第12回 隆の山(たかのやま)
                    2002年5月
すでにご存知の方も多いと思いますが、昨年8月末にチェコから来日して入門しました。当初は日本語がまったくわからず、部屋の力士たちは当然のことながらチェコ語がわからないので、ジェスチャーなどで意思の疎通をしていましたが、今では隆の山の日本語もすっかり上達しました。と言っても本人は「鳴戸部屋の中では通じるけれど、外へいくと全然わからない」と苦笑しています。
ことばと同時に食習慣の違いにも戸惑いがありましたが、今ではすっかり相撲部屋の生活にもなじみ、もともと好きだった肉と共に納豆も大好き。
来日前は、スポーツギムナジウム(専門学校のようなところ)で柔道を、また別のクラブで相撲をやっていました。世界相撲選手権3位の実績も持っています。筋肉質の身体はその頃からすでに作られていましたが、今でも毎晩、部屋のトレーニングルームで筋トレをしています。
お昼寝タイムの隆の山の布団には、チェコを離れる時にもらってきたというぬいぐるみのクマが添い寝していました。
鳴戸親方からのメッセージ

日本にもだいぶ慣れてきました。相撲社会を理解しようと努力しています。もう少し、身体が大きくなればもっといいと思います。故郷チェコの人たちがたくさん応援してくれているので、隆の山が努力すれば、チェコと日本のいいパイプ役になれると思っています。
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