updated 2008.05.128 
 '05 曳馬宮組凧日誌

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曳馬町本郷組の方のHP

東田町 酒上不埒さんのHP
'05.05.07 後片付けと慰労会 
'05.05.02-05 前夜祭・祭り本番 
'05.04.29  組長会議
'05.04.24 凧搬入、本陣屋設営、凧揚練習
'05.04.17  初凧糸目付け
'05.04.10 友好町親睦会
'05.04.06 凧修理開始
'05.04.02 会所開き
'05.03.19 第九ブロック懇親会
'05.01.22 凧在庫チェック
'04.12.26 竹取り作業

'05.05.07 後片付けと慰労会   2005年曳馬宮組凧日誌 完

 本日は、午前9時から午後2時まで、会所で祭りの後片付けをし、夜7時からは、シニア婦人部の心尽くしで会食をし、老若男女皆で祭りの健闘を称え合い、もって祭り行事を終了した。

 今年も凧揚会副会長として、また、初めての事務局として、そして久し振りに青だすき(副組長)をして凧揚祭りへ参加した。実質活動期間が5ヶ月と長丁場であったが、会を実質運営する役員会メンバー7名が力を合わせて、9回にも及ぶ役員会を開催し、合議制の形態で進めたこともあって、どこの組にもありがちな会員同士の軋轢やトラブルが皆無で、初家さんにも大変喜んで貰い、本当に楽しい祭りとなった。

 会所開き以来、若者数人が毎夜会所に顔を出して、雰囲気を盛り上げ、様々な作業をしてくれた。みんな礼儀正しく気持ちの真っ直ぐな青年ばかりで、「町の、いや日本の将来も大丈夫だ。」と意を強くした次第である。
 勿論、他の参加者全員、まさに一致協力して、小さい町ながら立派に凧を揚げ、親睦を深めることができた。

こう言った喜びがあるから、凧はやめられない。


'05.05.05  凧揚祭り最終日

 今日は風が弱く、我が組の凧もなかなか揚がらず、四苦八苦。
“てぎ”(滑車を使い十人ほどで人力動力で揚力を発生させる法)でも駄目。 とにかく子供の日なので揚がった凧の糸を子供たちに持たせたいと、若い衆が懸命に頑張り、風が出てきたのにも助けられて、昼前には子供たちを満足させることができた。
私は、午後は“先回り”(凧の下に出向き待機して、自町凧の落下に備える。)に回った。終了直前、無風状態となって、多くの他町と同様に突然高く揚がっていた凧が墜落。樹高10mの防風林の松の上に引っ掛かったが身軽な組員が木に登って、ほぼ無傷で回収できた。

3時過ぎに本陣屋の撤収し、凧12枚とともに町に持ち帰り、凧は終了。
夜、4回目の町を練りをして、11時に終了。 私としては、今年は3日続きの晴天で雨によるめぐみの骨休めがなく、フルに活動したので、労困憊である。しかし、トラブルゼロでまた参加者皆楽しんで呉れた様子でもあったことが、何よりである。


なかなか揚がらずに“糸先”班も大忙し。
今年大活躍の
青年監督 K君。
<画像クリックで拡大写真。>


子供連が凧糸を懸命に引く。
伝統行事の明日の担い手たちだ。
'05.05.04 凧揚祭り2日目

 今日も晴天。しかし風向は昨日と逆の西風。やや風強く今日も凧は良く揚がった。各町ともに昨日初家凧揚を済ませ、今日は凧心おきなく凧合戦ができるというので、随意所で合戦が繰り広げられた。
曳宮組も10町ほどの合戦の中に加わり、1時間以上も糸を引いたり延ばしたりして頑張り、生き残った。他町より人数が少ないので疲れる。

 今日は早めに現場を引き上げ、午後5時半からの浜松中心街での我々所属の第九ブロックの合同練りに参加。数百人が練り提灯を掲げ10列縦隊で浜松のメインストリートんを整然と歩き、交差点に来ては渦巻き状に練る。町内練りと違い規模が大きいので迫力満点。私は行列の第3列目で行進、沿道の大観衆の視線に一寸照れ臭い。

