木工塾年輪の特長

木工塾年輪の特長

木工塾年輪では、家具作りに必要な専門知識、技術、技能を習得するための訓練を下記のように実施しています。
趣味として家具作りを楽しみたい方から、木工作家や家具職人を目指す方、将来独立して木工房を持ちたい方など、受講者のさまざまな目標に応じて学ぶことができます。

1)基本訓練が終われば図面(第三角法)、原寸図の書き方を学ぶことができます。

2)図面またはスケッチにしたがって、材料表を作ります。
 材料表には、作品の荒木取り寸法と仕上がり寸法を記入します。

3)材料表に基づき材料の材積計算の仕方を学びます。

4)作品製作に必要な木材等の購入の仕方を学び、各自で発注します。

5)安全な機械の使い方を学ぶことができます。
 機械の使用にあたっては、安全第一で基本通りの使い方を学びます。

6)木取りの仕方をはじめ、製作工程から組み立て(完成)まで、本格的な技術を学ぶことができます。

◎木取りの流れ

[1]木取りは、見えかかり部材から見え隠れ部材へと、長い材から短い材へと順次木取りします。
  (内容については訓練の中で詳しく説明します)

[2]木取り表に基づき、機械を使用して荒木取りをします。
  (分減りを最小限に止めるように木取りをします)

[3]荒木取り材を手押し鉋盤、自動送り鉋盤、昇降盤等を使用して切削加工(部材を仕上がり寸法に加工)します。

当教室の受講者は、大鋸目がついた状態の材料を材木店などで購入し、自分で製材するところから学んでいます。

◎製作工程の流れ

[1]〜[11]の内容は、作品製作指導の中で詳しく説明します。
  
[1]基準面作り

[2]墨付け(正確な墨付け)

[3]加工(墨線に基づき正確な加工)

[4]穴掘り(角のみ盤)

[5]ほぞ引き(手鋸引き)

[6]胴付き引き(手鋸引き)

[7]水引き(圧縮部分、傷付いた部分を復元) 

[8]仕上げ削り(最小限の削りで仕上げる)

[9]面取り、ほぞ先の入り面を取る 

[10]仮組み(仮組みする場合と、しない場合がある)

[11]組み立て

★さて基準面とは?★
木工教室はたくさんありますが、基準面作りから学べるところは少ないのではないでしょうか。当教室では、釘などを使わずに家具を組み立てる、伝統的な技法を学ぶことができます。

◎組み立て

組み立て時には、次の5つの条件を必ず満たすこと。 

[1]胴付きを付けること 

[2]直角に組むこと(直角でない場合は原寸図に合わせる)

[3]ねじれがないこと(引き違い戸、開き戸、引き出し等はねじれがないこと)

[4]すわりを確認すること

[5]接着剤を完全に拭き取ること

製作工程の段階から、ひとつひとつの作業を正確に行うことで、素晴らしい作品ができあがります。
学ぶことはたくさんありますが、受講生のみなさんは楽しみながら技術を磨いています。