| 更新日'06.10.17 |
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| '06/09/16 上寒狭川 第二八雲苑下 先週の富士川釣行で校友のM君が「今、上寒狭川は大きい。」と言っていたので、台風13号の来る前にと、元同寮のK氏を誘って秋の朝日を浴びながら寒狭川へと出かけた。先ず、稲目トンネルの出口の竹桑田橋で川を見てその水量の多さにびっくり。水は澄んでいるものの、河原の丈の高い葭が大水で薙倒され、平水比20cm高といったところか。水位の高い理由は、水曜日朝の豪雨とその後の毎日の雨のためと言う。浜松では今週の降雨量は多くなかったので、てっきり平水に近いと踏んで来たのだが…。釣人は少ないし、魚が見えない。1km上流の廃校(清崎小?)に渡る清嶺橋から覗くと、今度は瀬の中に2~3匹をみとめた。これで上寒狭に入る腹が固まった。この辺りには5人ほどの釣人見える。清崎の夏目入漁券売所で2匹のオトリと¥2,000の入漁券を購入。そこのおかみさんが「上流はあまり情報がない。」という。そこで、右岸の狭い道路を下流へ戻る。第二八雲苑の下200mの左岸側に残りアカが多くあったので、即決で入川。下には先客が2名。8時50分。K氏と並んで右岸より対岸の浅瀬の残りアカを狙ってオトリ鮎を送り出す。水が冷たい。2分とかからないうちにK氏の叫び声。上流へ目をやると、もう竿を曲げて取り込み姿勢だ。こちらは30分ほど経って、やっと鋭い手応え。同時に二匹の鮎の白い腹が川底を走るのを見る。瀬頭なので、"瀬に乗せて下の淵まで走って行って淵脇で取り込む"か、或いは"無理に上流へ引き上げて、瀬脇の浅い場所まで手繰り寄せるか"のどちらかの取り込み方法しか考えられない。結局後者を選び、流れがキツイので、道糸を切らないように寄せるのに充分時間を掛けた。手元に手繰り寄せたところで、ハナカン仕掛けを握り、そして、オトリと掛かり鮎の二匹をタモにつまみ入れて、ほっと一息付く。21cmである。続けて同じ場所で2匹目が掛かる。今度は22cm110gの大物で、下の淵まで鮎と一緒に瀬脇を駆け下り淵脇に寄せて取り込んだ。その後は、大鮎にハリの1.2号糸を切られたり、或いは引き寄せ時に道糸を掴んだ瞬間鮎が一暴れして仕掛けと道糸の繋ぎ目があえなく切れてオトリと掛かり鮎もろとも逃がしたり、でなかなかオトリ缶の魚が増えない。更にもう一匹、取り込み時に身切れしてバイバイされる場面もあった。掛かる鮎は全部20cm超なので03号の道糸は細すぎると感じたが、そのまま釣を続行。暫くして、余りにも釣果が少ないのに我慢しきれず、急流に流されそうになりながらも必死の思いで対岸に渡る。その甲斐あって上流へ50mほど上った水深1.5mの淵で養殖オトリを泳がせると、すぐに22cm107gが掛った。ここは瀬脇の流れが緩やかなので取り込みが楽だった。 遠征は僅か45分だったが正午になったので打ち切り、荷物のところに戻って昼飯を食う。シャツはびしょ濡れで、おまけに弱いにわか雨も降って来た。持って来たバーナーで湯を沸かしインスタントラーメンを作ってすすった。酷く寒いので今日のメニューは大正解だ。午前中の釣果は、K氏は6匹釣り、やはり皆大きいという。私は結局のところ100g超を2匹だけ。 午後は朝の最初の場所で再びオトリを泳がせ、幸い、直ぐに1匹をゲット。元気な21cm。それをオトリにして上流に向かって泳がすとまたヒット。手元まで手繰り寄せて、03号の道糸を掴んだ瞬間、道糸がぷっつりと切れて2匹が瀬の中に連れ立つように泳ぎ去った。がっくり! 直ぐに道糸を04号に変えたが、それからは鳴かず飛ばず。それでも1時間ほど粘って、やっと20cmを掛けた。 暫くして、新天地を求めて今度は下流へ50mほどへ遠征。ここは大石が点在する段々瀬である。腰まで水に浸かり、急流を渡って中州へ。そこから左岸の大石の下(しも)の豊富な残りアカを狙う。石の色は黒光りしていて良いのだが、全く当りなし。 結局この遠出は徒労に終わり、ベースに帰り着くともう戦闘意欲ゼロ。「3時だし、寒いし、もう終るか。」と片付けを始める。K氏も根掛りでオトリを逃がしてしまったのを機に、私に同調。 私は結局午後の収穫は1匹。本日合計3匹。あの親子どんぶり2回が悔しい! K氏も午後はマイナス3匹で、本日〆て3匹とのこと。彼の場合、移動オトリ缶の口が開いていて3匹を逃がしたのだという。二人ともお持ち帰りは少ないものの、水量豊かな川で、大鮎との取り込みバトルのスリルを味わい、大満足の釣行だった。 帰路、川には朝と違って、魚影は薄いのに、好ポイントには大鮎狙いのかなりの釣り人が見えた。 |
