平成21年1月27日
第59回 日本経済復活の会 開催報告
日本経済復活の会
副幹事長 藤本 龍夫
18:00

第59回・日本経済復活の会が、平成21年1月27日(火)午後6時〜午後9時まで、東京都千代田区九段北4丁目2番25号. アルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催された。今回の出席者は、約90名、黄金井幹事の司会で、日本経済復活の会、小野盛司会長の開会の挨拶から始まった。

皆様、お忙しいところをおいで頂き有り難うございました。
今日は渡辺喜美先生にご講演をお願いしたところ、NHKをはじめとするマスコミの方が来られ大盛況となりました。
第59回目の会合になりましたが、我々の一貫した主張は、財政出動をすれば景気が回復し財政が黒字になるということです。

そのことを計量経済学に基づきシミュレーションまでして示しているのに、政府が間違った経済政策を採り続けています。
内閣府の持つ日本経済マクロモデルでは、政府の経済政策を実施したとしても不況に陥ることがわかっているのに、それを実現可能性があるとして発表する。

したがって、最後には下方修正を繰り返し、見るも無惨な結果を招いている。大本営発表はこの10年間続いていて、それをマスコミも国民も見破れないでいます。

我々の忠告を政府は真摯に受け止め、嘘のない発表と成果のある政策を採用してほしいと思います。

18:10
小野会長、有り難うございました。
あ、お待ちかねでした。
今、時の人、渡辺喜美国会議員が来られました!

少し遅れましたが、国会が終わりましたので駆けつけました、劇団一人です(笑)

先日、三重県松坂市長選挙の応援演説に行きましたが、若い人が無所属で立候補しているんですよ。相手は2期目を目指す現市長で、これには自民、民主相乗りで応援しているんですが、この若者が7000票もの差をあけて当選しました。

私も最後の日に松坂駅前で応援演説を致しましたが、かつて橋本総理が行った応援演説の記録を破る聴衆が駅前に駆けつけてくれました。
自民党の中では迫害されていた私ですが、国民のフラストレーションはかなりたまっているのです。
自民党も民主党も信用できないという人たちが大勢いるのです。

私は公務員の天下りを禁止するべきだという法案を提出して官僚国家を改革するよう努めて参りましたが、官僚の力は実に大きく、総理の政策は官僚がかき集めて、それをホッチキスで留めて創っているのですよ。ホッチキスで留めるのが総理の役目になっているのですよ!


渡辺議員の問題意識は、官僚が政治の実験を握り、その政治責任を取ることもない弊害を除去することが、もっとも大きなものであったようだ。議員の父上がかつて官僚の意向に逆らって人事を行った件がわずかに例外であることも話された。

その他1930年代のドイツとアメリカの政策を比較して、詳しく1時間近く話をされた。その政治面での内容の詳しさ、深さには驚いた。
ただ、政府紙幣発行を主張していたはずだが、その話が出なかったので、質疑応答の時に小野会長がその点を尋ねた。


いやあ、私は経済学については素人でして、政府紙幣発行も国債発行して日銀に買い取らせるのも同じなものですから、日銀がいうことをきかないときは政府紙幣発行がいいですね。
皆様、ご静聴ありがとうございました。

19:40

日本経済復活の会顧問である宍戸駿太郎元国際大学学長、元筑波大学副学長の講演がはじまった。

渡辺喜美議員の講演の中で触れられませんでしたが、実は、高橋是清蔵相の政策によって世界で一番早く不況から抜け出したのが日本だったんですよ。

麻生政権の経済対策は、14兆円程度なので、とても対策とは呼べないものです。OHPを使ってシミュレーションしたものがあるのでお見せしましょう。お手元にお配りしたグラフをご覧下さい。

オバマ政権の政策もアメリカの学者との研究成果を示しております。短期で回復する可能性は少ないのです。


宍戸駿太郎先生の説明は、わかりやすく説得力があり、いつ聞いてもすばらしい講演内容だった。
20:10

日本経済復活の会、小野会長から、詳しいシミュレーションがOHPを使って示され、政府の欺瞞情報が検証された。


私たちが一貫して政府に示してきたことは、どんぶり勘定ではなく、コンピュータを駆使してちゃんとした計算をしてほしいということでした。

小泉総理の時代には、多くの研究所に、50兆円規模の財政出動をした場合のシミュレーションをお願いしましたが、すべて拒否されました。 政府の仕事を失うことをおそれたのです。
それでも、わずかに日本経済新聞社だけは、隠れてやってくれました。 ただし日本経済新聞社という名前は出さないように強制されました。


こんなことをしているわけですから、経済予測が当たるはずもありません。
そして、毎回、下方修正をして、大本営発表まで行って、日本経済を不況に陥れてきたのです。

我々が計測した方法で、2003年頃に50兆円規模の財政出動をしておれば、今頃はGDPも700兆円にはなっていたのですが、政府には、計量経済学が理解できる官僚がいないわけですから、これも仕方がない。

