千葉県勝浦市の赤羽根
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千葉県勝浦市の赤羽根
 勝浦市は千葉県東南部の房総半島に位置し、黒潮の北上する太平洋岸に面した漁港都市です。海岸線はリアス式海岸になっていて、その海岸線一帯は南房総国定公園に属しています。
 四百年の歴史のある朝市は、地元の魚介・野菜・果実が豊富で賑わいがありました。
 2月下旬〜3月上旬に開催される「ビッグひな祭り」は、町中に2万体のひな人形が飾り付けられて、勝浦市内はひな祭り一色になります。


 勝浦の朝市は、石川県輪島市・岐阜県高山市と並んで、「日本三大朝市」の一つで四百年の歴史があります。
毎日朝6時から11時半頃まで下町通りと仲町通りで交代に行われます。勝浦漁港に水揚げされた近海の魚介類、地元農家の野菜・果物など海の幸・山の幸が並んでいます。かつお・アジ・イワシが美味そうでした。

 徳島県勝浦市から譲り受けた7千体のひな人形から始まった「かつうらビッグひな祭り」は、現在は2万体以上になました。毎年2月下旬〜3月上旬までの期間中、町中に飾り付けられています。
 遠見岬神社の60段の石段一面・覚翁寺山門前・市民会館などなど、数の多さに圧倒されてしまいました。

 「手焼きせんべい治郎兵エ」、老舗の和菓子屋さんが始めた備長炭で焼く手焼きのせんべいのお店です。
しっとりとした歯ざわりの「しみたれ」がお薦めです。店内にも ひな人形が飾られていました。

 昼食は一見して寿司屋さんとは思えない店構えの下町丸竹都寿司で、「地元ネタのおすすめ寿司」を頂きました。地元産の天然ネタ8種類が盛られています。
 12月中旬から2月一杯だけに食べられる、酒蒸しした「たこの卵寿司」もありました。初めて頂きましたが、サックリとした歯応えが病みつきになりそうでした。 やっぱりお寿司は良いですね !!

天保年間の創業、清酒「腰古井」の吉野酒造・先代吉野社長様

 酒蔵の建物をデジカメで撮っていたら、車を止めた側の空き地で雑草を刈っている方がいました。
練馬ナンバーの車で来た男が、建物を写しているものだから、「何だ、こいつは!」と思ったかどうか。
「もっといい角度で写真が撮れるから、門から中に入ってみなさい」と言われ、本当にいいのかなと考えつつ、中に入り待っていました。
 母屋の事務所に通されて「何をしに来られたのですか」と聞かれ、赤羽根を調べていること、そして図書館で調べたことなどをお話すると、「面白い。よくそこまで調らべた。」と気に入られたのか、敷地内を撮らせていただきました。築90年の母屋は総ヒノキ造り、煙突は四角いレンガ造りなど歴史の重みを感じました。

 テレビのロケでは、浅田美代子「故人の名刺」、水谷豊「結婚式の霊柩車」そして、谷啓、古谷一行「金田一耕助」のシリーズにも使われたそうです。

 樹齢600年余りの神木シイノキは、宝クジに当たった人もいると聞いて私も拝んできました。
「ヘビがいるから音を立てて行きなさい。」と言われ、恐る恐る拝みました。きっと運が授かったと思います。
お酒の話
 全日空の国際線ファーストクラスで、2002年4月から9月の間、大吟醸「腰古井」が採用されました。
 私は日本酒の旨さをあまり判りませんが、淡れいな中にも独特の芳香と、旨みのある逸品と言われています。

吉野酒造

海の博物館 海の博物館と海中公園の前の磯
 海の生物で、ウニの仲間を前から探していました。それが海の博物館に有り、手にとって詳しく見られるようになっていました。実物を触って、もう一人で感激しまくってしまいました。
 研究員の村田さんには、いろいろ伺ったり、とても素敵なものも頂いたりしました。いろいろとお世話になりまして、ありがとうございます。



赤羽根の鎮守社 熊野神社 夷隅川の支流に架かる 赤羽根橋

 赤羽根はもとは植野村に属していましたが、寛永10年(1633年)に分離して赤羽根村となりました。
 明治22年(1889年)、市制町村制施行により上野村、清海村、勝浦村、豊浜村、総野村が成立。この時、赤羽根村は上野村に含まれました。
 明治23年、勝浦村が町制を施行して勝浦町となりました。 大正10年、清海村は興津町町制を施行。
 昭和12年(1937年)、勝浦町と豊浜村が合併して新たな勝浦町となりました。
 昭和30年、勝浦町・興津町・上野村・総野村の2町2ヵ村が合併して勝浦町となり、昭和33年市制を施行し、勝浦市となりました。
赤羽根」と書いて「あかばね」と読みます。
赤羽根区事務所 赤羽根浄水場
 赤羽根浄水場の横の看板に、「猟銃による野生鹿の駆除のため山林に立ち入らないように」と、書いてあります。「決して山には入りません。」心のなかでつぶやきました。

勝浦駅 勝浦市役所 勝浦図書館
図書館では職員の方が、資料を探しにとても親切にしていただきました。ありがとうございました。

勝浦港 勝浦灯台

参考文献 
日本歴史地名体系  千葉県の地名  兜ス凡社
日本地名大辞典     千葉県           角川書店
勝浦市史研究      勝浦市教育委員会
夷隅風土記     千葉県文化財保護協会

訪れた日 2002/05/14/・08/06 2007/02/27

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