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| '06/09/10 富士川下流 中学時代の校友と初めて富士川に鮎釣に行く。午前5時半、遠江二俣駅に5名(M、D、U氏とD氏の知合いO氏、それに私)が集合して、トヨタハイエース一台に同乗して出発。途中、牧之原SAで朝定食を食べる。東名清水ICを下りてあとは国一バイパスを富士川町まで。県道10号線を北上し建設中の第二東名に程近いオトリ屋に寄ってから、東名と第二東名の正に中間地点の河川敷に車を止めた。地図によると河口から4Kmくらい。残念ながら、晴れているのにこの位置からは山に隠れて富士が見えない。ここは漁協がないので鑑札が要らないのだが、券なしというのは何となく変な気分だ。買ったオトリは17cmくらいと小さく、年に一度は富士川に来ているM氏からかねてより聞いていた「大オトリで大鮎を釣る」という話が(今年は)早くも覆りつつあった。(昭和50年静岡新聞社刊の宇佐見邦朗著「静岡の友釣り(下)67ページにも富士川の大鮎の思い出が縷々語られている)。入川して時計は8時45分。下の急瀬あたりは釣り人で満員だが、吾らが駐車スペース直近の穏やかな瀬には2名の先客がいるだけ。その右岸側は砂底だが、水深60cm巾60Mの流れを渡り進むに連れて徐々に石が増える。対岸付近の川底は直径15cm大の石にびっしっりと覆われ、鮎のはみ跡で黒光している。水がとてもきれいだ。渡り切ったところで両側の先客2人の間に各々と40mの間隔を空けて入らせて貰い、早速釣り始める。M氏が「道糸は06でないと飛ばされる。」と言っていたので、04号仕掛けで不安を感じつつも、そのままオトリを付けて釣り始める。最初のオトリは尻に出来ものがあったがそのまま使った。しかし、やはり泳ぎが悪い。少しして、面倒くさいとの思いをようやく断ち切ったて残りのオトリ鮎に選手交代をさせた。今度は良く泳ぐ。やがて沖に目一杯オトリが泳ぎ出たところで心地良い急激な引き! 広い川を縦横に逃げ回るのを大事に大事に寄せて取り込む。サイズは17cm。引きの割には小さいが、きれいな黄褐色の天然遡上鮎だ。ここは漁協がないので放流がなく、天然遡上しか居ないのである。時折、不定期に近くの実相寺ものと思われる鐘が鳴る。それから更に2匹を同じようなパターンで釣り上げ、10時。しかし後が続かない。1時間余りは全然釣れない。海からの風が吹き始めた11時半。麦藁帽の顎紐をきつく締め直し、一番元気なオトリ鮎を選び付け替えて送り出したら、今度はすぐに来た! それから3匹を立て続けに掛ける。今日の鮎は皆背掛りで、サイズの割りに引きが強く取り込みを楽しめる。今日の前半戦はは7匹で終える。そして、集団での鮎釣の楽しみの一つである昼食タイムとなった。 昼飯のひと時、親父ギャグを連発するOさんの巧みな話術と豊富な話題に、晴れた残暑厳しいの午後の富士川原に笑いがこぼれ、和やかな時が流れる。 後半戦は1時30分に開始。海風は益々強くなり、先週折ったがま鮎は修理が間に合わずに代わりに使っている重いダイワの9m竿でもSやJの字に大きく撓って釣り難い。 だが、釣れれば引きが激しいので直ぐに判る。午後は45分に1匹のペースで掛けて3匹を釣り、合計丁度二桁に達した。相変わらずの強風なので3時45分に水から上がった。 本日の釣果は10匹。大きさはこの川では小さい16~18cm。同行者の中では、私の上流200mのテトラポッド付近で釣っていたU氏が十数匹掛けたようで、竿頭。その釣果の中には21cm級の大鮎も混じっていた。 また、D氏は終了間際に強風の中でがまの10m竿を大きくあおったら、本竿がポッキリ折れてしまい、経済的大損害を蒙ってしまった。 帰りは早めの夕食を牧之原SAで食べ,そしてその後の車中で来年夏の目的地について話し合う。結論は昨年も行ったところで、合言葉は「千曲川で大鮎を釣ろう。」である。 |
