29/06/2002
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30/06/2002
次の旅へ 1試合 東京 雨 ブラジウ 2-0 ドイツ。確かにカーンのミスだった。サルも木から落ちる。いや、ゴリラか。雨のピッチで濡れたボール。同情できるとはいえ、ミスはミスだ。しかし、それとは別にヒバウドのあのシュートが素晴らしかったとも言えまいか。今大会の使用球は非常に難しいボールだという。カーブなどはかけやすいが芯をつかみにくいといった話も聞いた。もちろん一流の選手達からすればそんなことは小さな問題だったかもしれない。しかし、とにかくヒバウドのシュートだ。準決勝のトゥルキエ戦でも同じような位置から同じように左足で同じようなシュートを打っていた。この準決勝トゥルキエ戦ではホナウドのフットサルばりのシュートやジンガに注目がいったが、僕は得点にはならなかったけれど、ヒバウドのそれだった。まったく回転しない低い弾道だ。バルセロナでは見たことないようなヒバウドの凄さ。僕はあのシュートに震えた。たいしたことないと思われる方もいるかもしれないけれど、狙っているのだ。ヒバウドは。そして決勝でもやって、ホナウドがつめて入れた。 最後の2試合はホナウドに点を取らせるためにカフーもホベルト・カルロスもあまりあがることはなかった。一流の選手たちが勝つために選んだ犠牲。それまでの、俺が俺が俺がのブラジウから一変。この変容がブラジウの強さなのかもしれない。 ドイツは勝たなくて良かったろう。次のドイツ大会でやることがなくなる。今のチームで勝ってしまっては、ダイスラーやショルがいなくてもいいということになってしまうじゃないか。と、勝手なことを思ったり。 そして、今日でワールドカップは終わった。大会全般、運営面など疑問が多かった。しかし、とにかくも日本で子供達が一流のプレーを見てしまったという点がなによりだったと思う。僕は大会の3分の2は韓国に行っていたので日本のことについては友達からの話やネットでしかわからないけれど、少なくともフットボールとそれにまつわる森羅万象が日本列島に住む人々に与えた影響は多いと思う。ホスト国としては表現の方法が違った面はあるが、韓国では基本的に韓国の勝利がすべてだった事実と比較すれば、成績は韓国の方が上だったけれど、ワールドカップを体感したという意味では日本に分があったように感じる。 といった、一般的なことはこれぐらいにしておいて、僕、個人のことを考えれば、やはりワールドカップは旅の中で、日本以外の異文化の中に行って、見るものだという意識がどこかにある。そういった意味で今回も僕にとってはワールドカップではあった。が、以前のようにビデオに取って残しておきたいという気があまりないのはなぜだろうか?。トゥルキエの試合ぐらいかな。そう、やはりこの大会は結果として僕にとってはトゥルキエだった。ポルトガルの最後の輝きを見られれば、と思っていたが、それが早々にダメになってしまったのはショックだった。が、トゥルキエがそれを払拭してくれた。もちろん日本がベスト16に入ったのは喜ばしい。韓国のベスト4はプロセスが不幸とも言えたけれど、これも見事ではある。が、やはりトゥルキエだった。今となっては。 また改めて幸か不幸か“大韓精神”に触れてしまった旅だったというのは事実である。半島の「“大”韓精神」を持つ人々とこれからどうやって付き合っていくのか、今までどおりの態度でいいのか?。そんなことを考えさせられた大会でもあった。 次はEuro2004とアジアカップ。その前にアジア大会が今年あるが、どうしようか。ウルサンのスタジアムは行ってみたいと思っているけれど。 |