缶が大変美味。焼酎「竜馬」を二人で飲む。地面に小石が敷かれてるお陰だろうか、心配した寒さは無い。

12/31(金)【大晦日】  激闘編  朝倉神社〜葉山村・関所跡  晴のち曇
 この旅には僕はガスコンロを持っていないので、食事はコンビニやスーパーで購入したものである。高見のリュックから干し柿が出てきた。栄養補給には良い。仁淀川で、石(水)切りや焼酎竜馬を飲んで休憩した。
 段々田舎に入るお昼過ぎから右足の膝裏に違和感を感じてきた。道もどんどん山に向かって登りになる。19:30葉山街道を入ってから、急に舗装の無い道になると足が痛くて曲がらなくなってきた。昔運動をしていたと言っても、営業で歩くのとは次元が違いすぎた。
 20:30、竹林の中に葉山藩関所跡到着した。関所が復元されていた。この横にテントを張る。こんな自然パワー全開の中で1999年を迎えれる事は、とっても贅沢な事だな。

1/1(土)【元旦】  迷宮編  関所跡〜東津野村・吉村虎太郎像前  快晴
 7:30起床!初日の出を見よう。ここには展望台がある。僕は初日の出を見ながら、99年の僕の「脱藩」を敢行するパワーをもらった。その時の写真は良い顔をしている。おまけにかっこいい。
 結局足の痛みは引かなかった。この後も山道で登りが大半だった。約20Kg(推定)のリュックは、さらに僕の右足に重圧を掛け、テンションは低いし、道も見失うなったりもした。でも、高見に迷惑を掛けるわけにはいかん。そんな俺を励まそうと高見は、98年の自分の恋愛話を話してくれたりした。心配した登りより、筋肉痛と同じで下りの方が足に負担が掛かった。日も落ち、長い下り坂に足痛とスタミナ切れが重なり、東津野村の天誅組・吉村虎太郎像の前でテントを張り元旦の夜を迎えることにした。
 テントの中は開放感を感じる。夕食は高知ならではの“カツオのたたき”を食べた。
                 〜後半に続く〜

旅の軌跡 HOME 後半