![]() 試験に出る晴郎 レヴォリューション © MIKE MIZNO (MIZUNO HARUO) / A MIKE MIZNO FILM / 水野晴郎事務所 ![]() ※ DVD写真をクリックすると、AMAZONにてご購入いただけます。
シベリア超特急 '96年作品DVD:イマジカ/ジェネオンエンタテインメント(旧パイオニアLDC) 出演:かたせ梨乃 菊池孝典 アガタ・モレシャン 西田和昭 占野しげる AND AS GERNERAL YAMASHITA 水野晴郎(MIKE MIZNO) 監督:水野晴郎(MIKE MIZNO) 原作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 脚本:水野晴郎(MIKE MIZNO) 製作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 作詞:水野晴郎(MIKE MIZNO) プロデューサー:安藤庄平 西田和昭 衣装:コシノジュンコ ナレーション:油井昌由樹 映画評論家・水野晴郎の人生を変えた処女作。主演にかたせ梨乃を迎えているが、実質的主演は水野晴郎その人である。 晴郎は、第二次世界大戦時に南方司令官として活躍した、山下奉文(ともゆき)将軍を演じている。 山下将軍が乗り合わせたシベリア鉄道=シベリア超特急内で次々と起こる殺人。山下将軍は(ただ座っているだけなのに)次々と謎を解き、トリックを見破っていく。 そして悲劇のエンディングを迎えるのだが、実は…各所で話題を呼んだ「二度のどんでん返し」は衝撃度120%だ。 キャスト陣には、かたせ、晴郎のほか、名レフェリー・ジョー樋口の息子・菊池孝典を抜擢。 そして、晴郎の愛弟子、ぼんちゃんこと西田和晃(現・和昭)が「佐伯大尉」役を好演。また、ぼんちゃんの弟子、占野しげるは車掌役を熱演。 また、フランソワーズ・モレシャンの娘、アガタ・モレシャンを重要な役に起用している。 そのほかは無名の外国人俳優(稲川素子事務所)を多数起用し、制作費を浮かしているのはご愛敬。 映画評論家である晴郎らしく、名画へのオマージュ(という名のパクリ)をふんだんに盛り込んだ独特の世界観が、コアなファンの心をグッとつかんだ。 さらに、第二次世界大戦前夜という設定だけに、全体的に「戦争・民族闘争の生む悲劇」が前面に押し出されている。 のちに伝説となっていく、「マイクワールド」「晴郎イズム」の原点の作品である。ここから歴史は始まった。 シベ超1はなぜ人気を獲得したか?シベ超(第1作)伝説 ※DVD特典 ハルボン副音声、キャスト紹介(マイクトークつき)、メイキング映像、予告編
シベリア超特急2 '00年度作品DVD:イマジカ/ジェネオンエンタテインメント(旧パイオニアLDC) 出演:淡島千景 草笛光子 光本幸子 二宮さよ子 加茂さくら 中村福助 寺島しのぶ 須藤温子 尾上松也 長門裕之 安井昌二 竹田高利 AND AS GERNERAL YAMASHITA 水野晴郎(MIKE MIZNO) 監督:水野晴郎(MIKE MIZNO) 原作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 脚色:水野晴郎(MIKE MIZNO) 製作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 岡田裕 脚本:北里宇一郎 プロデューサー:伊藤直克 ナレーション:油井昌由樹 みうらじゅんのきわめて好意的な評論をきっかけに第1作の評価が高まった。それに気をよくした晴郎が、続編を製作した。シベリア超特急といいながら、第2作では列車ではなく、満州の「ホテル菊富士」内で事件に巻き込まれた山下将軍の名推理が中心のストーリー。今作では、作家の男(安井昌二)が、60年前の事件の回想録を雑誌記者に語るという設定となっている。 