二月大歌舞伎 歌舞伎座

坂東三津五郎襲名披露公演

 

昼の部は初日に見てきました!!初日に行くの、初めてだったので、
ちょっと嬉しかった。ロビーに永山会長がっ!!!!!
最初は、どっかで見たことある人だな〜って思ってたら、
一緒に行った友達が、「会長だよ!」って教えてくれました。
そして久しぶりにイヤホンガイドを借りました。(イヤホンガイドはお芝居の進行に
あわせて解説をしてくれる便利な機械)普段は貧乏なので、借りないことが
多いのだけど、居眠りしないためにも借りてみるか・・・と思い借りてみました。
さすがイヤホンガイド、適切な解説で歌舞伎がとっても分かりやすかったですぅ。

 

昼の部 2月1日
ことぶきしょうじょう
寿猩々
 
猩々: 中村富十郎
酒売り:中村歌江
 
≪ストーリー≫
 酒売りの男が夢のお告げ通り楊子の市に出て酒を売っていたら、裕福になった。毎回市にやってきて、酒を何杯も
飲んでも顔色が変わらない男がいた。名を尋ねると海のなかに住む
猩々(しょうじょう)だという。酒売りはそれを確かめ
るために潯陽の江のほとりに行き、酒を用意して待っていた。すると猩々が現れ、酒をくみかわす。猩々はみごとな舞
を披露する。そして酌んでも尽きることがない酒壷を酒売りに与えると姿を消す。
 
≪感想≫
 筋書買ってなかったので、猩々って何?って思っていたら、海の中に住んで言いる怪物(?)とかイヤホンガイドで解
説されてました。(やっぱりイヤホンガイドって素敵。分からないことを解説してくれるし。)猩々の顔はこどものような顔
に書くんだそーです。
 酒売りの歌江さんが綺麗でした。

 

けいせいはんごんこう
傾城反魂香   将監閑居の場
 
浮世又平:  中村吉右衛門
狩野雅楽之助:中村歌昇
女房おとく: 中村雀右衛門
 
≪ストーリー≫
 又平は師匠である狩野雅楽之助に認められ、名取になりたいと願っている。しかし、願いがかなわないことを知り、
女房のおとくと死を決意する。最後は名取りを許され、めでたしめでたし。
 
≪感想≫
 又平が手水鉢に絵を描いているときの気迫がすごかった。
 裃の袴は左足から先にはくんですって。<イヤホンガイド解説。 そうなのか〜。左足からはいたほうがしっくりくるん
だって。
 この演目、イヤホンガイドの小山観翁さんの話し声が心地よく、ちょっと・・・いや、かなり意識がとびました…。(^^;
眠らないようにイヤホンガイド借りたのに……。アホだわ私。

 

さともようあざみのいろぬい
花街模様薊色縫   十六夜清心
 
清心:     尾上菊五郎
十六夜:    坂東玉三郎
恋塚求女:   尾上菊之助
白蓮
実は大寺正兵衛:市川左團次
≪ストーリー≫
 清心と遊女・十六夜は一緒に川に飛びこみ、心中をはかるが、清心は泳げるので、体が浮かんでしまい助かってし
まう・・・。一方、十六夜も白蓮に助けられる。清心は十六夜が死んでしまったと思い、懐に石の重しを入れ、川に飛び
込もうとするが飛び込むことが出来ない。そこへ通りかかった寺小姓の求女が500両もの大金を持っていることを知り、
清心は求女から500両を借り、十六夜の家族に十六夜を死なせてしまったお詫びをしようと考える。しかし求女は金を
貸すわけにはいかないと言う。揉めているうちに、清心は求女を過って殺してしまう・・・。清心は求女が持っていた刀
で腹を切って死のうと思うが、求女を殺したことを見ていたのは空の月のみだと考えなおし、自害などせずに悪の道を
突き進む決意をする。
 