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![]() 私の釣った場所より下流の東名方向を望む。下の瀬には割り込みができないぐらいの釣り人。 |
![]() 私の釣り場上流部。工事中の第二東名が見える。 |
![]() 本日の釣果10匹。サイズは16~18cmと小振り。 |
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| '06/09/02 大千瀬川タケヤブ下 ネット情報によると昨日北遠地方は24時間で60mmの雨が降った。水量が気に掛かったが、会社のM氏、K氏と大千瀬川に向かう。快晴の爽やかな日だ。例によって途中で中天B型鉄橋付近の釣り場を眺める。川幅が降雨のために増し、水嵩は平水より20cm高い感じ。なんと、我々遠慮深い者にとってはもう入れないほどの賑わいである。先日、HP"鮎友釣り釣果情報"のPachiさんが「中天は良い」と言った趣旨のことを書いた影響だろう。 浦川駅前の大黒屋に寄り、オトリと券に加え、3本錨針セットを購入。親父が「どこでも釣れる。」と言うので、今日は趣向を変えて小田敷へと向かう。着いたらなんと満員御礼。仕方なしにR473を下り、左岸よりタケヤブ下の川縁に車で入る。ここも既に八分の混み具合。8時20分、良い瀬なので駐車場の真ん前で釣り始める。しかし二、三回当りは感じたものの釣れない。焦れて、9時半過ぎに下流へ移動、。未だ簗が仕掛けられていない瀬を通り、三号堰堤へ。その落ち込みへオトリをぶち込むとやがて21cmの背掛り鮎が掛かる。慎重に寄せてハナカン仕掛けを掴み、タモに収める。しかし後が続かない。飽きて、11時半には早めの昼食を摂るべく駐車場へと戻る。飯を食べながら川を眺めていると、周りの人たちは、さほど多くではないが、それでもぽつぽつ釣り上げている。たっぷり休んで1時過ぎ、再び駐車場の向い側(右岸)より竿を出し、すぐに18cmを釣る。掛かり処が目の付近で、オトリにして泳がすも、動きが悪し。 上流のタケヤブの辺も割り込みが難しいくらいの釣人口密度なので、一度行って見たいと思っていた下川合橋下に遠征することに決める。立ち込み釣りの場で竿を畳んでいたら、悔しいかな、先端から2番目の竿が一寸ひねっただけで折れてしまった。なんと言うことだ! "がま鮎"は軽量化のし過ぎでひねりに弱い。代替竿を持って、R473を700m位歩き、目的地へ。しかし、着いてがっかり。お目当ての2号堰の下はこれまた満員。仕方なしに、堰の上の緩やかな、砂の多い瀬で釣ることにする。「こんなことならここまで来るんじゃなかった!」見釣りに徹するが追わない。それでも山の早い日没後の4時15分過ぎ、コンクリート敷きの枡状の溜りで追いっ気の出た18cmを掛ける。さらに少ししてもう一匹掛け、今日はおしまい。 駐車場に戻ると、Mさんが、「向かいの人は13匹入れ掛りだ!」と興奮気味にいう。 特にこの辺は夕方は追いが良くなるようで、未だ沢山の釣り人が竿を操作している。 私は〆めて4匹。下の瀬尻で粘ったMさんが7匹。荒瀬で釣ったKさんが5匹だという。帰り支度をしていたら、浜北から来たという人が釣った鮎をオトリ間からタモにこれ見よがしに移す。22cm級も含めて15匹以上はいる。皆さん上手いものだ。 浜松に帰り、"釣具のイシグロ"に直行して件の竿を修理に出す。¥10,300だという。今日はついていない。いや、釣果については実力だ。 |
