『拡張子』
『学習』
『割り込み』
『環境』
『基本ソフト』
オペレーションシステムのこと。
新聞にだけ登場するコンピュータ用語で、それ以外では聞いたことがない。『BASIC』という名前のものはあるが、これと基本ソフトは同姓の他人である。コンピュータは、いろんな仕事をさせるにあたって最初に下ごしらえをしなければいけない。そのための道具がオペレーションシステムで、コンピュータ雑誌などではOSなどとも呼ばれている(単に省略しただけだ)。いろいろ言い方があってめんどうだが、要するにMS−DOSとかMS−Windowsとかシステム7とかいうものがこれにあたる。
英語が読めない人のために新聞が苦労して日本語に訳した結果だから、基本ソフトという単語が出てきたら暖かく見守ってほしい。
『揮発性メモリー』
『機械語』
『金槌(〜でたたく)』
『計算機』
計算をするもの。そろばんも計算機だし、電卓も計算機。そしてコンピュータも立派な計算機だ。そもそもコンピュータとは計算機のことらしいから、スーパーコンピュータは、超計算機ということになるのだろうか。理科系の人ほどコンピュータのことを計算機と呼ぶのが好きで、文化系の人はあくまでもコンピュータと計算機は別ものと考える。その証拠に、コンピュータを使いながら、数字の計算をするときには、ちゃんと1980円の電卓を使っている。
『検索』
『故障(〜する)』
『互換機』
のようなもの。
日本で売ってるエプソンのコンピュータはNECの互換機で、DOS/VマシンはIBM互換機である。公開された情報にもとづき作っている部分と、情報が公開されていないので手探りで作っている部分がある。だから互換機の評価はいろいろで、にせものという最低の評価から、本物よりも安価で高性能という評価までさまざま。
互換機は、本物で動くソフトは原則として動く、というふれこみで作られているが、NECのMS−DOSはエプソンのマシンでは動かない。エプソンはこれを回避するプログラムを配布しているが、これはマシンがエプソンかNECかを調べて、NECじゃなかったら動作をやめてしまうしかけがNECのMS−DOSにし組まれているから。なんだかみみっちい争いではある。世界中に互換機を山のように作られているIBMの方は、こんなことはしていない。
カメラのレンズでも、純正レンズのほかにレンズメーカーの作った互換レンズがある。昔は、互換レンズを使うのはなんだか貧乏くさかったけれど、中には純正レンズよりもいいものもあるから、要するに買い物はちゃんと見る目を持ってしなさいということだ。
『差分(差分ファイル)』
『作業領域』
『仕様です』
ソフト(プログラム)の持っている機能を決めたもの。自動車の仕様は「人や荷物や動物などを乗せて、人間に操縦されて道路の上を走ったり曲がったり止まったりする交通機関」てなことになる。もしもぼくが馬だったとして、自動車メーカーに「運転しにくいのだがどうにかしてくれ」と文句をいっても、馬が運転するようにはできていないので「それは仕様です」といわれてしまう。しょうがねぇなぁと引きさがるしかないのだが、「仕様が悪いからあきらめる」ことを「しょうがない」というのかどうかはさだかではない。
馬によっては「自動車が人間にしか操縦できないしくみなのはバグである」と主張したりもする。サーカスでは熊がオートバイに乗っているではないかと証拠を添えたりもするわけだ。こうなると、メーカーと馬との間で仕様かバグかの押し問答が見られることになる。
この場合はどう見ても馬の分が悪いが、中には、馬が走ったら地盤枕下する競馬場を作っておいて「この競馬場は競走馬が走るためのものですから、馬は走れません」などと理解できない仕様を持ちだすメーカーもあるから馬もいろいろたいへんである。
『実売価格』
『秋葉原、日本橋』
電気おたくの町。電気製品が安いという評判で、海外からのお客さんもここをめざしてくる人は多い。日本人がブランドの化粧品やバッグ屋さんに襲来するのと同じである。最近は、店も大きくなってきて、お店を回していく費用も大きくなったため、評判ほど安くないという話もある。
