『ソース』

『ソフト、ハード』

『ソフトウェア』

 仕事もできるが色っぽくもないビニ本。
 特別な店で購入する以外は、中身を確認することはできないし、交換にも応じてもらえない。まるっきりの売り手市場。しかも、ほんとうに気に入って長い間にわたって使えるものはめったにない。しかも、けっこう高い。
 実は、ソフトっていうもの、お店で売っているもののくせして、どうやらふつうの販売という概念じゃないみたいなのだ。中を開ける前に、なにやら契約に同意しろとかなんとかと書いてある。これに同意しないと使ってはいけないということだ。同意しない人もお店ではお金を払わされるのだから、なんだかよくわからない。
 契約の内容は一方的で、コピーして配ってはいけない、人にあげてはいけない、売ってもいけない、中身をいじったらいけない、ソフトの不具合で被害を受けても知っちゃいないぞ、等々、けっこうすごいことが書いてある。コンピュータは、自分が使えなくなったら人に売ることができる。でも、ソフトはこの契約を守っている限り、使わなくなっても人に売ることはおろか、あげることさえできないのである。
 中には、たまたま便利に使えるソフトもあるから、トータルでは満足している人が多いとは思うけれど、細かいことが気になる人はけっこういらいらしている人がいるんじゃないかと思う。ぼくも、ある日突然気になってあっちこっちのメーカーに電話してみた。 「ソフトを使う時の条件を教えてください」 「契約書に書いてあるとおり、コンピュータ1台につき1本のソフトが必要です」 「たとえば、コンピュータを持っていない場合はどうなるのでしょう」 「それは、お使いにならないのにソフトを買われたということですか?」
 ばかたれ。使わないのに使う時の条件を聞くばかはいないだろう。 「いや、そうじゃなくて、自分はコンピュータを持っていないけど、あっちこっちのコンピュータで仕事しなくちゃいけないというような場合です」
 答えはいくつかあった。
 その1。個人で使う場合には、まぁかまわないですよ。あ、これは公の発言ではありませんけどね。
 その2。同時に2ヵ所で動く状況にならなければ、かまいません。フロッピーで持って歩くのはOKです。どこかのハードディスクにインストールしたら、それを削除するまでは、ほかのハードディスクにインストールしないでください。
 その3。1CPUにつき1本の契約ですので、お使いになるコンピュータの分だけご購入ください。
 あ、あのねぇ。「その3」のような返事をされると、困ってしまうではないか。 「あの、全国の支点に出かけていって、仕事をしなければいけないような場合ですね、自分自身はコンピュータを持っていないんですよ。で、全国の支点は100軒ある。これを1年かけて回ってくるとしたら、ぼくはどうしたらいいんでしょう」 「100本ご購入ください」
 がちょーん。これ、私の言ってるのは建前ですから、実際のところはあなたが判断して勝手にやってくださいねと言っているようなもんだ。
 ソフトウェアとは、かくも怪しげなものである。ビニ本の方が、まだわかりやすいかもしれない。

『ソフマップ』

『タグ』

『タスク』

『タッチタイピング』

 キーボードを見ないでキー入力をすること。ピアノの演奏などでは<以下、未完>

『ダウン』

『ダウンサイジング、アップサイジング』

『ダウンロード』

『チップ』

『チャット』

『ツール』


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