山下奉文陸軍大将をはじめとするシベリア鉄道の乗客たちは、線路爆破事件のため、マンチューリのホテルに宿泊することとなった。そのホテル内で山下は、武器商人の男(長門裕之)を殺した疑いをかけられ、関係者たちから自害を迫られる。しかし山下は、見事な推理で意外な犯人を見つけだす。そして下される「山下裁き」とは―。 冒頭、「三度のどんでん返しがあります」というテロップが出るが、前作ほどひどいどんでん返しではなく、納得のいくスジになっている(事後撮影のどんでん返しを除けば…)。 「アンタッチャブル」のデ・パルマに挑戦状をたたきつけている(らしい)長回しや、階段落ち、「羅生門」風の質問シーンなどもあり、前作でスパークした名画へのオマージュ熱は冷めることを知らない。 そして、この映画の最大のハイライトは、拳銃自殺をしようとする山下将軍のシーン。シベ超初?の緊迫感と、自害を思いとどまる閣下が言う「やめたー」の脱力感が、最高の味わいを醸し出す。 映画冒頭の長回しでは当の晴郎のセリフ回しが2度も怪しくなり、笑いを誘う。階段落ちもオマージュと言うよりパロディ。ツッコミどころ満載であるが、それらもまた、この作品の魅力アップに貢献している。 前作は一部をのぞき無名俳優たちで構成されたキャストも、今作は往年の名スターから次代のスターまで、ずらりとそろえた豪華な布陣となっている。ベテラン女優たちはライバル意識むき出しで撮影に臨み、晴郎の演出を越えた演技が続出。「シベ超2」は、そんな熱きバトルの結晶ともいえる。 本作撮影時には、ぼんちゃんが大河ドラマ「八代将軍吉宗」に青木昆陽役で出演するため(と同時に借金から逃れるため)出演を断念。代わりに、ぼんちゃんと同門の盟友・「コント山口君と竹田君」の竹田高利が佐伯大尉役で出演、華麗なるロープシーンを見せた。 ロケは鬼怒川のホテルで行われた。置き時計やランプなどの小道具をちりばめ、昭和初期の豪奢なホテルを再現したかったようだが、案内板や照明などがあまりに現代風のデザインな上に、コンセントや天井の押し戸(アルミ枠)などがチラチラ見え隠れするところはほほえましい。 ※DVD特典 オリジナル「夢オチ」、ハルボン副音声、キャスト紹介(マイクトークつき)、ハルボンのナヴィゲーションつきメイキング映像
シベリア超特急3 '02年度作品DVD:イマジカエンタテインメント/メディアファクトリー 出演:三田佳子 宇津井健 内藤武敏 大浦みずき 真柄佳奈子 大塚ちひろ 田中丈資 江成大輝 安藤一平 西田和昭 AND AS GENERAL YAMASHITA 水野晴郎(MIKE MIZNO) 監督:水野晴郎(MIKE MIZNO) 原作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 脚本:水野晴郎(MIKE MIZNO) 上代務 北里宇一郎 訳詞:水野晴郎(MIKE MIZNO) 製作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 福井政文 プロデューサー:伊藤直克 音楽監修:新田孝 ナレーション:油井昌由樹 いよいよ盛り上がりを見せるシベ超シリーズ。その第3作は、60年前のシベリア超特急と、現代のクルーザーでそれぞれ進行する殺人事件が奇妙な絡み合いを見せる、というストーリー。 メディア企業の会長である男と、ファッションデザイナーの女が船上で殺人事件に巻き込まれる。しかし、事件は男が60年前に乗り合わせた「シベリア超特急」の中で起こった事件に、酷似していた。その事件をひもとくと、意外な帰着点にたどりつく…。 前作よりヴォリュームアップした現代シーンでは、長男の逮捕で長きにわたり沈黙してきた大物・三田佳子を担ぎ出した。三田と長い交流を温めてきた晴郎ならでは。また、映画にテレビに活躍してきた宇津井健を起用。三田とがっぷり四つに組んだ宇津井の演技も見物だ。 いっぽう、60年前のシベリア列車のシーンでも、ついに実際に列車を走らせるなど、その進化ぶりには目を見張る。