第14回 「丹羽経済塾」開催報告
丹羽経済塾 幹事長 藤本 龍夫
平成15年2月6日(木)夕方6時より、いつもの通り霞ヶ関で、第14回目の「丹羽経済塾」が開催された。
初めて参加された方の自己紹介をして頂いた後、小野副塾長が講演を行った。小野先生が設立した「日本経済復活の会」の報告と、日本経済新聞に委託して行ったシミュレーションの結果が報告された。
小野先生の問題意識は、経済政策について水掛け論をやめて、実際のシミュレーションによって成績を評価するべきであるという点にあった。
多くの経済研究所にシミュレーションを依頼したが、財務省の仕事を失うことをおそれて引き受けるところがなかったが、さすがに日経新聞だけは、これを引き受けてくれたとのことである。この点については、丹羽教授も、我々、日本経済の復興を願う丹羽経済塾のメンバーも日本経済新聞に感謝している。
さて多くの種類のシュミレーションを行ったが、はじめに計算したものは、国債を発行して50兆円の減税を5年間実施した場合の成績であった。初年度に実質GDPは9.8%の成長、インフレ率は5年目に1.1%であり、失業率は5年目に3%にまで低下するという内容であった。そして政府バランスも改善されるということで、申し分のない内容であった。今後、多くの組み合わせをしたシミュレーションを計算して、最適な経済政策を実施できるよう考えているとのことであった。
小野先生の説明は要するに、50兆円の財政出動(減税を含む)を行った方が、景気は上昇し、政府の債務も減少するのでどんとやろうということであった。
そして、以上の結果を、ノーベル経済学賞を受賞したポール・サミュエルソン氏に送ったところ、力強い賛成の手紙が届いたことが報告された。また、その後、同じくノーベル経済学賞を受賞したローレンス クライン教授からも、激賞する手紙が届いているのである。
さて、次は丹羽教授の講演に移った。
小野先生が日本経済新聞のNEEDSを使ってシミュレーションをしてくださったことは、新たな道を切り開く重要な一歩であると評価された後、ジャパンポスト15年2月1日号に掲載された「日本経済は、世界無比の優秀性を持っている」という論文について講演された。
その内容については、別途ホームページに掲載されるので、その内容をお読み頂くとして、
丹羽教授と、この会合に参加したメンバーにより、「日本経済復活の会」設立を喜びあった。そして、今後も連携、協力して、日本経済を再生させていくことを決定したのである。
そこで僭越ながら、丹羽経済塾幹事長として、日本経済復活を望む有志の方に「日本経済復活の会」への寄付金拠出をお願いしたい。
小野先生は初めのシュミレーションに大金を拠出し、今もなお毎月の日経シュミレーション使用料負担が大きい。日経のシミュレーション結果は丹羽教授の計算と結果が全く同じであり、財政拡大により毎年の高度成長を達成し、財政が黒字に転換するという内容である。このシュミレーション結果は現在、各方面に強力な影響を与えつつあるのである。この日経のコンピュータ使用料負担軽減のためである。
思うに、日本経済復活の第一段ロケットは丹羽経済塾であったと思う。第2段ロケットは日本経済復活の会であると思う。この第2段ロケットは、第3段ロケットに点火するべく推力をさらに増加させなければならないと思われる。
つまり、政治家が第3段ロケットである。すでに亀井氏が是非ともお会いしたいといってきており、永田町で開かれる各種の議員会合への講演依頼が殺到しつつある。さらに、大手の経済研究所の代表者が、大感激したと述べているのである。財務省の高官からも声がかかりつつあり、民主党の大物議員も60兆円の財政出動に賛成を表明しているのが現状である。急激に賛同者がねずみ算式に増えているのである。
したがって、これからは、水掛け論ではなく、シミュレーションとシミュレーションの戦いが始まると思われるのであり、その場合に日経コンピュータの使用は最大の武器となるだろう。相手は使い放題のコンピュータを駆使してシミュレーションの欠陥をついてくるだろう。それにうち勝つシミュレーション結果でなければ政治家が政策の大転換を決断することはできないだろう。
要するに、私は日本経済復活の会に50万円を寄付することにする。私にとっては大金である。これは、今年政策の大転換が成功する方に賭けたのである。今年実現しなければ、倒産する時期が早まる、だけでなく政府の政策の犠牲となって家庭内で虐待を受けている子ども達や障害者、零細企業主が死に至るだろう。お金は幸福実現の手段にすぎないのである。幸福の中でも特に子供時代の幸福は何にも代え難い最上級の価値がある。大人となったわれわれが、子供の幸福を実現するべく活動するのは、当然の行いであると信ずる。
現在、急速に第3段ロケットに点火しつつあり、これが推力をえるには、さらに強力なシミュレーションの戦いに勝ち抜かなければならない。内閣府のコンピュータシミュレーションや、財務省、野村総研、日本総研などなど、多くのシミュレーションとの戦いに勝ち抜かなければならない、が、能力には十分自信があるものの、財政が劣勢であることは否めない。
日本経済の復活を願う有志達よ、今年9月までの活動費用の拠出をお願いしたい。ただし見返りはない。ケネディーの言葉をもじっていえば、諸君は国家が何をしてくれるかと問うのではなく、諸君が国家にどのような貢献ができるかを考えて欲しい、というところだ。
なお銀行口座は下記の通り。
みずほ銀行 動坂支店 普通預金 8027416
日本経済復活の会 代表 小野盛司
【所在地】 東京都文京区本駒込3−17−2
電話 03 3823 5233