昔は、この庭のあたりまで、竹やぶだったそうです。

   この庭も、「お父さんが作った」と言ったら、信じてもらえますか。
   ちなみに、お父さんは、普通のサラリーマンです。

   ウメの木やツゲの木は、この場所にあったらしいのですが、それ以外の、
   大きな石や木などは、お父さんが一人で動かしたらしいですよ。
   こんな話をすると、たいていの人は、「へエー」と、感心したような顔をしますが、
   心の中では、「ウソだろう」と、思っているみたいです。

   お父さんの話では、石を動かす時、割った竹を地面に敷いて、その上を、テコを
   使って動かしたそうです。(京都の祇園祭で、山鉾が方向転換する時の要領)
   ロープを肩にかけて引っ張ったこともあるそうです。
   殆ど、「古代人の世界」ですね。

   大きな石は、一日やっても、いくらも動かなかったようです。
   それで、結局、全く動かなくなって、どうしょうもなくなった所が、
   現在、石のある場所だそうで、
   そこを中心に、この庭を、少しずつ作っていったそうです。

   よくも根気よく、やったものですねえ。 「お父さん、あんたはエライ」

   僕はこの庭で、お父さんと、かくれんぼをしたりして、よく走り回っていましたが、
   シェーンが来てから、ここは、シェーンの「遊び場兼ウンチ場」となりました。
   夏になると、大きなヘビが出たりします。

   
(注) 2004年3月、駐車場設置のため、この庭も無くなってしまいました。
       この庭は、私が苦労して造った庭でしたし、管理するのにも、いろいろ
       しんどい思いをした庭でしたので、ことのほか愛着もありました。
       私の好きな庭のひとつでした。
       無くなって、残念で仕方ありません。