|
|
MPEG2
最近のキャプチャー環境においてMPEG2は主役となっています。但し単純にMPEG2といっても多岐に渡り様々な特徴と互換性の問題も持っています。ここでは簡単にMPEG2について触れてみたいと思います。
MPEG2とは
- MPEG2はDVDのみならずデジタルBS、CS、IPを利用したネットワーク配信にと多くの分野で使用されています。基本的にはMPEG1の上位に位置し高画質であると言われてはおりますがそれはあくまで既存のVHSやLDに比べてという事でしかありません。確かにこれまでの圧縮されたaviやVideoCDと比べてその画質の差は圧倒的ではありますがあまり過信してはいけないということです。そうは言ってもMPEG2には非常に大きな問題があります。それは何かというと機能的なものでは無く著作権や権利問題に関することです。このためほぼ全てのエンコーディングツールやプレイヤーは無償では手に入りません。
お金の話しが出たついでにMPEG2のエンコードソフト、ツール、ハードの金額を見たことがあると思いますがあまりの値段の差にびっくりした経験は無いでしょうか?片や数千円で変えるソフトウェアエンコーダーとウン百万までする専用ハードまで千差万別です。なぜにこれほど差があるのかというとエンコード時の処理の仕方の差だそうです。最終的な規格にさえ合っていれば途中にどのような手順を踏んでエンコードしてもよいわけですから差も出てきます。つまり高いものはそれだけの性能を持ったアルゴリズム処理をしているということでしょうね。実際映画のDVDを見てビットレートを換算し自分でも同じビットレートでエンコードしてもあまりの差にびっくりします、そういうものなんですね。
- プロファイルとレベルについて
- MPEG2に限らずMPEG系のフォーマットにはプロファイルとレベルというものが規定されています。これは何かと言えば最終的なファイルの質とでも考えてもらえればいいかもしれません。実際MPEG2にはエンコードのアルゴリズム等は指定されず最終的な規格にさえ適合すれば良いという考え方です。そのため多彩な分野で使用されることを念頭に考えられいます。プロフィルとレベルはそうした規格の大元と言えます。
- MPEG2プロファイルには、シンプル(Simple)/メイン(Main)/SNRスケーラブル(SNR
Scalable)/空間スケーラブル(Spatially Scalable)/ハイ(High) の5種類があり、レベルにはロー(Low)/メイン(Main)/ハイ1440(High-1440)/ハイ(High)
の4種類があります。MPEG2ではこの内の11種類のプロファイルとレベルの組み合わせが実際に定義されています。
- これが何になるかというとMPEG2エンコーダーの中にはこのプロファイルを指定出来るものもあります。PCで扱うMPEG2で高画質のものはMainProfiles
& MainLevel(MP@ML)と呼ばれるもので下の表で見るとDirectTV、デジタルビデオ並ということが判ります。
HL(ハイ)
[1920x1152,60] |
|
MP@HL
(米国ATV) |
|
|
HP@HL |
HL-1440(ハイ1440)
[1440x1152,60] |
|
MP@HL1440 |
|
SSP@HL1440
(欧州ディジタルHDTV) |
HP@HL1440 |
ML(メイン)
[720x480,30] |
SP@ML
(ケーブルTV) |
MP@ML
(DirectTVディジタルビデオ) |
SNP@MP |
|
HP@ML |
LL(ロー)
[352x288,30] |
|
MP@LL |
SNP@LL |
|
|
レベル
/
プロファイル |
SP
(シンプル) |
MP
(メイン) |
SNP
(SNRスケーラブル) |
SSP
(空間スケーラブル) |
HP
(ハイ) |
- ビットレートとVBR
- MPEG2の作成の際にはビットレートとVBRというビデオ制作の基本とも取れる二つの要素があります。MPEG2に使用するビットレートはおおよそ2Mからハイビジョンに迫る60Mほどまでですが実際にDVDとして見る場合は4Mから8Mが適当となります。またソフト側でもあまり高いビットレートは作成出来ないようになっていますので注意が必要です。
またビットレートを可変させるVBR(Variable Bit Rate)を使用することで動きの大きい部分にはビットレートを高くし逆の場合は落とすことが出来ます。これによりCBR(固定ビットレート)よりも画質を上げ尚且つサイズを落とすことが可能になります。但しVBRへのエンコードには時間がかかることに注意してください。
|
ストリーミ
ング保存ソフトMPX Gyao、DMMなど主要サイトに対応
|