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| '06/08/16大千瀬川早瀬 前後の土日を挟んで9日間の暑中休暇の、その半ばを過ぎた16日、会社のM氏、K氏と遠州北部の川で鮎釣りを楽しんだ。早朝6時に天竜運動公園で待ち合わせ、ガソリン価格が高騰して140円/ℓ超の折柄、Mさんのステーションワゴンに相乗りして出発。車中での世間話の間に間に「どこに入るか。」断片的に話し合う。候補は水窪川、中部天竜漁区、大千瀬川、振草川だったが、消去法で大千瀬に決まる。車中の話題はインターネット。Mさんが新たにパソコンを買い、プロバイダーに加入したという。ネット株取引、子供のパソコン上達の早さ、ホームページの仕組みなど、私の解説する場面が多かった。 通り掛けの、水少なめの中部天竜B形鉄橋には2~3人の釣客が見える。大千瀬川の好釣場"竹薮"には既に10名を越える釣り人がいる。お錦橋の下の沢山の群鮎は、釣る気を募らす。しかし、ここは釣り人が少ない。一方、遠望する小田敷の方は、もうかなりの賑わいを見せている。 いつも寄る大黒屋に行き、オトリと日券(\1,800)を購入。親父曰く「流芯はだめ。小砂利を狙え。」。 来る時に左岸道路から杉林越しに見てまだ人影のなかった早瀬に、右岸の道路から直行。この釣り場は2年振りだ。今回は川から離れた飯田線早瀬駅の道路脇に車を止め、そこで着替えてから川へ入った。飯田線鉄橋下に付くと、先客はたった一人。川岸の置かれた数個の平石には精霊送りの茄子の馬やトウモロコシ、そうめんなどがあったが、その脇をベースキャンプとする。8時30分、群鮎が見えるので、私は対(左)岸支流の水深30cmの水溜りで釣り始める。今日の大黒屋のオトリは気持ちよく泳ぐ。直ぐに14cmが来た! その後10時までに、支流側上下30m位の間で4本を釣り上げる。そして、おやつのビールを皆で美味しく呑む。これが我々の鮎釣の目的の80%だ。今のところ私が竿頭。その後昼飯までは、0.25号(0.083mm径)のテグスと鮎針との絡みを解すのに手間取ったり、オトリを缶に入れ損なって逃がしたりして、釣れそうで釣れないイライラの時間が過ぎた。 昼休みをたっぷり取って、さあ!午後の部。下の大きな渕では川遊び客が水泳を始めた。「水遊び客に追われた鮎が渕上流の瀬に避難しているかも?」と、そこでオトリを泳がすが、釣れない。4時頃までは根掛りでオトリを逃がしたり、糸の絡みを解いたり、解け仕掛けを交換したりていったトラブルとその対応で、午前後半に引き続いてストレスの溜まる状況が続いた。しかし、日没の4時になって一変。鮎が石に付き、仲間鮎を追い始めたのだ。その時からぽつぽつ釣れるようになって、巾20m×深さ1mの水底の見える穏やかな"渡船場"の瀬の中を、掛かり鮎がオトリを引っ張って縦横に泳ぎ・逃げ回る様を見る。これが鮎釣の醍醐味だ。 有線放送から流れる5時の"赤とんぼ"のチャイムを聞き、竿を仕舞った。 本日の釣果は、〆て12匹、サイズはこの時期にしては小さい14cm~19cmであった。 Kさんは7匹とか。Mさんの釣果は聞かなかったが、調子が悪かったようである。一日を通じて辺りには合計15名ぐらいの釣り人が出はいりしたが、見渡せる範囲に入れ掛りを愉しむ釣り人はいなかったし、やはり急な瀬では殆ど釣れなかったようだ。 気温が35℃を超えるなか、うっかり長袖シャツを忘れて半袖で釣らざる得なかったので、飯田線鉄橋の影に入って日を避けながら釣ったのに、両手の前腕部が酷く日焼してしまった。 |
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![]() JR飯田線早瀬駅。改札もない。 |
![]() 下流を望む。この瀬は余り釣れていなかった。 |
![]() 午前中粘った早瀬の飯田線鉄橋下。午前中は向こう側の水溜り状のところで粘った。 |
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![]() 夕方釣れ出した"渡船場" |
![]() 今日の釣果12匹。 |