≪感想≫
 清心の菊五郎さんが素敵過ぎる〜。そして玉さまは綺麗…。遊女の部屋着のまんまで清心(菊五郎さん)を追って
きた玉さまが色っぽかった。鼻緒が切れて、懐紙をこよって鼻緒を修復して歩き出した途端、また鼻緒が切れちゃっ
て、ちょっと怒った顔の玉さまがまた可愛い〜のっ!!
 心中したんだけど、泳げて助かっちゃった菊五郎さんが川の中から出てくるとき…平泳ぎだった…。(笑)
 川に飛び込む前は薄い藤色の着物を着ていたんだけど、川から出てきたときは濃い紫の着物。着物が水にぬれて
色が変わったことを表してるんだそで、おおっ凝ってる!って思った。もう1度川に飛び込もうと、着物の懐にせっせと石
をいれて、飛び込もうとするんだけど、なかなか飛び込めない…そうこうしているうちに向こうから、求女(菊ちゃん)が
やってくる。舞台の上の菊五郎さんと花道の菊ちゃんの対比がなんともいえなくいいっ!!(3階席だから菊ちゃんは
頭の一部しか見えなかったけど…T_T) 持病の癪でヘロヘロの菊ちゃん…小姓なのに、色っぽい…。声は女形に近
い声をだしてるし。で、癪って何よ?よく歌舞伎で「持病の癪が〜〜」って言ってるけど…と思い、家に帰って辞書引い
てみたら、“胃けいれん、胆石なので腹が急に痛むこと。”だそうです。求女って小姓だから若いはずなのに、胃けいれ
んとは…。
 求女の癪がなおって、求女と話している菊五郎さんが、求女に気づかれないように懐に入っている石をチャッチャって
投げ捨てる様子が可愛かったですぅぅ〜〜〜!!!8(><)8
 そしてそして、求女をあやまって殺してしまった菊五郎さんが自分も自害して罪をつぐなおうとするけど、なかなか腹
に刀をさすことが出来ない…。ちょっと刺さって「あ痛ーっ!!!」って言っている菊五郎さん!!可笑し過ぎっっ!!
たしかに痛いだろーよ。切腹は。
 で、結局求女を殺したことを知っているのは、お月様と自分だけ、1人殺そうが100人殺そうがはねられる首はただ
一つ!!と言って、悪の道に突っ走っていく菊五郎さん…。カッコイイ…。「1人殺そうが100人殺そうが〜」ってセリ
フ、ものすごいセリフだよな…。たしかにそう言われればそうなんだけど…。
 菊五郎さんが悪の道にはしることを決意して、花道を走って行ってしまい、終わってしまったのだけど、本来ならこの
続きがあるのだそう…。続きが気になる…通し狂言とかでやってくれないかしら?

 

やっこどうじょうじ
奴道成寺
 
白拍子花子
実は狂言師左近:坂東八十助
改め三津五郎
 
≪ストーリー≫
 「娘道成寺」の男版。
 
≪感想≫
 三津五郎さん、「このたび祖の名跡を襲名いたしました狂言師にございます」みたいなことを言ってました。この奴道
成寺の狂言師は動きがコミカルで見ていて楽しい。お面3つをとっかえひっかえ踊るのが、スゴイ!お面を変える早さ
がものすごくて、驚き。最後に客席にお面、投げてた。(たぶん)
 所化(お坊さん)は御曹司、若手がずらーっと並んでいて、誰をみていいか分からないぐらい豪華な顔ぶれの所化さ
ん…。菊ちゃん、辰之助くん、愛之助さん、進之助さん、勘太郎くん・・・etcetc  菊ちゃんの所化は1月に引き続き、
えらい可愛い〜〜〜vvかなり双眼鏡で凝視してしまった。(^^;;菊ちゃんは座っているとき、微笑みながら三津五郎
さんの踊りを見てました〜。 辰之助くんは1月に引き続き、白塗りが他の所化より妙に白い…。なんで???
 で、所化さんたちによる手ぬぐいまき。さすがに3階までは手ぬぐいは飛んでこない・・・。いいな〜〜〜〜、1階席の
前のほう…。きゃーーっていう奇声があがってました…。

 

 

 

夜の部 2月21日
おんなしばらく
女暫
 

色を塗ったら変になったので、真っ白のまんま
載せることにしました。
  巴御前:     坂東玉三郎
蒲冠者範頼:   片岡我當
成田五郎房本:  市川左團次
女鯰若菜
実は樋口妹若菜: 中村福助
轟坊震斎:    尾上辰之助
義高許婚 紅梅姫:中村七之助
手塚太郎光盛:  中村勘太郎
木曽駒若丸:   坂東亀寿
木曽太郎公綱:  片岡進之助
清水冠者義高:  片岡秀太郎
舞台番辰次:   中村吉右衛門
 
≪ストーリー≫
 平家追討で功を立てた範頼は禁中守護に命じられ、有頂天で北野天神で宴を開いている。清水冠者義高やその許
婚・紅梅姫、木曽太郎公綱、木曽駒若丸は範頼の傲慢さを諌め、範頼が奪った宝剣をかえしてくれと頼むが、範頼は
聞く耳をもたない。範頼は義高の許婚・紅梅姫に横恋慕していたので、紅梅姫を差し出せという。義高と紅梅姫が拒
否すると、範頼は義高たちの首を落そうとする。そのとき彼方から「し〜ば〜ら〜く〜」の声がして、巴御前がやってく
る。巴御前は女でありながら武勇に秀でているので、範頼の手下のものはたじたじ…。巴御前は宝剣のありかを問い
詰める。宝剣のありかをつきとめ、義高たちを救い出した巴御前は、歯向かう仕丁たちの首を一太刀で切り落とす。
 大役をなしとげ花道をひきあげようとする巴御前を舞台番の辰次が呼びとめ、歌舞伎十八番の「暫」に準じた「女暫」
なので六方をふんでひっこまなくてはならないと言うが、巴御前はちょっと六方をみせただけで恥ずかしがって帰る。
 
