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平成12年7月1日
超安全国家日本の構築
  (エネルギー自給率300%、食糧自給率300%)
DYB INC 超光合成変換研究所 所長 岩 渕 雅 明
寝屋川市国松町14-1-635
TEL 072-824-2635
FAX 072-824-2635
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3810/
(1) はじめに
 そろそろ、平成維新の骨組を作るときに来ているのではなかろうか。 そして、これはまさに地球(世界)維新と過ぎし日にいわれるような光輝ける日本を作ることである。そのためには、どのような要素が最低必要か、私なりに考えてみる。

( 2) 食糧、オイル、酸素の生産そしてCO2の原料化
 今の農業は、石油農業といっても過言でない。何故なら、石油が枯渇すると、世界の農業は、崩壊するからである。その石油を使ってさえ、我々の農業は、太陽定数(28,512KCal/m2日)に対し、米(穀類)で10,000分の1しか、可食部は収穫出来ないのである。この反収を上げるには、二つの方法が考えられる。

@ 京都大学の今中忠行(D.R.)等の発見による、極超(Super RuBisCO)ともいうべき、光合成用酵素(他の植物の十倍の能力)をイネや他の植物にその遺伝子を組込むことである。こうすれば、米は今の10倍以上の反収(50〜60トン/ha年以上)になり、コストも十分の一以下となり、莫大な (米国の数倍の)競争力が得られよう。

A そして、365日のうち100日程度しか稼働出来ない田畑を、例えば核酸(藻類由来の)等の助力により150〜200日と延長させることにより、更に反収は、その1.5〜2.0倍になり驚異的なコスト低下と収益を生むだろう。そしてこれは、多大のCO2の資源化と田畑による02 (酸素) の生産を意味している。藁や根は、飼料化や肥料化、紙化、又は炭化して、貯蔵するのも良いかも知れない。

B 我々の既にもっている超光合成BlO変換技術で可食部100%の藻類を現在の1000分の1のコストで、培養することである。この技術は、二〇数年前に原理を発見しており、エネルギーベースで、米(コメ) の反収の優に150倍(同じ、日照時間として)を越えている。澱粉に換算すれは、150倍から200倍近くになろう。さらに将来、宇宙科学研究所(M.長友DR.)等のSPS2、000を、日本版アポロ計画(又は富嶽計画等とする) として、数兆円で国家プロジェクトを立上げれば、数年内で数億KW(1〜2円/KWhの安価で無尽蔵且つクリーンな電力を宇宙から地上にもたらすことが出来る。−−21世紀の日米の総電力相当) の地上電力を得ることが出来よう。

  この電力を使って、板型発光ダイオード又は、ストランド型発光ダイオード等を使って、可視変換を行い、太陽定数1.38KW/m2の70%を可視光として地上で、利用出来れば、澱粉換算で2,240トン/ha年の収穫(米の約450倍)になる。
これはCO2、3,280トン/ha年の消費であり、02(酸素) 2,390トン/ha年の生産を伴う。日本の耕地540万haを使えば、121億トン(世界の穀物の6.5倍) の澱粉又は86億トンの蛋白質を天空のSPS (太陽発電衛星)から、地上にもたらすことになろう。そして、これは40万種に上る藻類(緑藻、藍藻、珪藻、紅藻、褐藻等々)から、海水を水素と酸素に高効率で分解し乍ら、魚の餌や飼料や肥料や食糧を同時に生産するだけでなく、ガソリンや食用油等もバーレル (bbl)当り、1〜2ドルで生産出来る可能性すらあるのである。

  ブドー糖等を原料とする従属栄養型バイオテクノロジーは、特許戦略で日本は完敗しているようだが、この先、光独立栄養型BIOと、化学独立栄養型BIOは、未だ、まだ広大な処女地であり、我が国にとっては、ここに戦略のpointを、おけば彼等の特許もクロスライセンスして高い使用料なしに使えるのです。それ故に、太陽発電衛星(SPS) の開発は、絶対後れをとってはならない中核中の中核戦略なのであります。
今の所、異状に乏しい研究費にもかかわらず、宇宙研のSPSは世界のTOPレベルにあります。

(3) 緑豊かで巨大な地下(底)都市や海(中)底都市を建設
(2) において、食料、飼料、肥料、オイル、エネルギー、02の生産とCO2(炭酸ガス) の大量消費(資源化=原料化)が可能となれば、得意の土建技術と、資金と、米国の2倍以上ともいわれる業者を使って、マグニチュード8 (M8) はおろか、その1,030倍も大きいM10 (16、000メガトンの水爆相当) の地震でもビクともしない緑豊かな地下(底)都市や海(中)底都市を建設し、日本人は全員収容可能として格安で提供する。

 外国人にも特に、ユダヤの財閥なんかもぞくぞく日本に移住出来るようになれば、もの凄い経済効果をもたらし、700兆円や1、000兆円に及ぶ、行財政の赤字も、子々孫々に残すことなく、1000年皇国どころかこの地球に未曾有且つ空前絶後の大黄金時代を築くようになるであろう。

