この「グリークス」は現代劇だけれども、歌舞伎にはまっていなかったら
この舞台を見ることもなかったと思うので、感想のページに加えておきます。

 

 

グリークス 10本のギリシャ劇によるひとつの物語    演出:蜷川幸雄
 文化村シアターコクーン  9月19〜21日
 
 
某雑誌に投稿したイラスト。   アガメムノン:    平幹次郎
クリュタイムネストラ:白石加代子
イピゲネイア:    宮本裕子
エレクトラ:     寺島しのぶ
クリュソテミス:   小林さやか
オレステス:     尾上菊之助
ヘレネ:       安寿ミラ
アキレウス:     田辺誠一
テティス:      南果歩
カッサンドラ:    中嶋朋子
アンドロマケ:    麻実れい
ヘカベ:       渡辺美佐子
≪ストーリー≫
トロイアに連れさられたヘレネを奪回するためにギリシャ軍は
トロイアに攻めていく。戦争に勝つために総大将のアガメムノン
は娘のイピゲネイアを生贄にする。そのおかげで(?)ギリシア
はトロイアに勝ち、戦争は終わるが、娘を殺され、怒り狂った
アガメヌノンの妻・クリュタイムネストラ
はアガメムノンを殺害。
17年後、父親(アガメムノン)のかたきを討つためにエレクトラと
オレステスの姉弟は母親(クリュタイムネストラ)とその愛人・アイ
ギストスを殺す。復讐という名目で殺人が繰り返されていく・・・と
いう話。
 
 
≪感想≫
 「グリークス」は菊之助くんが出ているので、見てみてみたかったのですがチケットが高すぎて諦めていたんですが、
直前になってYahoo!のオークションで定価の半額ぐらいでチケットを手に入れました。しかもしかも前から6列目という
超いい席だったので、本当にラッキーでした。
 この「グリークス」、ギリシア神話のお話で3部すべてぶっ続けで見ると10時間もかかる長〜〜〜い舞台なのです。
1日で全部見る通し公演だと家に帰ってこれなくなるので、私は3日間に分けて見る公演に行きました。
 普通の公演だと開演のブザーがブ〜〜ッと鳴りますが、「グリークス」は鳴りません!普段着の役者さんがお客さん
にまぎれて会場に入ってきて通路で語り始めるんです!1部には菊之助くんは出ないので、今日は菊ちゃん見れない
のか〜〜って思っていたら、通路に菊ちゃんに似た人がっ!!歌舞伎の衣装じゃない菊ちゃん、見慣れていないので
最初は気がつかず、あの人菊ちゃんに似てる〜〜なんてのん気なことを思ってしまいました・・・。
 あ、あと舞台が客席の真中にあるのには驚きました。で、通路を役者さんたちが行き来するんですっ!!だから通路
側の席だと、間近で役者さんが見れるんです。1部には田辺誠一さんが勇者アキレウス役で出ていたんですが、至近
距離で見る田辺さんは背が高くて細くてカッコよかったです。
 菊ちゃんは2部の母親を殺すところ場面からの登場。目をギラギラさせて母親に向かっていく姿がものすごかった・・・。
歌舞伎の可愛い女形の菊ちゃんは一体どこへ・・・。ほんと、スゴイ迫力でした。
 オレステスの姉、エレクトラ役には菊ちゃんの実のお姉さんの寺島しのぶさん。しのぶさんは、すごく存在感があって、
かっこよかったです。女菊五郎といわれるのがよく分かりました。
 私は2部が一番スキかも。殺人、殺人、殺人で話自体は暗いんですけど、一番見ごたえがあったような感じがしまし
た。
 3日間、渋谷に通うのは大変だったけど、3部が終わったときは感動、感動、感動!!!拍手、拍手、拍手!でした。
これは1日で全部見ても長いと感じない舞台なんだろーなと思いました。最初から最後までテンションが高い舞台なの
で、のんきに居眠りしているヒマなんかないって感じなんです。出来れば通しで見てみたかったな・・・。
 そーいえば、2部(9月20日)に竹中直人さんが見にきていました。私のちょうど2列前の席に座っていました。途中で
気がついてビックリしました。菊ちゃんとしのぶさんのお母様の富士純子さんも見にきていたようです。
 この「グリークス」、高校のときに見ていたらきっと私はギリシアにはまり、日本史じゃなくて世界史を選択していたで
しょう・・・。
 

 


モドル