中央合同練を終えて、電車で町内に戻り、我が町のメインストリート“電車通り”を今度は近隣5町合同で練る。更に引き続き町いて、町内練を行って、本日も無事に終了。


約10本の凧糸が絡んでの凧合戦(糸切り合戦)。2町は敗退したが、あとは決着付かず、ドロー。
エキサイトする人が多く、揉め事が見られた。

合戦中の後方部隊。

第九ブロック市中央合同練り隊。

市中合同練りの練り風景。数百人がラッパの音に合わせ、旗の周りを凧揚祭り独特の摺り足と手振りで回る。
'05.05.03 凧揚祭り初日

さあ凧祭りだ! ここ4ヶ月余り、我々役員が準備のために流した汗が報われる時である。とにかく、参加者が無事であり楽しんでくれることを祈る。朝起きて、気掛かりな風の様子を見る。有り難い事に凧に丁度良い風で快晴、絶好の凧揚日和だ。
凧揚会場に向けて、曳馬宮組員が2台の貸切バスで繰り出す。到着後、早速初家凧(初凧)の準備に取り掛かる。風が強めなので、ヨットのキールに当たる荒縄の尻尾(尾っぽ)縄を十分長く(重く)し、凧の張り(左右の反り)も多目とする。とにかく初家の凧を皐月の空高く揚げ、初子を囲んでその糸元で祝いラッパと祝い練りしなくてはならない。それが高価な凧代を費やした凧のオーナー(初家)への義務である。そんなプレッシャーの中、程よい東風にも助けられて二軒の初凧とも無事に揚げ終え、組長以下全組員全、肩の荷を降ろす。

 凧揚場から帰って、夜は町内練り。午後6時出発。初家さん2軒で美味しく且つ豊富な飲み物・食べ物の振舞いがあり、祝福と感謝の激練と、主だった人を指名しての“大盃”(大杯に日本酒を注ぎラッパに合わせてイッキ呑みをする)を繰り返す。両初家さんの方々も練り・大盃に担ぎ出され、大いに飲み・楽しまれた。こうして、楽しく第一日目行事を終了。


凧揚現場の本陣屋。
凧の準備には殆ど使われず、初家さんの接待に使われる。
凧の準備は凧揚現場に近いところに第二陣屋を確保して行う。

見事に揚がった5帖初凧。

タコ糸を巻き取る"糸枠"。
凧の位置・状況に合せて現場を縦横に走り回るが、数百mの糸が巻いてあるので重い上に、他町の糸をくぐったたり跨いだりするので操るのに体力を要する

凧の糸元(糸枠付近)では初子とそのお父さんを肩車しての、祝い練りが。

初家練り。
お施主さんを肩車して練る。

主役は初子。

初家さんの振舞いものをほおばる。

初家夫婦を肩車して練る。
'05.05.02 前夜祭

 明日からの凧揚祭り本番を控え、前夜祭を催した。午後6時半から婦人部の準備してくれた食べもの飲み物で胃袋を充たし、氏神である八坂神社へ、曳馬本郷町、曳馬金屋町と3町合同で参拝をする。3町は御殿屋台を持たない。そこで隣町の高林町に出向きの御殿屋台の周りで数回合同で練り、新装成った福厳寺で軽く接待を受けてから会所に戻った。そこでひとしきり練ってから解散。


会食風景。
大人の参加者が少なめ。

高林町の御殿屋台の前で
練る曳馬三町
(曳馬宮、曳馬本郷、
曳馬金屋)

高林組屋台の
お囃子の女の子たち。
綺麗に神を結い、お化粧をしている。

宮組会所前で練る。

'05.04.29  組長会議

 浜松市のUホールにて、浜松祭り本部主催の浜松祭り参加町の凧組幹部を集めて最終回の会が持たれた。参加169町の約600人が参加。本部、市役所、警察、消防、中部電力、遠州鉄道などから注意・依頼事項の説明があり、約1時間で終了。