≪感想≫
 玉様が花道で六法を踏むかも!?って聞いていたので、花道が見える3階の右側のそでの席を買いました。(3階
席はほとんど花道が見えないんだけど、右側のそでのせきだと花道が見えるのです。そのかわり、舞台の右側3分の
1ぐらいが見えないんですけど…。)玉様は花道にいることが多かったので、そでの席でよかったですぅ〜。
 玉様の巴御前、めちゃくちゃ可愛い!!力紙が耳みたいで、動くと揺れて可愛いのっ!(笑)めちゃめちゃ勇ましく
えらいでっかい刀を振り回して、4〜5人の首を斬ったっつーのに、最後の花道のひっこみのところでは刀が重いわ〜
って言ってました。(笑)「後見さ〜〜ん。あら?いないわ。どうしましょう。」(刀を持ってもらおうと思っているらしい…。)
とブツブツ言ってる様子がまた可愛いのです。(*^^*)
 そう、紅梅姫の七之助くんの声にビックリしました!声変わり(?)のせいか裏声が出なくってガラガラの声でした。
声出すのツラそうでした…。大丈夫なのかな〜??

 

こうじょう
口上
 
中村雀右衛門
片岡我當
片岡秀太郎
中村福助
中村歌昇
中村時蔵
中村松江
中村吉右衛門
市村羽左衛門
坂東三津五郎
尾上菊五郎
市川左團次
市村萬太郎
坂東弥十郎
坂東秀調
中村又五郎
坂東玉三郎
中村富十郎
 
三津五郎さん襲名の口上です。
 
≪感想≫
 一月に引き続き、八十助さんの三津五郎襲名の口上。大半の役者さんは一月と同じようなことを言っていました。左
團次さんは一月、「別れた女房に未練はないが、俺たち、も少し背が欲しい」と言っていたんですが、二月は「先月は

『別れた女房』などと言ってしまいましたが、実は私も女房に逃げられていまして…云々」と言ってました。し、知らなか
った…。(^^;; 菊五郎さんは「(三津五郎さんは)得意な役もどんどん増やしていますが、一方、料理・洗濯・掃除も
得意になっています」みたいなことを言ってました…。今月も左團次さんと菊五郎さんに“別れた(逃げた?)女房ネタ”
でイヂメられていた八十助さんでありました。(あっ!八十助さんじゃないやね。“三津五郎さん”だね)

 

かみのめぐみわごうのとりくみ
神明恵和合取組  め組の喧嘩
 
め組 辰五郎:     坂東三津五郎
同  柴井町藤松:   尾上辰之助
同  霜月町亀右衛門: 坂東秀調
同  宇田川町長次郎: 坂東正之助
尾花屋女房 おくら:  中村雀右衛門
辰五郎女房お仲:    中村時蔵
四ツ車大八:      中村富十郎
焚出し喜三郎:     尾上菊五郎
 
≪ストーリー≫
 些細なことから、火消しの鳶と力士が喧嘩になるはなし。
 
≪感想≫
 立ち廻りがものすごかった!!!カッコイーっ!!って感じ。三津五郎襲名だけあって、巳之助くん(三津五郎さんの
息子さん)の立ち廻りもあるのだ。二月の中旬はインフルエンザにかかっていて巳之助くんの立ち廻りはなかったそー
なんだけど、私が見に行ったときはありました。しかし、巳之助くんの立ち廻り、ちょっと長かったよーな気がする…。巳
之助ワールド展開中って感じでした。そうそう、お子様といえば、時蔵さんの次男の萬太郎くんがめちゃめちゃ可愛い
のっ!将来、キレイな女形さんになってねvって思ってしまった。あと、三津五郎さんが演じる辰五郎の倅役の種之助
くんもなかなかよかったです。芸達者だよなー。武士の人形に槍を持たせて、人形を動かして遊んでいる姿がめちゃめ
ちゃ可愛かったvv
 最後に登場する菊五郎さんもなかなかステキでした。力士と火消しが大喧嘩しているなか、やって来て梯子に登っ
ていくから、何するんだろ?って思ってたら、ぶらーーんと梯子にぶら下がり、梯子ごと倒れてきて、ぴょんと地面に着
地!!着地したところが、ちょうど力士と火消しの間で、喧嘩を止めるんです。おおっ!って感じでした。
 江戸っ子風味の演目で、面白かったです〜。(^^

 

えちごじじ
越後獅子
 
角兵衛: 坂東三津五郎
 
≪ストーリー≫
  角兵衛は越後から家族と別れて1人で江戸にやってきて、曲芸で越後獅子の大道芸を見せている。角兵衛は獅
子舞などを太鼓を打ち、笛を吹いて軽やかに踊る。そして一本歯のげたを履いて、さらしの布を波に見たてて、振る。
 
≪感想≫
 さらしが結構長いから振るの大変だろーな…って思ってしまった。げたは一本歯だし。よく重心がとれるよな〜。

 

 


モドル