飯坂城 (陸奥) 福島県福島市

 文治5年(1189年)に源頼朝の奥州藤原氏征伐の石那坂の合戦後に、伊達郡周辺を与えられた伊達朝宗の子為家が築いた。4代伊賀守政信は飯坂氏と称し、代々飯坂に居した。飯坂宗康の娘である飯坂局は伊達政宗の側室となり、後に宇和島伊達氏の祖となる庶長子の秀宗を産んでいる。
 飯坂局は、昭和62年(1987年)の大河ドラマの『独眼竜政宗』では秋吉久美子が扮するところの猫御前が印象に残っている。猫御前の父飯坂宗康が東八郎だったのでお笑い系の話立てだったなあ、と思う。お堅い大河ドラマの中では抜群に面白かった。
 さて、平成17年(2005年)の大河ドラマは『義経』である。前日の土曜日の昼間にテレビをつけたら日曜の再放送をしていた。屋島の合戦で佐藤兄弟の兄継信が義経の身代わりになって矢を受けるシーンをやっていた。それ、というわけで、翌日、大挙して福島飯坂まで来た。計画は綿密だが、実行時期は恣意的なところがある...医王寺などをめぐってから飯坂城を攻める。古舘公園になっている。飯坂の温泉街の丘陵が出っ張ったところの頂上にある。城を築くならここであろう。この炎天下の中、子供たちが遊んでいる。帽子もかぶらず、この暑いなか走り回っているのだから子供は元気である。