印璽紋様

「レッツ子育て 男が主役」を嗤う


 「レッツ子育て 男が主役」はある役所が男女同権の啓蒙のために作成した小冊子のタイトルである。違和感を感じないか?
 レッツ("Let's"="Let us")という語で呼びかけられる対象者は呼びかけた本人を含む複数の人間であることは中学校の英語レベルの話。子育てを複数の人間で行うとすれば最小単位は両親ということになる。「男主役」ではなく「男主役」でなければ「レッツ」と整合しない。あるいは、「男主役」としたいのならば"Let us"ではなく"Let me"或いはもっと直截的に"Let him"を使うべきである。
 このような奇妙なタイトルの冊子を作った連中は、言葉の意味を知らずに使っているか、大衆はバカだから正確な言葉遣いなど必要ないと考えているのであろう。そんな連中が推進する男女同権云々も大したことがない。もっとレベルの高い内容の啓蒙活動が必要なのではないか?

 

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Written by やまぐちまさ和
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