3GPP & 3GPP2
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3GPPはThe 3rd Generation Partnership Project(第3世代移動体通信システムの標準化団体)が3GネットワークであるGSM(Global System for Mobile communication)ネットワークに向けて開発されたものです。こちらはDoCoMoがi-motionとしてやVodafoneがヴォーダーフォンライブという名称で採用しています。また3GPP2は別の標準化団体(3rd Generation Partnership Project 2)が定めた規格で、これは世界第2位の3Gネットワークである、CDMA(Code Division Multiple Access)2000ネットワークに向けて開発されたものです。こちらはKDDIが採用しています。表面上、両者の違いは採用している音声コーデックの差となります。
3GPP、3GPP2のビデオフォーマットはMPEG4を基本としたフォーマットでQuickTimeに基づいています。03年6月に公開されたQuickTime6.3において3GPP専用のコンポーネントが公開されました。これによってPC上で3GPPコンテンツを視聴したり作成したりすることが可能になります。04年1月現在QuickTimeはver6.5となり3GPP、3GPP2のコンポーネントは最初から実装されるようになりました。
直ここではPC上でのエンコードと再生に関して記載しています。FOMA等の携帯端末での情報はMobileで動画を楽しむを参照してください。
以下はそれぞれのフォーマットの違いです。前記した通り音声コーデックの違いしか無いように思えますね。
| ファイルフォーマット |
3GPP |
3GPP2 |
| 通信方式 |
GSM |
CDMA2000 |
| ビデオ |
MPEG4/H.263 |
| オーディオ |
AAC/AMR |
AAC/AMR/QCELP |
| テキスト |
3Gテキスト |
| ベースファイルフォーマット |
MP4 |
| 拡張子 |
*.3gp |
*.3g2 |
実際はファイルフォーマット以外の部分で異なる点もあります。3GPP2ではTCPストリーミングと呼ばれるTCPを使った配信方法が、またムービーフラグメントと呼ばれるテクノロジーを採用しマルチメディアコンテンツの配信を、一度に全部ではなく、少しずつ細切れに送る技術を使っておりユーザーがファイルのすべてをダウンロードしなくても再生出来る環境となっています。
- DoCoMoでは3GPPを使った動画関係の総称としてi-motionとしています。i-motionには従来のWindowsMediaベースのASFフォーマットもあるため注意が必要です。
- KDDIではEZムービーとしてAMCという独自フォーマットと採用していますが順次3GPP2に対応した機種を投入してくる予定です。
- Vodafoneでは3GPP以外にもNancyコーデックを利用したしたものもあるので注意が必要です。
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QuickTime6.5での3GPP2エンコーディング
- 04年1月現在の最新verは6.5となり3GPP、3GPP2のエンコード設定が若干変更されました。3GPP2関連の設定項目が増えています。
- ファイルフォーマットの選択が増えています。3GPP、3GPP2で4つ選べます。キャリアに合わせた設定値も選べます。
- 3GPP2の特徴であるムービーフラグメントの設定が選べます。EZムービーとしては15秒がデフォルトです。
- 6.5からエンコード画面下部の案内画面が簡素化されました。これまではメッセージ量が多くとまどうことが多かったですがオンラインヘルプと統一したことで随分すっきりしています。
3GPP2をストリーミングさせる
3GPP2 Sample
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ストリーミ
ング保存ソフトMPX Gyao、DMMなど主要サイトに対応
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QuickTime6.4+3GPPコンポーネント
- QuickTime6.4と3GPPコンポーネントを使用することでコンテンツの視聴、Pro版ではコンテンツの制作を行うことが可能です。
配信サーバ DarwinStreamingServer、HelixUniversalSever
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3GPPコンテンツの作成 QuickTime6.4+3GPPコンポーネントを使った場合
- 3GPPコンテンツを作成するに一番手軽なのは前記したQuickTimePro+3GPPコンポーネントを使う方法です。エンコードの方法自体はQuickTimeでISMA-MPEG4をエンコードする場合とほぼ同様になります。
手順としては以下の通りとなります。
- QuickTimeProで変換させるコンテンツを読み込ませる。
- ファイル→書き出しを選択する。
- 書き出し:を『ムービーから3GPP』を選択する。
- オプションをクリックし詳細を設定する。
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- 上の図はオプションをクリックした後表示される画面です。それぞれに選択項目と下側に説明が表示されるためそれほど難しくは無いと思います。
主な設定項目(上側から)
- 一般
- ファイルフォーマット
- MobileMPEG-4
- ファイルサイズに制限のあるフォーマットで主にNTTのFOMAに特化したもののようです。これによりファイルサイズは300k以下となっています(一応FOMA側では100k以下という基準がありますが...)。
- 3GPP Release5.1
- 3GPP Release4.3
- ビデオトラック
- オーディオ
- スピーチ
- ミュージック
- 音声コーテックに再現性に優れたAACを使用します。
- テキスト
- QuickTimeProでテキストトラックを追加した場合この項目を使用出来ます。通常は3GPPに設定しておけば問題は無いでしょう。
- ビデオ
- ビデオトラック
- コーデックの設定です、前記した通りMPEG4かH.263を選べます。
- キロビット/秒
- ビットレートを指定します。スライドバーを右に動かすほど高ビットレートになります。56kのアナログモデムに合わせたおおよそ場合32キロビット/秒となります。
- フレーム/秒
- フレーム数が多ければスムーズに少なければシャープになります。デフォルトは最適となっています。
- キーフレーム
- 数値を変えることで動画の質を変えることが出来ますが通常デフォルトの24を使用した方が無難です。もし使用する場合は前後に少しずつ数値を変えて最適な値を求めてください。
- オーディオ
- オーディオトラック
- 前記した通りスピーチとミュージック、なしを選択出来ます。
- キロビット/秒
- ビットレートを指定します。スライドバーを右に動かすほど高ビットレートになります。56kのアナログモデムに合わせたおおよそ場合32キロビット/秒となります。
- ストリーミング
- ヒントの種類
- なし
- HTTPを使ったプログレッシブダウンロードやPCでのローカル再生時に使用します。ヒントトラックが無いためサイズも小さくて済みます。
- i-mode等の携帯端末にはヒントトラックは使用しませんのでなしにします。
- ストリーミング(基本)
- ストリーミング用(RTSP)の基本的なヒントトラックを付け加えます。DarwinやHelixServerからの配信時には必ずヒントトラックが必要になります。
- ストリーミング(最適化)
- ストリーミング用(RTSP)に最適化されたヒントトラックを付け加えます。これによりファイルサイズが増加します。
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3GPP Sample
- サンプルファイルを用意しました。参考にしてください。視聴にはQuickTime6.3以降が必要です。
QuickTimePlayer用 RTSPによるストリーミングサンプル
参考サイト
最終更新日:2004-06-17 8:52:35 |