絵手紙 小学校 ぼくの思い出                                                     




     昭和26年(1951年)4月、『ぼく』は、とある田舎の小学校に入学しました。
     1クラス40名少々、全学年2クラスずつの、小さな『村立』の小学校です。

     校庭には大きな松の木と楠の木があって、木造の校舎とお似合いでした。
     その校舎の横には講堂(今で言う『体育館』のような建物)がありました。
     講堂の正面には二宮金次郎の像が建てられていて、記念写真と言えば、必ず
     この像の前で撮ったものです。

     講堂の横には、桜の木がぎっしり植えられていて、春には花見も出来たし、
     図画の時間には、よく写生もしました。

     のどかな小学校でしたが、ただ、校門の扉や校庭の柵などに使われていたで
     あろう金属と言う金属が、すべて切り取られ、消失した校舎の跡地を畑にして
     何か植えられていたのは、やはり、戦争の爪跡だったのでしょうか。

     幼稚園も保育園も無かった時代でしたので、
     『ぼく』にとっては、小学校は、『始めての集団生活の場』
     大ぜいの友達と、日が暮れるまで遊びに夢中だったのもこの頃でした。

     『子供の頃の思い出』と言うと、いつも、この『小学校の頃』のことが、真っ先に
     思い浮かびます。
     現在のように豊かで便利な生活とは比べ物にならない質素な生活でしたが、
     それゆえに、『あの頃』を、懐かしく思い出されるのではないでしょうか。

     
     それでは、『ぼく』 の 
『三丁目の夕日』 の世界へ、どうぞ・・・・・・・!
                                                       (2008/1)


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