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| '06/07/28-30 紀伊半島釣行(日高川と北山川) 暫く、盆と長雨で鮎釣に行けなかった。 今回、恒例の中学校の同窓生6名(35年会:M、H、D、S、U氏と私)で、日高川に釣行をした。その地の出身で会社の同僚であるK氏の強い勧めと多大な情報提供を受けたからである。浜松から7時間くらいは掛かるというので、28日夜9:45に出発。トヨエースでH氏とD氏の手馴れた運転で東名、西・東名阪、阪和道を経て、朝3時半には日高川町に着く。オトリ屋さんも開いていないことから、道の駅で仮眠を取り、5時半に再び走り出す。日高川を見ると数日前の大水で濁りが取れておらず、水中の石が殆ど見えない。K氏に紹介された鮎むつオトリ屋さんに立ち寄り状況を聞くと、「昨日、出水後初めて竿を出したが、15匹しか釣れなかった。」、「上流(龍神温泉付近)を見に行って来たが、あっちは水が澄んでいて、アカも付き始めた。2時間もあれば行けるからそちらにしては?」と親切なアドバイスを頂いた。日高川漁区は全長100Kmに近いが、全域日高川漁協管下と言うのには感心した。静岡県なら幾つもの漁協に細分されているところなのだが。 午前7時過ぎには、紀州藩の始祖徳川頼宣の開発したという龍神温泉に到着。道中釣り人はほとんど見られず、水は澄んでんでいるが、川石にアカが殆ど付いてない白川状態だ。今晩の宿となる民宿せせらぎに寄り券とオトリを買って、そこの御主人の話した龍神小学校の下に左岸より入る。80歳だと言う田仕事をしている老人に車を置かせて貰い、一寸話しをする。「今年は、鮎は駄目だそうだ。」という。川に下りるとやはりアカがほとんどない。 そそくさと支度をして、先ずは渕尻にオトリを送り出す。暫く粘ったが駄目で、下の瀬に移動して川の縁(ヘチ)の残りアカを狙うとやがて魚信があり、引く抜く。「小さい!」煮干サイズでオトリにならず。養殖オトリには可哀そうだが普段は殆ど使わない背針を打って、釣り下りながら激流の脇にオトリを泳がす。2時間で16cmクラスを2匹追加。やがて、昨夜の睡眠不足で、睡魔が襲ってきた。川原で木陰を探し小1時間寝る。日が移動し、直射日光を感じて目覚めたのだ。もう11時半。その後12cmをもう一尾を釣って昼食となった。皆、釣果は芳しくない。U氏の奥さんの手作りの茗荷漬をつまみにビールを飲み、コンビニで仕入れたおにぎりを食べながら、楽しく語らう。 午後は、上流2Kmの龍神温泉街直下の瀬に移動。先客が帰るところで、18cmクラス10匹ほどの釣果を見せてくれた。瀬だけが延々と続く釣り場で、やはり残りアカを狙ってオトリを泳がす。ここでは16cmクラスを3匹追加。4時を過ぎたので竿を収めることにする。今日の釣果は7匹。仲間達も皆そんな程度だ。 民宿せせらぎに戻ったら、若い釣り人が18cmクラスを20匹ほどをオトリ缶からクーラーボックスに移していた。場所と腕によっては釣れるのである。 もう数日も晴天が続き、石アカが完全に付けばかなり釣れるだろうというのが我々皆のこの川に対するの一致した評価であった。 その夜は、東京で板前修行をしたと言う御主人の美味しい料理(鹿のハツもあった)で腹を充たす。5人は大部屋で枕を並べて寝たが、M氏だけは、自身が鼾がひどいと釣行の度に気にしているので、今日は別の個室を確保して寝て貰った。9時に就寝、朝5時のヒグラシの大合唱に起こされるまで、爆睡した。 明けて30日、貧しい釣果を気の毒がってくれた宿の主人の薦めで熊野川水系へと向かう。熊野古道は数年前にユネスコの世界遺産に登録されたが、その数本ある古道のうちの中辺路(なかへじ)道に沿ってR311を走る。紀(木)の国の良く手入れされ、高峰の頂上にまで至る杉や桧の人工林が美しい。やがて熊野三山の一つである熊野本宮の鎮座する本宮集落に出、そこから更にR168を南下して北山川と十津川の合流点の宮井という集落に着く。 川幅の広い北山川は大人数でも容易に入川できるので衆議一決、入ることになった。水深80cm巾50mの緩やかな流れで、川底は直径10cm大の石に覆われている。9時。釣り人が疎らなので6人がすんなりと入川できた。石アカは十分付いている。