「まともな映画になりつつある」という公の評価も納得がいく。 しかし、大作風を吹かすだけではない。ちゃんと、シベ超ファンへのサービスもある。おなじみ長回しは、内藤武敏の怪しいセリフ回しや、ヒチコックよろしく画面に映りこんでしまう晴郎など、劇薬度120%。また、佐伯大尉のロープ投げはさらにグレードアップ。そしてもちろん、晴郎の愛すべき棒読みも健在である。 今作では、ぼんちゃんが佐伯大尉役としてファン待望の復帰。お得意?のロープ投げシーンはパワーも増し、ダイナミック?なことこの上ない。 またぼんちゃんの芸人仲間である「ホームラン」が出演。シベ超ファミリーの仲間入りをしている。 ※DVD特典 ハルボン副音声(自らの演技に酔いつつ相手の演技をけなし合う晴郎&ぼんちゃんの熱烈トーク)、メイキング映像、予告編、4・5・6・00.7予告編
シベリア超特急4'03/1/18 新宿シアターアプルにて公演 DVD:イマジカエンタテインメント/メディアファクトリー 出演:三田佳子 宇津井健 内藤武敏 丹波哲郎 光本幸子 安井昌二 小田切みき ホームラン 森宮隆 渡部雄作 中野ダンキチ 西田和昭 水野晴郎(MIKE MIZNO) 演出:水野晴郎(MIKE MIZNO) 原作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 脚本:水野晴郎(MIKE MIZNO) 上代務 製作:水野晴郎(MIKE MIZNO) プロデューサー:西田和昭 音楽:BACHI ナレーション:油井昌由樹 前作までにとうとう3部作を数えたシベ超シリーズ。第4作は意表を突き、一日だけの舞台となった。ステージ版シベ超は、コメディ映画としても評価の高いシベ超らしく、お笑いとミステリーをミックスした作品となっている。 映画「シベリア超特急4」を製作する人々のドタバタ劇のさなか、突然起こる晴郎の死。その事件を解き明かすべく、晴郎の手によって残された台本が演じられる。そして劇的なエンディングを迎えたのち、舞台が現代に戻ると、どんでん返しが待っている。 晴郎の「ウッ!」や、ぼんちゃんのロープ投げなど、「待ってました!」のシーンも続々登場。観客を喜ばせる。 そのほか、晴郎の華麗なる棒読み、ぼんちゃんが連発するアドリブ、大きい声のプロンプター、それをもろともしない俳優達の堂々たるセリフ忘れやセリフ飛ばし…さらに、それらをあおる観客。ほぼすべてが「笑い」のベクトルを持って迫る舞台である。 いっぽう、シベ超永遠のテーマである「戦争反対」の思いは映画版よりも色濃く反映されている。いろいろなセリフを忘れ、物語性を破綻させた晴郎だが、自身のメッセージ性の強いセリフはスラスラと語り、見せ場を作る。ピンスポットを浴びながらのモノローグシーンでは笑い一つ起こらず、代わりに拍手がわいた。 三田佳子や宇津井健といった大物たちが登場するが、セリフはなく、フリートークで登場する革新的な演出。丹波哲郎に至っては、セリフをすべてお付きに言わせるだけ。 また、シベ超2に出演した光本幸子や安井昌二が出演。三田の息子、森宮隆も出演し、三田に頭をはたかれている。 晴郎のこだわりの一つ「少年少女・若者」を演じる役として、2から安藤一平(ちなみに茶髪は晴郎の指示によるもの)、3から真柄佳奈子、江成大輝(ちなみにえなり兄弟とは無関係)を起用し、舞台に花を添える。 さらに、シベ超3のエンディングを歌った歌手・西村協が、俳優に初挑戦。作品全体のテーマ「Somebody loves me」も歌う。 シベ超3に出演したホームランや、渡部雄作(元コント太平洋のなべ雄作)など、浅草芸人たちも喜劇的アプローチで好演。舞台俳優たちのホットな演技も見物だ。さらに、晴郎ファミリー第4の男、中野ダンキチが謎の中国人役で本格デビューしている。 三味線ユニット「Bachi」の生演奏BGMもボルテージを上げる。