これ等の地底や海底都市は、巨大地震は勿論のこと、6500万年前に恐竜達を絶滅させた直径10kmもの隕石の海への落下(10,000万メガトン水爆相当のエネルギー)エネルギーで5、000mもの津波が発生し、地球の森林は、同時発火し、ススと玄武岩のマイクロビーズで、太陽は、隠れ、10数mの積雪とマイナス30℃程度の暗黒の世界が何年も続くといわれている。(ノーベル物理学賞グループ、ルイス・アルバレス)これ等の都市は、この様な大天災にも充分に耐え、恐竜のような、無用な絶滅を避けることが出来よう。

石油文明を始めてから155年、相当高度の科学レベルにあると思われる人類であるが、このような都市でも作らなけれは、人類は恐竜の時代と全く同じ非力さで、易々と文明崩壊を許し、原始人並の生命維持も覚束無いであろう。

普通これ等の都市は、SPSからの電力で、水素経済を回すことも、CO2+H2O→O2+CH2Oサイクルを回すことも可能であるが宇宙からのマイクロ波がススや、マイクロビーズで避断されれば、閉鎖型生命維持装置〔CELSS=Closed Ecological Life Suport system〕のジェネレーターは止る。

そしてその内部で生活する生命も死を迎える。この時に、頼れるのは予備電源として、バックアップしている原発である。
その後、暗黒寒冷の大気を透明にするために、超高性能のcloud-seeding systemが必要となる。これは、Agl(沃化銀)/1グラムから、10の16乗の粒子を発生し、100kg〜200kgで、ハリケーンを潰せる程の威力をもち、昭和四十四年、米国のESSAと海、空軍が合同で、120kg近くをその日に散布することにより、60%近く、勢力を削減した(2度に亘り)実績がある。

当時、筆者も科学技術庁のNRCDPで同様な人工降雨のプロジェクトに参加し、人工降雨用の消減ロケットシステムを開発し、5年間で数十機を打上げ、相当の成果を得た経験をもつ。米国から当時NRCDPに台風制御テストを日本で協同でやろうという申出があったが、気象庁が反対し、成らなかった。これを続けることが出来ていたら、現在気象コントロールは完成していたであろう。

 それ故、現在も昭和四十四年の当時の性能と変らないが、新しいcloud-seeding systemは、その6万倍から60万倍の性能を有するものであり、レーザー等を使って、瞬時にAglを昇華し、分解の余地を与えない、ダイナミック方式なのである。

従来のシステムが200kgで台風(颱風)を潰せるとしたら、200gから2kgで同様な効果が得られよう。
 これは何もこのような使い方に限ったことでなく、降雪分布、降雨分布を変え、スペインで最近何度か降った5kgもある、巨大雹の害も未然に防ぐことが出来よう。又、雲を消して、雨にして落し、晴を人工的に作ったり、雨は夜だけに降らし日中は、何時も晴れということも可能となり、農業の生産性アップと地上の太陽光発電の効率アップが期待出来よう。

  さて、先程の「隕石の冬」や「隕石の光断」を速やかに雨でスス等を洗い落したら、次は山火事その他で発生した、桁違いに濃いCO2による「隕石の灼熱」が待っているらしい。このCO2を速やかに除去しなけれはならないが、原子力で駆動している地底や海底都市は、ゆうゆうと、快適に種の保存と文明の保存を可能にし、大いなる時間を稼ぐことに資するだろう。これなくして、種と文明の崩壊は、自明のことといえる。しかし、この備えがあれば、次の東京大震災が来ようとも安心が出来ようし、避難場所としても有効である。

その上、地震に対し地下は、メッポウ強いのである。又、地上と適って、地下は地上と独立して、CO2サイクルを完全に回すことが容易であるCELSS型都市であり、zero Emission型の数段か100数段上の段階になる。

 直径10kmの隕石の落下(海中ほか) にも耐えるということは、エアロックとウオーターロック装置が施してあり、核戦争にも毒ガスや細菌戦争にも耐えることを意味する。

(4) 恒常性維持機構を備えた都市(又は国家)

 人間の体は細菌などに攻撃された場合、免疫機構に至る十数段に亘る防御機構を有している。
 ウイルスが、人体を攻撃した場合を考えると、@先ず皮膚でくい止める。A腸内に入ると正常フローラ、正常細菌叢、B粘液層、粘膜上(リンパ球を含む) のバリア、C活性物質群(リゾチーチほか)、D補体(膜攻撃要素)と溶菌、活性化、E補体活性化と好中球による食菌、殺菌、Fマクロファージによる集合食菌殺菌、G免疫作動による、抗体生産攻撃やリンパ球による攻撃など、細かく書けば、二〇〜三〇段にものぼる、防御バリアが、外からの細菌などの攻撃に対抗して、間断なく戦い、防衛しているからこそ人体は、00君は、00君、×△君は×△君というように、誰でも識別出来るのであり、これが作動していないと、先ず病気になり、やがて肉が腐るように、形が崩れ細菌等に溶かされ分解し、悪臭を放ち、やがて形さえなくなるのである。即ち恒常性維持が不可能となる。