そんな中、ラフティングを愉しむ人々数名が近くの岸から出航して行った。また、ここは上流に名勝"瀞八丁"があって、そこへ行き来する満席のウオータージェット船が30分に一艘の間隔で流心を高速で走り抜けて行く。その生ずる大波で危うくオトリ缶を流されそうになったりもした。「周りの人達の鮎釣状況は?」と観察すると、入れ掛りはなく、たまに竿が曲がる程度だ。こちらはしばしば魚信を感じるのに、釣れない! だが同道のH君だけは快調だ。11時になり、流れの中央部でやっと17cmを掛けた。これが今日の釣果の全て。H君は20cm級の大物も含めて10匹に達した模様。帰路が長いので11時半には川から上がった。H君を除けば平均3匹程度の釣果である。 帰路は熊野灘沿いにR42を鳥羽まで行き、そこから伊勢湾フェリーで伊良湖に渡り、浜松へは夜7時過ぎに到着。うな重を食べ、この秋には富士川に行くことを約して散会した。 遠出の割りに寂しい釣果だったが、気が置けない仲間達との釣行でまた一つ楽しい思い出が増えた。 |
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| '06/07/10 大千瀬川へ 台風3号が朝鮮半島にあり、九州地方や東北地方は大雨とのことで、静岡県西部地方も不安定な天候だったが、雨の降った海岸部に比べ山間部は雨が降らず、一日中のどかに釣を愉しむことが出来た。インターネットの「前24時間雨量」を見て、佐久間地方の降水量が少なかったことを確認した上、今日は少し早めに家を出た。 ラジオでワールドカップ決勝戦のイタリア対フランスのPK戦実況放送を聞きながら北上。浜松や天竜は雨だったが、しかし佐久間に入ると雨の降った痕跡すらない。 大千瀬へ行く時にいつもするように、中部天竜B型鉄橋の瀬を道路より遠望する。まだ7時という早い時刻であるためか、釣り人をひとりも認めず。下川合橋付近にも釣り人皆無。"竹薮"では丁度3名が入川するところだった。お錦橋で川を覗くと、石付き鮎はほとんど居ないものの、魚は多い。 そして、10ヶ月振りに大黒屋に寄り、店の主人と奥さんに挨拶をして、川の状況を尋ねる。去年悩まされた「鵜は今年は少ない。」とのことだ。囮と日券を買って、車でのアクセス良好なキャンプ場の上の瀬に入る。今日は40年来の釣仲間Mさんと二人である。 8時過ぎ、川原で仕掛け作りをしてから、オトリを瀬の向こう側におもむろに送り出す。10分して大きな魚信があった。引き抜こうとするが、掛かり鮎を水面までなかなか浮び上がらせられない。大黒屋が言っていた「今年は天竜河口産を沢山放流したぞ。」が本当だと思った。形の割りに引きが強い! 17cmを手中にしてほっと一息。入川当初はがらがらだった瀬も9時を過ぎると賑やかになった。その後、釣り場を調べる意味も兼ねて、下へ80mくらい釣下る。そして、10時のおやつタイムとなった。ここまでで4匹。 十分休んでから今度は上流へ300m離れたお錦橋の下の瀬まで大遠征。だがそこは、瀬の石が汚く、鮎は余りいそうにない。周辺の人達は、時々は釣り上げているものの、入れ掛りはない。昼となったので無釣果のままベースキャンプに戻る。結局この遠征は徒労に終わった。 午後はずっとベースキャンプ付近で粘る。しかし釣れない。背針を付けたり、オトリを次々交換してみても駄目。向いの人だけコンスタントに釣り上げていた。横浜の人で、早朝3時に家を出たのだそうだ。彼は11時ごろまでは不良を託(かこ)っていたものの、その後はこの周辺での竿頭となり、釣果は20に及んだのではないかと思われる。 2時40分、朝一番で使った養殖囮に再登板願い、瀬の脇を探っていると4時間振りの強い当たりが来た! 慎重に引き抜き、待望の5匹目をジャッグルしながらもキャッチ。ジャッグルの原因は、実は直ぐ下流の人が私の取り込みをビディオに撮り始め、それを意識してしまったからである。それからはコンスタントに掛かり、雨の降り出した4時に竿を畳むまでの間に4匹を追加。 従って今日の釣果は合計9匹。サイズは1匹が15cmで他は17~18cmの良形だった。先にも述べたが、サイズの割りには引きが強く、鮎友釣の醍醐味を何度も味わえた。今日は引き抜きに徹したが、ハナカン仕掛と道糸の間を同僚Hさん直伝のダブル8の字結びとしたため、切る心配がなく、精神的余裕すら持って抜くことができた。 雨の帰り道、Mさんの愛車の中で、株・インターネット・孫・会社などの話に花を咲かせ、あっという間に私の車のある天竜運動公園に着いた。彼は4匹の釣果だったという。 |