観客とステージが一体となった興奮の舞台は、シベ超ファンにとってはちょっと遅いけれど素敵なお年玉になったことだろう。 インフルエンザに苦しみながら熱演したぼんちゃんの名演技に、拍手を送りたい。 ※DVD特典 おなじみ副音声は、いつものハルボンコンビバージョンと、さらにみうらじゅん&いとうせいこうの名コンビによるバージョンの2種類が用意されている。 約50分にわたる特典映像では、稽古風景はもちろんのこと、シアターアプルでのシベ超3公開初日の様子、さらにその最終日に開催されたシベ超4生舞台の裏ドキュメント。観客席では三田佳子のほか、関根勤、小堺一機の姿も。稽古では西村協のマネージャー「コバちゃん」も登場する。 シベリア超特急00.7 DVD未リリース 出演:山城新伍 光本幸子 安井昌二 小田切みき ザ・グレート・サスケ 乾貴美子 木村奈保子 竹田高利 ホームラン 中野ダンキチ 西田和昭 水野晴郎(MIKE MIZNO) 演出:水野晴郎(MIKE MIZNO) 原作:水野晴郎(MIKE MIZNO) 脚本:水野晴郎(MIKE MIZNO) 上代務 製作:水野晴郎(MIKE MIZNO) プロデューサー:西田和昭 音楽:新田孝 ナレーション:油井昌由樹 外務大臣に就任した元女優(光本幸子)の就任披露パーティに突然、車いすの老人を連れて現れ、女優を罵倒する女。その老人は、女優と60年前のシベリア超特急で、悲惨な事件に遭遇していた。女優は、悲しい思い出をひもとく。 すっかりシベ超ファミリーとなった光本幸子や安井昌二が前作に引き続き出演。山城新伍もフリートークシーンで出演している。 そのほかにも、3からのメンバー、ホームランが出演。4に出演していた舞台俳優の続投も多く、すっかり「晴郎組」の様相を呈している。 4の舞台は大好評で、ネットオークションでチケットに5万の値が付くなど、大盛り上がりとなった。そこで再演が決定したのだが、さすが晴郎、一から脚本を書き直し新作とした。5と6は映画として製作することが決まったため、この作品は「7」ということに。 ユナイト時代、若き宣伝部長として「007」の公開に携わった晴郎。日本国内向けポスターでは銃を持って「手の出演」をした。また、「ロシアより愛をこめて」の公開当時の放題「007危機一発」を考えたのも晴郎。さらに、「007は二度死ぬ」に出演した丹波哲郎を「シベ超4」に呼んだのも記憶に新しい。 まさに「日本の007」である(?)晴郎が、とうとう007とシベ超を合体させ、新作舞台を「シベリア超特急00.7(ゼロゼロ点セブン)」と名付けた。さすが晴郎、「7」を見て「007」としたくなっちゃったようである。 冒頭、木村奈保子の歌とともに女性が妖しい光を浴びながら舞い踊るオープニングアクトが目を引く。しかし007だったのはそこまで。後はいつものシベ超だ。「チャイニーズエンジェル」など、パロディ満載の世界が観衆を楽しませてくれる。 今作もアドリブが炸裂する笑いメインの舞台となっているが、忘れちゃいけない「戦争反対」もきっちり押さえられている。 舞台は2日間公演され、それぞれバージョンが異なる豪華仕様。ゲストとして、乾貴美子、ザ・グレート・サスケ、フジテレビ笠井信輔・軽部真一アナ、そして「シベ超2」の佐伯役・竹田高利がそれぞれのバージョンに出演。 もちろん主演は水野晴郎・西田和昭。さらに光本幸子、安井昌二・小田切みきが再登板したほか、ホームラン、江成大輝、岩田雄介、三角大、徳秀樹、金濱夏世、中野ダンキチといった面々が4に引き続き登場。 先述の竹田高利は「W佐伯大尉バージョン」で登場。竹田演じる佐伯とぼんちゃん演じる佐伯との醜い言い争い(「この糖尿病!」「なんだその髪型!」など)や、ダブルロープ投げシーンは圧巻のひとこと。 また、3で並行して走る列車から閣下に殺人を知らせた老婦人役のインゲ・ムラタも登場、ファンにはウレシい演出もある。
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