'05.04.24 凧搬入、本陣屋設営、凧揚練習

 我が町から10Km離れた、砂丘で有名な中田島海岸凧揚会場の指定凧倉庫に、12枚の凧を搬送・搬入した。また、所定の区画にテントによる陣屋の設営作業も行った。好天の中、参加者18名。終了後、海岸に出て3帖凧で練習を兼ね、凧を揚げて新品凧糸の撚りを戻す“糸伸ばし”を行った。
かなり強い風に尾縄(尾っぽ)を長めかつ多目にしてすんなり揚がる。若手新人たちも、揚げる技術の習得に懸命であった。
これで準備はほぼ完了。組員は5月3日から5日の凧揚祭り本番を心待ちにしている。


JR浜松駅前を通過する
“曳馬宮組”の凧。

さあ凧揚げだ!
風が強いので
凧の反りを強くし
、風を逃がす。

絡んだ糸を解す。

揚げる直前の
緊張の一瞬。
凧を放す
タイミングが大事。

若手のホープ。
「ヒロシです。」
米粒みたいに
見えるのが凧。
<画像クリックで拡大写真。>


組長は左利き。

紺碧の空を悠然と
泳ぐ“曳宮”凧。

遠くには
遠州灘が見える。
'05.04.17  初凧糸目付け

 凧祭りの主役、初子さんの凧の糸目付けを行った。20名ほどが参加。風はやや強いものの快晴で、天も初子を祝福しているかのようだ。 恒例の氏神八坂神社での祝詞を受けてから、3帖と5帖の新品の凧2枚に糸目を付ける。糸目付けとは、"金に糸目は付けない"の糸目と同じである。5帖の場合、親糸3本と子糸26本(糸目配置図)を、揚げた時に張力均等となるように、一本の弛みも生じないように慎重に手繰り・結ぶ。何やかやで1枚1時間余りを要する。凧に対する糸の上下方向の所要傾き(のし)は風の強さによって変わるので、強風用や弱風用の糸目とすることもある。今回は標準の“のし”とし、末端に紅白の布を編み込んで終了。初子さんをはじめ初家さん家族に、完成した凧の前に並んで貰い、凧ラッパ(凧ラッパ楽譜)に合せ参加組員が手拍子を繰り返し作業を締める。その凧を若い衆数人で初家に届けて、イベント終了。昨年に比べてやり直しの少ないスムーズな糸目付けであった。



氏神 八坂神社
で初子祈願祭。
初子の健やかな
成長と凧祭りの
無事を祈る。

初家さんが
最初の子糸を結ぶ。

糸の末端は
お祝いの印、
紅白の布を編み
込む。しめなわ
と同じ左撚り。

5帖凧の
糸の長さは
約20m。

2枚目は3帖。
青地に白抜き文字
のデザイン。
'05.04.10 友好町懇親会

 凧揚まであと3週間余りとなった。荒っぽい祭りなので、揉めごとも多々あることから、近隣の町と絆(きずな)を深め、祭り期間中の互に助け合いを目的として、殆どの町が祭りの前に各々の会所で友好町懇親会を催す。本年、当町(組)はいつもより早めにその会を持った。雨模様にもかかわらず、10町の組幹部約50名が参集してくれた。午後3時、ラッパ隊6名の凧ラッパで開会。 幹部や来賓の挨拶も滞りなく終わり、曳馬宮組婦人部の心尽くの肴で、ビールと焼酎を酌み交わしながら、会は和やかに進行。2時経っての中締めでは、恒例の浜松祭り激練りを20回ほど繰り返して大いに盛り上がる。それを終えて後も、在り難いことに参加者の3分の2が留まってくれ、引き続き酒を酌み交わす。我が町の組員は接待役として酒を注いで回りながら、他町組員との親交を大いに深めた。  良い会であった。