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![]() 今日粘った、キャンプ場上の瀬。水は多目。 向い側下手の人が横浜の人。 |
![]() 釣果。この時期にしては良形揃い。 |
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| '06/06/29 上寒狭川 解禁後4週目というのに、他の趣味に追われてまだ本格的な鮎釣りをしていない。そこで意を決して会社を休み、去年から眠っている"がま鮎"を押入れから取り出してレガシーに載せ、一人で上寒狭川へと向かう。大千瀬川、大入川、気田川などどこも悪い話しか聞えて来ない中、先週土曜日に釣り仲間達が「(上寒狭の上流部で)平均で10匹釣った。」と聞いたからである。(我々には二桁は好成績。) 稲目トンネルを抜けて竹原田橋から下流を望むと5人入っている。だが、足許の流れに付き鮎は見られず、群鮎が僅かにいるだけ。 清崎まで川を見ながら北上するも、魚影が薄い! 釣人も100mに一人といったところ。「振草か大千瀬まで行こうか?」との思いが脳裏を掠めたが、そうするには余りにも遠い。清崎の夏目券売所でオトリを念のため3匹買い、日券と〆て4000円也。おかみさんの「昨日、田口駅跡の辺で沢山釣った人が居る。」との言葉を頼りに、旧田口電鉄の線路跡(高鉄橋の道)を走る。平日木曜ということもあってか、道脇の駐車車両はちらほらしかない。 第一トンネル下の渕まで来ると、嬉しいことに沢山鮎が見える!しかもそれが追い合っているのだ。そこで、「入ろう。」と思い、ゆっくり降り口など探してしているうちに、なんと、後から来た人に目当ての瀬に入られてしまった。仕方なしに更に上流へと車を走らす。9時。結局大名倉川河口まで来てしまった。"この川は7月1日解禁"と看板にある。釣り人はいないし、かなりの魚が見えるので、その境界(松戸橋)下の渕に入る。 オトリを付ける際に手を冷やすべく水に漬けていると、かなりの冷たさである。始めて30分ほど渕で粘ったが釣れず、痺れを切らせて下の瀬にオトリを入れる。すると今度は直ぐに心地よい感触があって、17cmの背掛りをゲット。それから、川の見学を兼ねて150m位釣り下りをし、その間に2匹を追加。本拠地に戻って早めの昼食を摂っていると腕章に伊藤○○とある監視員が来て、こちらが何も聞かないのに「月、火、水と大賑わいで、川が荒れている。」と済まなそうに話し掛けて来た。余程あちこちで「釣れない!」と文句をいわれたとみえる。釣客に「オトリにならんチビ鮎ばかりだ。」ともいわれたそうだ。 食後は最初に入った渕の尻で粘りぽつぽつ掛ける。そして、最後は60m下流の浅渕で底の大石を狙って釣る。4時、結局10匹を加えて計13匹で竿を畳んだ。大部分のサイズは15~18cmだが、3匹は煮干サイズ。 晴れた一日、水量豊で釣人が少なく(2名)、ゆったりと釣を楽しんだ。 先週来た釣り仲間のいっていた冷水病蔓延については、死魚を2匹見ただけ。猛威を振るった病気も水温の上昇に伴い収束に向かいつつあるようだ。 帰路は鮎状況を観察しながら寒狭川沿いに下流に向け走った。全般的には中寒狭も下寒狭も魚影が薄く、石が汚い。7月2日解禁の中寒狭では、出合橋から少し付き鮎を認めたが、日向集落や源氏橋などでは石付き鮎は殆ど見られなかった。 |
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![]() 入った松戸橋下の渕。水がやや多めでエメラルド色だ。 |
![]() 釣果13匹。うち煮干サイズが3匹。 |