電気おたくにとっては、冷蔵庫やテレビを売っている大型店より、路地裏のパーツ屋さんの方がなじみが深い。門外漢にはなにを売っているのだかさっぱりわかならいが、その道のプロにはのどから手も足も出るようなパーツを売っていることもある。
秋葉原の手前の御徒町では雑貨を売っている店の並んだ「アメ横」があるが、その反対側の上野にはオートバイの中古屋さんが並んでいる。なぜ同じ種類のお店ばかりがこんなに並んでいるのだろう。へそ曲がりのぼくとしては、中華街に中華料理を食べにいっても、なぜかその中に一軒だけある「とんかつ屋」に入りたくなって困るのであった。
『常駐プログラム』
コンピュータにずっと居候するプログラム。
かつて有名になったのは「ネコ」というやつで、こいつを動かすと画面にネコが出現し、カーソルを追いかけて走り回る。ネコが動いていても、ワープロソフトなどのプログラムはふつうに動くところがミソ。こういうのを常駐プログラムという。
ただし「ネコ」は、かわいそうに某大手新聞にウィルスまがいの紹介をされてしまった。画面にいたずらをするというところではウィルスとネコは同じ動きをするかもしれないけれど(そうじゃない動きをするウィルスもある)、本人の意志をどう尊重するかという点と結果においてうんとちがうものである。無理やりたとえれば、殺人と睡眠くらいにちがうものである。
まぁ「ネコ」なんかだとあんまり必要性を感じないだろうが、DOSマシンでいえば画面を青くしたり、音を出したり、コンピュータおたくのコンピュータでは、いろんな常駐プログラムが動いている。必要なときに動かせばいいようなものでも、最初から動かしておけばいざというときに待たずに使い始められるから、常駐させるのはそれなりにメリットがあるのである。
MS-DOSソフトでは、VZエディタという有名なエディタソフトがあって、これがすっかり常駐してしまうというので話題になった。ちなみに常駐するのは、コンピュータのメインメモリーに常駐するのであって、ウィルスとちがうのは、1回電源を切ってしまえば、常駐していた事実をあっさり忘れてしまうという手切れのよさである。
『親指シフトキーボード』
富士通が開発したマイナーなキーボード。
日本語の入力にはローマ字入力とかな入力があって、ローマ字入力は1文字入力するのに(たいてい)2回のキー操作が必要である。対してかな入力は、ダイレクトに1回のキー入力が1文字のかなになるのでわかりやすいが、上下4段、全部で50以上(日本語は50音だけど、即音とかいろんなのがあるので、入力すべき日本語は50以上になる)のキーを覚えていなければいけない。
親指シフトは、3段のキーとキーボードのセンター下側に置かれた親指シフトキーを併用して入力する。今数えてみたら、覚えなければいけないキーの種類は90にもなるが、使っている人間にはそんなにたくさんのキーを使っている意識を与えないのがよいところ。ワープロ入力コンテストでは、オアシスユーザーが常に上位につけるというのは、親指シフトの威力の証明だ。
文章入力をするにはとっても具合がいいキー入力方法なのだが、富士通以外のメーカーが採用しようとしないため、徐々にマイナーなキーボードになってしまった。富士通自身も、オアシスに親指シフトキーボードと並んでJISキーボードの販売を始めたところ、これがなかなか売れるものだから、だんだん初志が怪しくなってはいる。
ただし中には熱心な親指シフトユーザーがいて(実はぼくもそうであって、この項目がなんとなく親指シフトに対して暖かいのはこういうわけだ)こういう人たちの願いに応えて各種の親指シフト入力ソフトが開発されている。これで、国内のほとんどあらゆるコンピュータとあらゆるキーボードの組みあわせで、親指シフト入力が可能になっているのである。
『人格(ネット人格)』
『走る』
『属性』
『単語登録』
『値崩れ、値下げ、ディスカウント』
Copyright (c) Hiroshi Nishimaki 1998