ルーキー (横山まさみち)
「太平洋文庫」 <昭和37年>

新人登竜門専門誌である。他には、例を見ない。新人を育てて行こうという、面倒見のいい先生ならではの本である。「鉄火野郎」で募集していた新人の作品を、「独眼」「ミスマン」「トップ屋」などの連載で忙しくなり、「鉄火」のほうが打ち切りになって、それを引き継いだ形である、
1号は、先生の中篇「死体のたわむれ」と、吉元(HPあり、リンクしています)、鬼童の横山プロ両先生の短編、新人入選作品が掲載されている。
ボクシングコーナーがある。当時のボクシング人気と、先生の興味のある世界ということであろう。先生とリングアナの対談があったり、日本チャンピオンと一緒に写真に映った、若き日の先生の勇姿があったりする。
残念ながら、この「ルーキー」も、5号で連載が終わってしまった。