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| '06/06/12 久留女木川を覗く。 解禁から2週間というのに公私に忙しくて、私の中では未だ鮎釣気分が盛り上がらない。 6月3日(土)に振草川に行った5名の釣仲間からは、竿頭が13匹だったということを聞いた。 今日、機会があって、都田川上流の久留女木川の橋(川の家の横)から川を覗いた。ここは10日に解禁したはずだが、釣人はゼロ。10mくらいの瀬に一匹だけ、元気に泳ぎ廻る18cm級鮎が見えた。が、魚影は薄い。 |
![]() |
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| '06/06/01 解禁の阿多古川へ 仕事で残業続きの毎日だったが、昨日一応の区切りを付けて、今日は休み。ゆっくり起きて阿多古川へと向かう。 途中の鹿島橋付近の濁り気味の天竜川には釣り人が一人も見えない。 阿多古筋に入り、旧下阿多古中学校付近からちらほら釣り人が見え出した。山八自転車店で年券とオトリを買う。件の中学校前では既に30匹釣り上げた人もいるとのこと。それには惑わされず更に上流を目指し、いつものところに入る。10時。それにしても魚影が薄い!魚が小さい! 先客に釣果を尋ねると「釣れてもオトリにならん!」とぼやく。オトリを瀬に放り込むと、5分も経たないうちに今年初めての心地良い魚信があった。釣り上げてみると17cm。 ところがその瀬での2匹目はまさに煮干サイズでがっかり!そこで瀬は諦め流れの静かなところでの"見釣り"に変更。掛かっても、追いが浅いせいで空中で外すことが多くてイライラがつのる釣だ。1時過ぎ、所要のために早めに終了。 今日の釣果は17センチ級4匹、12cm級2匹の計6匹。解禁日なのに情けない結果だが、これから10月までには未だたっぷり日はあるので、焦らず行こうと思う。 |
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![]() 瀬では余り釣れない。 竿は5.4m渓流竿。 |
![]() 川底の良く見えるところで"見釣り"に徹した。 上流部は釣り客が少ない。 |
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| '06/05/22 奥三河と北遠の鮎の状況 飯田市からR151を浜松に向けての帰路、一部の天竜川水系河川の鮎の状況を観察した。 水量は豊富であり、大入川には沢山鮎が見える。 それぞれの解禁日は下記URLで。 http://www.kiddy.co.jp/ayunip/kaikin/kaikinmenu.html |
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| '06/05/01 阿多古川で鮎を見た。 昨年の早いうち、阿多古川の鮎は散々だった。しかし今日、浜松市上野・相明で川を覗いたら、この時期にもう300匹くらいの稚鮎がいた。まだ、放流はしていないと聞いているので、天然遡上のものであろう。ただし、石には着かず、群れている。最近の遡上鮎は昔のものと性格が変り、遡上ものといえども、群を作ってしまう傾向がある。それでも、姿を見るのは嬉しい。順調に成長して貰いたいものだ。 |
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![]() 赤い丸の内側に稚鮎がいる。 |
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| '06/04/22 浜名湖に稚鮎が豊富 俳句吟行で浜松市細江(西気賀)へ行った折、浜名湖産を商う魚屋で沢山稚鮎を売っていた。主人の話では「往年ほどではないが、今年は浜名湖で稚鮎が沢山捕れる。」とのこと。遠州地方の河川では、今年は良い鮎釣が期待できそうだ。 |
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