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テキスト ボックス:  先日、婦人団体の役員さんから珍しく私に電話がありました。会長さん何かご用件があるのですかとたずねてしまいました。

           「今、奥さんの介護で大変ご苦労をされているとの話しが。是非その苦労話を聞かせてもらえないか。……・」

 此れ迄仕事の話しではいろんな場所で話しをしてきましたが、自分の身の上話をすることは思いもよりませんでした。ましてや女房の事ですからとてもとてもその気になりません。と申し上げました。

 しかし、待てよ、高齢化社会が進めば身体的に障害を持つ方が多くなるのは当然です。それに応じて介護が必要になることは申し上げることはありません。言い換えれば介護は当たり前になります。2000年から介護保険制度も導入されるわけです。

 このように介護が一般化したとしても、被介護人、つまり障害者や寝たきり老人等介護している家庭にとっては決して精神的、経済的な負担が解消される訳ではありません。さまざまな葛藤がそこにはあるのではないかと思います。

 介護に至るケースもさまざまです、突然おきることもあるし、徐々に体力が衰えてくることもあります。いずれにしても誰かが一時的に介護を負担しなければならないわけです。特に核家族化進む現在ではケースによっては家庭破壊といった深刻な問題になることにもなり兼ねないこともあります。

 それには介護は我々生きていくうえでは避けては通れないものだということを常に意識としてもち、いろいろはケース、体験の中からそれぞれの家庭にあった体制を取ることが大切ではないかと思いまして私の体験を話してみようと思ったわけであります。

 一時間の話を振り返ると、志とは違い、下の世話を如何にするかに終始して介護は結果とし下の世話である。となり反省している。