骨髄はそれ等の白血球やリンパ球やマクロファージ等の兵隊を作り、訓練をし、又武器も作り指令部でもある。
人体には、このような防衛軍と組織が休みなく戦っていて、初めて健康や恒常性が維持出来ているのである。     

 どこかの党や一部の国民のように防衛費が無駄だとか、福祉にそれを回せとか、憲法九条を死守せよとか、したり顔でいっているのは全くの無知蒙昧故の自己矛盾なのである。自分の体に、憲法九条を!と叫び、実行すれば、その先は、即、「死」なのである。

 であるから、これ等の都市には、他国やその他の攻撃に対しても充分に報復出きる恒常性維持機能をもたさねばならないし、米国のFEMA(FEDERAL EMERGENCY MANAGEMENT AGENCY) のような危機管理機能も又サルベージ機能も当然必要である。

(5) インテグレートされた電脳ロボット国家

 このように、食糧もエネルギーも無尽蔵で、且つCELSS型の完全環境負荷バランス型、シェルター国家の建設を行えば、都庁の地下に、ダンボール住宅で暮すような憲法で保証している人間らしい最低限度の生活さえ出来ないような政府や国家では意味がないし、彼等を完全になくすることも可能である。

 岐阜に、トヨタでカンパン方式を開発し、訓練し、世界に改善普及して米た新技術研究所(社長 岩田良樹氏)というのがある。彼等は、GEやオーチスエレベータ−やプラット&ホイットニー、シコルスキー、IHI、MHl等何十というクライアントと1、000数百人に及ぶ、改善の指尊者を世界中に養成して来たし、今も続けている。

その結果は、生産性が数倍アップするのはザラで、三〇倍(米国)にも上った会社等も珍らしくはない。日本の会社全部に、これを導入すればたち所に採算が取れるようになる。そして、AlやITをあらゆる現場に組込めば、一〇倍、二〇倍の生産性アップはザラとなり、日本の人口が五〇%に減ったとしても、充分やって行けるだろう。

現在の労働力人口を7、000万人(仮に)として五〇%になったとしても生産性が10倍となれば、三、五〇〇万人に減ってもGDPは、2,500兆円にもなり、20年もしないうちに米国を抜くであろう。その他に、ロボットをふんだんに使い、外人もどんどん入れて、教育や訓練を施し、世界に送り出せば、世界から尊敬され、憲法にもある地球人として名誉ある地位を占めることが出来るだろう。

そして、SPSと超光BIO変換システムの結合により、地球上に人口が7、000〜8、000億人になろうとも、完全に環境負荷をバランスさせ、持続可能なクリーンな地球を維持出来るのであるが、徐々に70〜100億人から戻し、30億人ぐらいの定員にしたら地球にとっても喜ばしいことであろう。

 このCELSS型都市は、宇宙船の中(将来の)のようなものであるが、桁違いに巨大なもので、その中に森林も海も川すらもあり、人畜の排泄物も微生物、その他のシステムで完全にリサイクルされるのである。      

 又、地上と同じ朝昼晩があり、SPSからマイクロ波で、夜、昼、雨、曇りに無関係に、人畜植物に無害レベルで四六時中送られて来るエネルギーから作られる、人工の太陽が地上のように出、雨すらも人工気象コントローラが行うので体調に良く、又、エネルギーと食糧が無尽蔵に供給されれば、莫大な雇用もクリエイティプな仕事も大量に供給が可能となり、職業の選択肢も自由となれば、大変精神衛生上理想的な職を選べ、身体にもよいであろう。

好きな仕事をして、国民や世界に貢献出来れば、仕事が楽しく、仕事がレジャーに取って変り、無為にぶらぶら徒食してもよいが、実に、それは、楽しさの少ない時代になるかも知れない。
 ただし、光合成工場だけは、四六時中、しかも三六五日休まない。加うるに、

@ ブースターの不要な、ジャンボジェットのような宇宙往還機とし1、000〜2、000回の使用可能のもの、量産(数千機)してコストを下げ、1,000万KW (地上) のSPSを三〇〜六〇基、を現在の価格の1/100〜1/200のコストで、静止軌道に打上げる。
低軌道に1/50のコストで打上げ出来るMD社のDC−Xが四〜五年前に、既に、テストに成功している。

A トランスやpinダイオードや、静電誘導サイリスタのような99.9%効率のパワー(大電力用)、トランジスタ等の99%デバイス化により、SPSのダウンサイジングを計り、3、000トン級(NASAの1/15〜1/20)で、地上電力1,000万KW(出力)とする。

B リニアカタパルトで打上げることが必要であるかも知れない。
 
              
                                      以上