できれば政治家が経済をわかってほしいですが、いつになることやらわかりません。
もう、何と言っていいのか、考える力をもった官僚と政治家が必要です。皆さまも、政府がシミュレーションを行って、計算するように、我々の意見をお伝えいただければありがたい。 ご静聴有り難うございました。


小野会長の理論的な説明とOHPによって映し出された政府の経済予測が、初めの発表とは違い、毎回、毎回改訂されている図が憤りを感じさせた。
20:40
日本経済復活の会、副幹事長、藤本龍夫氏の報告が始まった。

私は、小野会長の政府紙幣発行案を麻生総理に近い経済ブレーンに資料もお渡しして2時間かけて説明しました。当初は奇手だとのご見解でしたが、これによって明治維新が成功したことなどを説明しました。
一番の懸念はインフレにならないかと言うことでしたが、わかりやすく説明したところ、最後には、手を打って喜んでくれました。後で総理に詳しい報告が為されたと聞きました。

GDPという言葉を使うと分かりにくいので、企業の粗利益の合計をGDPというのだと説明しました。

前に日本経済新聞社が企業にアンケートを取ったことがあります。あなたの会社に前年比10%余分に注文が増えたとき、あなたの会社はどうしますかというものです。
答えは、稼働率を上げて注文に応じるとのことでしたが、40%あるいは50%余分に注文が増えても稼働率を上げることによって、商品価格を値上げしないで対処するということでした。

それは現在の稼働率が60%から50%であることを示しており、その稼働率で500兆円の粗利益を達成しているなら100%稼働したらいくらの粗利益を達成できるのか。
と言えば、500×100/60=833兆円となり、潜在GDPが約800兆円、あるいは1000兆円あることが分かります。 この天井に達するまではインフレは起こらないのです。

インフレとは、あなたの会社が注文をめいっぱい受けており、死ぬほど働いて注文をこなしているときに、さらに注文が舞い込むときにおきるものです。

すなわち、あなたの会社が注文を捌ききれなくなってネをあげて値をあげるから値があがるのです。(笑) これでインフレを心配するのは、GDPが1000兆円を超えたときからとわかってもらいました。

最近は、政府貨幣発行権限を財源とした大々的な財政出動を応援してもらおうと、全国の商店街連合会にメールで協力をお願いしております。

定額給付金を120万円、5年間実施せよと政府に進言している政策を応援して欲しいというものです。
なぜ物が売れないかといえばお客さんがお金を持っていないからなんです。お客様は神様なんですから、お供えをしなくちゃいけません。それが定額給付金です。

会場にお越しの皆様も、日本経済復活のために、よろしければご協力お願いします。
ご静聴有り難うございました。
20:50
会場から手が上がっております。どうぞ。スピーチをこちらでお願いします。


私は、小谷 学と申します。SFE貿易、上海泉能貿易有限公司を経営する上海在住12年の日本人です。

現在、上海で貿易会社を経営し、国際貿易を主な業務としています。その他、上海進出のコンサルティング業務、会社登記などの行政手続きの代行業務を行っています。
30歳のときに上海で起業し、4年が経ちました。現在、中国ビジネスセミナーを不定期で行っています。(商工会議所、地銀、異業種交流会などで中国貿易の講師として活動中)

中国経済は、なぜ発展してきたかと言いますと、財政出動によるわけです。
たとえば、立ち退き命令を出すときに、一生かかって手に入るくらいの補償金を与えます。
日本で言えば1億5000万円くらいでしょうか、それをどんどん与えて町の整備や団地の整備を行いますから、国民はすぐに億万長者になれます。

日本政府が日本経済復活の会の提案を入れて大々的な財政出動を行うことを期待しています。母国が繁栄することが外国で働く者に喜びを与えます。ご静聴有り難うございました。
21:00 終了
講演は以上で終わったが、今回は会場に着いてみると、放送局のテレビクルーが本格的な機材を持ち込み待機していて驚いた。

名前を確認してみるとNHKだ。すごい。TBS以外は来ていると聞いたが、4台が待機していた。渡辺議員の人気が呼び寄せたものだろうが、政府紙幣発行案は、最近、識者の間で知れ渡ってきたことが嬉しい。

次回は60回目だが、そろそろ政府も政府紙幣発行権限を財源として、日本人を助けて欲しい。
帰りの電車ではお茶の水で飛び込み自殺があって、2時間近く遅くなってしまった。

議員の先生もたまには電車に乗ると良い。このところ毎月80件くらいだが、小泉総理の時には1月130件くらいの飛び込み自殺があったのだ。政府の財政出動が12兆円くらいしかないことから、これからも、さらに自殺者が増えるだろう。

我々の活動が認められ政府が大々的な積極財政を採用するとき、自殺者がいなくなる。

なお一層努力しよう!
おう!!


以上


日本経済復活の会
  日本経済再生政策提言フォーラム