会は和やかに和やかに進む。
皆、組の法被を纏う。

縁の下の力持ち。
ラッパ隊。
<画像クリックで拡大写真。>

激練。
肩車で祝福される
我等が組長。
<画像クリックで拡大写真。>

たこ印を染め抜いた
各町の手ぬぐい。
'05.04.06 凧の修理を始める。

 会所開きして3日目となり、凧修理に着手。今年は新たな手作り凧はやめたが、業者に注文した初凧2枚(合戦には使わずに慎重につぶさないように揚げる。)を除き、合計10枚の合戦凧を用意することになっているからピッチを上げないといけない。本日は2枚の修理を行った。破れた部分の籤(ひご)のところの塗料が、新しく貼った和紙に滲み出ないようにカッターナイフで綺麗に削り落し、その後に紙を貼った。



会所を示す提灯

凧補修作業を始めた

今のところラッパ隊は
去年と様変わりして
男子のみ。
週に2回練習する。
'05.04.02 会所開き

 祭り本番を1ヵ月後に控え、会所開きのイベントを持った。別名"曳馬宮組結成式"とも呼び、組員(会員)が集まり、今年凧を揚げる初子さんの紹介、役職者の発表・委嘱(たすき渡しという)、幹部挨拶、ラッパ吹奏、乾杯と続き、後は婦人部の心づくしの料理で酒を酌み交わし組内の親睦を深めた。今年は初家さんが2軒あり、本日の参加者は50名程だったが、大いに盛り上がった。この日以降、会所には毎夜皆が集まり、凧の準備など本番に向けての作業を行いつつ他町の挨拶客の応対をする。



和気藹々と酒を酌み交わす。

初家さん2軒。
昨今、初子さんの名前の読み方が難しい。
'05.03.19 第九ブロック懇親会

凧揚げ祭り本番迄1ヶ月一寸に迫ってきた。本日夕、浜松市東北部にある第九ブロックの懇親会が催された。市の祭り本部役員を招き、該当13町の自治会長、凧の組長、凧揚会の代表など約50名が自組の法被を纏って一同に会した。これが祭りに向けてのオフィシャルの懇親会である。場所は曳馬町三浦の会所で、当番町は勿論曳馬三浦である。13年に一度巡ってくる当番町は弱小な町には相当な負担で、この懇親会を始めとして本年度のこのブロックの合同イベントのまとめ役を務める。曳馬三浦さんの20名位が裏方に徹してこの会を支えていた。当町も3年後にはまたこの大任が巡って来るので、そろそろ人材の育成などから準備に取り掛からねばならない。懇親会は、各町自町の凧印を染めこんだ手拭いを折を見て交換したりしながら、折り詰め料理にビール、日本酒、焼酎などを酌み交わして、組運営の苦労話などを語り合いながら、やがて、和気藹々のうちにお開きの練りとなった。肩車された三浦組組長を真中にして、凧ラッパに拍子を合わせて数回皆で楽しく練り、会は終了した。曳馬三浦組の若い衆に、古式床しく足許を提灯で照らして貰いながら会所の敷地を出て、徒歩で帰った。
'05.01.22 凧在庫チェック
本年新たに凧を作るか否かの判断材料として、在庫チェックをした。
初凧は普通、初家さんから組に寄贈され、昨年もそうだったからその3枚の凧は家紋と初子の名前を外してあるだけで、その部分を紙を張って補強すれば昨年の5帖凧3枚分はそのまま使える。
昨年凧作り指導役のSさんが亡くなったので、今年は凧製作は見送りになるかもしれない。


在庫は
3帖2枚、4帖2枚、5帖10枚、6帖3枚の
計17枚の凧
'04.12.26 竹取り作業

第1回目の大イベントは年も押し詰まったときに行った竹取りである。引佐町まで遠征し、尻尾や凧の補強材として使う女竹と凧のヒゴを作るための真竹を取った。また、旗竿用の細めの真竹も取って来た。5人での作業で合計40本ほどを得てた。町内に持ち帰ってからの、枝とか節とか皮を取る作業に意外と手間が掛かる。


川岸に生える女竹

真竹の林

積み込み風景
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