松竹大歌舞伎 東コース  7月16日 練馬文化センター

新ちゃんの女形みたさにチケットを買ってしまいました。。。
仕事の都合で、一番近い鎌倉芸術会館の公演には行けなかったので、
練馬文化センターの公演をギリギリになって入手。そのため、席は
2階席の後ろのほうでした。・・・例によって双眼鏡鑑賞です。(笑)

 

かなてほんちゅうしんぐら
仮名手本忠臣蔵

五段目:山崎街道鉄砲渡しの場
     同  二つ玉の場
六段目:与一兵衛内勘平腹切の場
 
早野勘平:   市川團十郎
女房お軽:   中村芝雀
斧定九郎:   市川新之助
判人源六:   市川十蔵
千崎弥五郎:  市村家橘
一文字屋お才: 市川右之助
不破数右衛門: 市川團蔵
おかや:    市川升寿
 
≪ストーリー≫
 勘平(菊五郎)のために金をつくろうと、お軽(菊之助)は祇園の遊郭に身を売ることにする。50両の前金を貰ったお軽
の父親は祇園からの帰り道、盗賊・斧定九郎(新之助)に襲われ死んでしまう。山崎(京都近郊)で猟師をしていた勘平
はイノシシと間違えて定九郎を鉄砲で撃ってしまう。勘平は仇討ちに加わるためには金が必要だった勘平は定九郎が
持っていた財布を持って逃げる。暗闇だったので、定九郎の顔を見ていない勘平は財布の模様から撃ったのは舅で、
奪った金は女房の身売りの金だと思い込み切腹をする。
 
≪感想≫
 新ちゃん@定九郎、3月の演舞場のときより、“悪”が増しているような感じがした。たった「五十両」のセリフにも重み
がある。鉄砲に撃たれ、驚愕の表情を浮かべ、血を吐き倒れるまで一瞬たりとも定九郎から目がはなせなかった。
 友達と話していたんだけど、あの定九郎にお金を巻き上げられそうになったら、嫌だよね。素直にお金渡して、お弁当
とか傘とかもあげちゃうよね。でも、「五十両〜〜〜」ってセリフは聞きたいから、とりあえず言ってもらって、(笑)「鉄砲
にはくれぐれも注意してくださいね」って言ってあげて、さっさと逃げるでしょう!
 團パパ@勘平は・・・・・・なんというか、“武士”って感じがすごくした。鉄砲持ってイノシシ追いかけてても“武士”に見
えるんだよね。勘平が切腹するところは、いつもやるせない気持ちになる。ああ、おやじ様の死体をみれば、勘平が鉄
砲で撃ったんじゃないって分かるのに〜〜〜〜って。
 芝雀さんは3月のお才がとってもあっていたから、今回もお才を見たかったんだけど、お軽もよかったです。お軽の何と
もいえない悲しみが伝わってきました。菊ちゃんのお軽は“お軽ちゃん”って感じだったけど、芝雀さんのお軽は“お軽さ
ん”って感じかな。(笑)

 

めおとどうじょうじ
男女道成寺
 
白拍子花子:   中村芝雀
白拍子桜子
実は狂言師左近: 市川新之助
 
≪ストーリー≫
 紀伊の国、道成寺での鐘供養の場に白拍子花子と桜子がやってきて、鐘を拝ませて欲しいという。女人禁制だが、
所化たちは舞を舞うという条件で、白拍子たちの願いをかなえることにしる。花子と桜子は踊り始めるが、途中で桜子の
烏帽子が落ち、男で狂言師であることがばれてしまう。狂言師ならなおのこと、所化たちはさらに舞を所望する。踊るう
ちに二人は安珍を焼き殺した清姫の妄執の蛇体と化す。
 
≪感想≫
 新ちゃんの女形が見れるっ!!!それが見たくてチケット買ったよーなものだし、楽しみでした。でも以前、新ちゃんが
弁天小僧やったとき前半のお浪ちゃんのところは、どー考えても女に見えなかったと聞いていたので、今回ももしかした
ら野郎な桜子なのかなーって思っていたんです。ところがどっこい、めちゃめちゃ美人の桜子でした!!!芝雀さんの
花子は言うにおよばずキレイだし、新ちゃんの桜子もキレイ!もー、二人そろってえらい綺麗なの。新ちゃん、背が高い
から、えらいでかい桜子って感じがしたけど、予想以上に綺麗だったので、もーそれだけで満足でした。
 狂言師左近になってからは本領発揮ってな感じで、すっごく楽しそうに踊ってました。ああゆうコミカルな動きの踊りは
見ていて楽しいです。
 で、最後の花子と左近が蛇体と化すところ、芝雀さんの表情の変わりっぷりがすごかった。目がコワイの。鐘の上の
芝雀さんの表情、忘れられません。清姫がのりうつったかのような表情でした。

 


モドル