『αバージョン』
『違法コピー』
コピーしてはいけないのにコピーしてしまうこと。
買ってきたソフトは、原則としてコピーして使ってはいけないことになっている。でも、簡単にコピーできるのだな。それでもコピーしない強い意志を持てる人はあんまりいない。ついつい、コピーして人にあげてしまったりする。それは違法である。
これ、著作権法という法律らしい。でも世界の国の中には、著作権法がないところがあるんですね。こういう国では、違法コピーという概念が成立しない。じゃんじゃんコピーしても、ぜんぜんかまわない。こんなことされてはソフト屋さんは困ったちゃんだから、そういう国には今度は輸出しないという手段に出る。コピーはできるけれどものがないのと、物は買えるけれどもコピーできないのと、どっちがいいかというと、だいたいの国は後者を選ぶ。
日本は、圧倒的に後者の国だ。でも、その実体はどうなのかなぁ。確信犯でソフトのコピーを続けいるやつもいるし、そういう法律があるのを知らないでコピーしているやつもいる。物理的にソフトを持っているのだから所有しているのだと言い張る人がいるわけだ。
著作権法は確か申告罪だから、いくら罪を犯していても、被害を受けた方(この場合はソフト屋さん)が申告しなければ、現実には裁かれることがない。ソフト屋さんにちらりと聞いたところでは、個人ユーザーの違法コピーも問題だが、それよりもそもそもそんなことを考えてくれる人が少ないのが問題で、現実的に問題なのは企業が平気な顔をして違法コピーをしているという事実であると教えてくれた。会社のみんなが使うソフトなのに、1本しか買わないで使っていたりってこと、充分ありそうなことである。こんなことされたら、ソフト屋さんは食べていけない。
本質的には、そもそもソフトを売って商売をするということが成立することかどうかという問題もある。違法コピーを摘発するのは、NHKがテレビのある家からもれなく受信料を集金することよりも、もっともっとたいへんなことだからだ。
で、さっきのソフト屋さんのないしょ話は続く。違法コピーは困りもんだけど、違法コピーによって普及が促進されるというメリットも無視できなくて、痛しかゆしっていうところです、とのことだった。ということで話はこのままシェアウェアに続く。
『一太郎』
覚えておくと就職に有利なワープロ。自民党のようなワープロともいう。
コンピュータの普及より先に、日本中に普及した。頭の「一」にはたいした意味はなくて、たしか商標関係の問題で太郎にできなかったからこういう名前になっている。一番新しいバージョンは一太郎バージョン5で、コンピュータ業界ではこれを五太郎と呼んでいる。三太郎あたりで不動の地位を築き、四太郎ではバグ騒ぎで人気を落としかけた。しかしやっぱり圧倒的な売れゆきを維持して現在にいたる。
でもなぜか、一太郎がきらいな人は多い。で、こういう人は一太郎を使ったことがない人なのだ。使わないのにきらいっていうのも不公平な話だと思うけれども、ここではおせっかいにも一太郎きらい症候群を解説しておく。
事務関係の現場では、書類の作成が非常に多い。一太郎は便利である。ところがコンピュータを使えない人間がいる。そういう人はコンピュータを使える子分に自分が書いた文書の清書を依頼する。ワープロソフトが、文書作成装置ではなくて文書清書装置になる。本来データベースソフトを使うデータの作成まで、一太郎を使ってお清書をする。これは、自動車を買ったのにふとんを干す台にしか使わないようなものである。コンピュータの柔軟な使い方を知っている者にとっては、それが非常に歯がゆい。なにがいけないのか原因を探る。原因は一太郎であった。一太郎がなければ、コンピュータの未来は明るかった。ミスターコンピュータは怒った。そして、コンピュータに明るい人間は、一太郎を使うべきではないという運動を開始した。
いったん一太郎はタコだと思ってみれば、メモリーは大ぐいするし、遅いし、なんの役にもたたないジャストウィンドウ(一太郎は、ジャストシステムという会社で作っている。ジャストシステムの作ったMSウィンドウズみたいなやつだからジャストウィンドウ)はあるし、ソフトがなんだか閉鎖的である。コンピュータフリークはオープンなんとかということばに弱いから、閉鎖的なのは死刑にしたくなる。よって、ジャストシステムは死刑の宣告を受けたというわけである。
つまり、ピストルといっしょで一太郎にはなんの罪もなく、それを使う人や販売する人の考え方の問題なのであった。
『液晶ディスプレー』
『下取り』
『課金』
『拡張メモリー』
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