Darwin Streaming Server
DarwinStreamigServerはapple社のQuickTimeStreamingServerをオープンソース化し多くのプラットフォームに移植された無償で使えるStreamigServerです。以前のものはQuikTimeフォーマットのみのサポートでしたがver4からQuickTimeに加えMPEG4*注、MP3の配信が可能となりました。HelixUniversalServerのようなライセンスもWindowsMediaサービスのような高価なOSも必要ないこのDarwinは非常に優れたプラットフォームであると言えます。
機能と特徴など
- 入手はappleのDarwinStreamigServerサイトから
- ダウンロードするには登録が必要になります。
- HP上にはWindows2000Serverと表記されていますがProでも動作します。但しDarwinStreamingServer本体のみで負荷を分散出来るProxyはWin32では用意されていません。
- 動作にはPerlが必要となりますので前もってインストールしておきましょう。
- 実際にDarwinを使用したデモを用意しました。こちらを参考にしてみてください。
- ISO規格準拠のヒント付きMPEG4ファイルを配信することが出来ます。
- MP3をIcecast互換プロトコルを使って、http経由で配信できます。
- スキッププロテクション機能により再生中のデータを先にバッファリングさせ安定した品質での配信を行えます。
- プレイリストを使用して24時間の擬似ライブ配信を行えます。
- オープンソースにより無償で使用することが出来、同時に4000ユーザーに配信を行うことが可能です。(Serverとしての機能です、回線の質に左右されます)
インストール
- 登録をすませファイルをダウンロードします。実行形式の圧縮exeファイルがありますので適当なところに解凍します。解凍して出来たファイルからInstall.batを実行することでインストールされます。途中でユーザー名とパスワードの入力が促されるので入力します。これが管理用のものになりますので忘れないでください。
正常にインストール出来た場合サービスに登録され再起動後は自動起動します。
- デフォルトで7070、554、8000、8001の各ポートを使用します。それぞれがRealServer、SHOUTcastと重なるため環境によっては変更する必要があります。但しDarwin側では面倒なためRealServer側を変更し、機能が同じSHOUTcastはインストールしません。
- 7070、554はrtspプロトコルによるストリーミング配信のため、8000、8001はMP3配信に必要となります。
- 日本語環境であれば自動で日本語に対応したものがインストールされますので運用は比較的簡単です。
設定と運用
- 各設定はwebベースで行いますがPerlで動作するため前もって同フォルダー内にあるstreamingadminserver.plを実行しておきます。これを実行しないと管理画面は開けません
- ブラウザからhttp://ドメイン名:1220/として開きます。管理画面はデフォルトで1220のポート番号を使用します。
- 使用出来るブラウザはIE4.0以上でNN6.xは対応していないので注意してください。
- 開いた画面上で先程のユーザー名とパスワードを入力します。
- ブラウザ上右側にメニュー項目がありますのでこれらで設定します。設定内容は下記の通りとなります。
- メイン
- 接続中のユーザー
- サーバへのアクセス状況を確認出来ます。自動更新を5秒から無しまで設定することが出来ます。
- リレーの状況
- 一般設定
- フォルダーの設定、接続数の設定、またユーザーの登録、変更等を行います。
- ポート設定
- ポート80でのストリーミングに関する設定のみで実際にrtspやMP3用のポート設定は行う事が出来ませんので注意してください。
- リレー設定
- ログ設定
- プレイリスト
- 後述しますが各ビデオ、MP3ファイルをリスト化して再生します。疑似的なライブ配信が行えます。
- エラーログ
- アクセス履歴
- ログアウト
- ブラウザ上では基本的な設定しか行えませんが同フォルダーにあるstreamingserver.xmlを直接編集することで細かい設定が可能となります。最悪起動しなくなる場合もありますのでデフォルトの設定で問題無い場合はあまりいじらないことをお薦めいたします。
実際の活用
- 実際に活用するには動画の場合はQuickTime形式のファイル、MPEG4*注、MP3を用意することになります。ここで注意しなければならない点にヒントという設定が必要になります。これはQuickTimeファイルをストリーミングさせるために欠かせないものでファイル生成時にヒントストリーミングという形式で作成します。ヒントに対応しているもので一番手軽に使えるのはQuickTimeProですのでぜひこちらを入手してください。
プレイリストの活用
- これまで何度か出てきたプレイリストですがこの機能を使うことで疑似的なライブ配信を行うことが可能です。これはRealServerのg2sltaと同様にリスト化されたファイルをライブとして配信します。常にファイルは再生されユーザー側にはライブ配信として送られます。
これを使用することで24時間のインターネットラジオ等も簡単に行うことが可能となります。
- プレイリストに使用したいファイルをDarwinのフォルダー内のMoviesに用意します。
- 新しいムービー(MP3)プレイリストを選択します。
- 選択が出来る左のウィンドウ(デフォルトではDarwinのフォルダー内のMoviesです。)から右のウィンドウにドラッグするだけです。
- プレイリストのタイトルとマウントポイントを指定してランダムかシーケンシャル(順番に)か選択することで完了となります。
- アドレスはムービーの場合rtsp://ドメイン名:554/マウントポイント名となります。
- MP3の場合はhttp://ドメイン名:8000/マウントポイント名です。
- リストに使えるものは同じ条件でエンコードされたものだけになります。使用出来ないものをリスト化するとエラーとなりますので注意してください。
- 実際の配信についてはDarwinStreamingServerからの配信のページを参考にしてください。
- プレイリストのログ作成は問題を起します。下記参照のこと
プレイリストの問題
- 上記のプレイリストを使用して配信する場合、「このプレイリストの利用状況のログを作成」オプションにチェックを入れるとデフォルトでc:\にprogramというログファイルが生成されます。当方の環境ではプレイリストを使うようになって一部のプログラム(RealServer、Norton等)でエラーが発生し突き詰めていくと原因が上のものでした。ログファイルを別なフォルダーに生成出来れば問題無いのですが今のところ判っていません。トラブルを避ける意味でもログの作成のチェックは行わない方が無難と思えます。
Icecast互換プロトコルの意味
- IcecastはMP3配信の為のサーバプログラムです。DarwinはこのIcecast互換プロトコルを実装していますがこれがどんな意味を持つかというとwinampとDSP Pluginを使ってSHOUTcastと同じようにライブ配信が出来てしまうということです。
winampで再生したファイルがそのままライブ配信することが出来るんですね。これでわざわざSHOUTcastをインストール必要は無いわけです。しかも当方で試した結果、SHOUTcastよりも安定しており音もクリアでした。こうなるとSHOUTcastをインストールしなくても問題無く配信が出来るということですね。
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