團菊祭五月大歌舞伎 昼の部   5月24日 歌舞伎座

新聞屋さんにチケットを貰ったので、演目が「源氏物語」だし、
行ってみるかーと思って初めて歌舞伎座に・・・。

 

げんじものがたり
源氏物語
 
  光君:   市川新之助
藤壺女御: 坂東玉三郎
紫上:   尾上菊之助
頭中将:  尾上辰之助
夕顔:   片岡愛之助
葵の上:   中村芝雀
六条御息所:中村時蔵
左大臣:  市川左團次
右大臣:  尾上菊五郎
桐壺帝:  市川團十郎
≪ストーリー≫
光君が須磨に旅立つところまでの話。
 
 
≪感想≫
 生で歌舞伎を見たのはこの團菊祭が初めて。始まって驚いたのはセリフが現代語だったこと。普通歌舞伎って歌舞
伎独特の口調があるじゃない。なのにこの源氏物語は普通のしゃべり口調だったので歌舞伎初心者のワタシには分か
りやすかった。むかーし、中学のとき授業で「勧進帳」を見たんだけど、何言ってるかさっぱり分からなかったもん。教材
のビデオだったから字幕が付いてて、やっと理解出来たって感じだったし。
 新之助さんの光君はまさに光源氏って感じでした。もー美しいのなんのって・・・。3階席なので双眼鏡で見ていたんだ
けど、あまりの美しさに双眼鏡を覗きながら顔がにやけてしまった・・・。(かなりアヤシイ私・・・)
 玉三郎さんの藤壺女御もこれまた美しかったです。ためいき出るぐらい美しいです。本物の女より色気があった。朝、
歌舞伎座の前に並んでいたとき、前にいたおばちゃんが「玉三郎はオーラが違うのよっ!オーラがっ!」って力説してい
たのが分かった気がする・・・。
 桐壺帝は團十郎さんだったのー。團パパを数年前の大河ドラマ「花の乱」で知って、ずーっと團パパの歌舞伎って見
てみたかったので、見れてうれしかったよぅ〜。團パパの桐壺帝は右大臣と左大臣が対立しているなかで中立をたも
ち、どっしり構えているのがかっこよかった〜。
 愛之助さんの夕顔はワタシの夕顔のイメージぴったりでした。夕顔が御簾の中からちらっと外にいる、光君を見るシー
ンは歌舞伎なので大げさになっているのか御簾が全部まくれ上がり、ババーンと夕顔が立っていたのには笑えた。
 菊之助さんの紫上は可愛かったです。綺麗とか色気があるというより、可愛らしいといった感じ。でも出番が少なかっ
たせいか、ちょっと存在感が薄かったような気が・・・。
 六条御息所は中村時蔵さんが演じていたんですが、生霊になったところはおっそろしかった〜〜。ナワを振り回して、
絞め殺すんだよぉぉ〜〜〜。(T_T)
 ストーリー自体は原作とちょっと違うんでないの?ってところもあったんだけど、とっても面白かったので、まぁいいかっ
て感じ。調度品がとってもキレイでした〜。グラデーションしている几帳があって、すっごく綺麗。
 最後は光君が朧月夜に手を出して須磨に旅立つところで終わるんだけど(朧月夜じたいは出てこない)、花道を去って
いくとき新ちゃん、涙を流していたそーなの。ワタシの席からだと花道が全然見えないので、新ちゃんの涙を見られなか
ったのが残念でならん〜〜。
 またいつか源氏物語、再演してほしいよー。(なるべく)出演者を変えずに・・・。松竹さんっ、お願いっっ!!!

 


モドル