多くのアサド大統領が別れを告げた後は、フセイン国王のお出迎えである。(実際にはフセイン国王は他界されており、アブドゥラ国王に変わっていた。)
夕刻バスターミナルに着き、タクシーで町に向かいホテルに泊まる。早朝、ペトラ遺跡行きのバスがでているワヘダットのバスターミナルに向かう。ホテルで聞いた話によれば「早くても大丈夫」とのことだったが、誰もいない・・・バスは見あたらず、周囲の人に聞くと一台のセルビスを指さした。
セルビス
そのペトラ行きのセルビスは客は僕を入れてわずかに二人。
すぐに客は2人増えたが定員の7人まで後3人・・・・その3人が全然こない。それらしき人に声を掛けるが(ドライバー&客 客も一緒に勧誘!!)いっこうに集まらない。待つこと2時間弱・・・・んー着た!あれはまさしく観光客。しかも東洋人ぽい 日本人か?(ヨルダンでは日本人はほとんど見かけなかった。)・・・・あれーでも感じ違うかな〜・・・・彼女たちはHongKongからきた3人娘。バスを探している彼女たちをみんなで必死にくどき、やっと人数がそろい、出発。彼女たちはイスラエルからやってきたとのことで、「地中海遊」(いみわかるぞ中国語!)というガイドブックを持っていた。ガイドブックは西はイギリス、モロッコから始まり東はトルコまでのっているにもかかわらずかなり薄い本だった。ヨルダンに関してはわずか5〜6ページ!!!しかも、ペトラは遺跡は載っているが、写真は無し・・・・空港からの足、ホテルと観光情報。これで旅行してるというのだから、なんじゃく旅行者でガイドブックが命の次に大事な僕はびっくりするしかなかった。

イラクのお金 もらったお金。価値不明。アンマン市内の両替所ではよくみる。隣国だからあたりまえか
隣に座ったのはイラクからきたという人で、いろいろ日本語を教えてあげたら、お礼にお金をもらった。 サダムフセインのお札だった。んー現役大統領のお札なんてー世界でも珍しいのでは? 詳しい人います?
ちらっ ちらちらっ どーん エル・ハズネ
 適当にホテルを見つけ、荷物を下ろしてペトラ遺跡に出発。町の中心部まで歩いてタクシー利用。チケットを買ってガイドブックを手に入れ、遺跡入り口に向かう。中にはいると馬、ロバの激しい売り込みにあう。勧誘を振り切り、siq をひとりとぼとぼ歩く・・・・このせまい道を歩いていると気分も盛り上がってくる。さんざんあるいて、気分も盛り下がってくる頃に、岩の透き間からだんだんと目的のエル・ハズネが見えてくる。「おおおおおお  インディージョーンズじゃー」   高さは30m近くあるそうで、とてもすばらしい。中は広くなく、老人の騎士がいるわけでもなければ、聖杯もない。
 
エド・ディル
エル・ハズネより奥にあるエド・ディルをめざす。途中の道は結構険しい。疲れて休んでいると、岩肌を羊(山羊?)の群がピョンピョン跳ねていく。「ほーすごいな〜よく足を滑らせないな〜」とおもいつつしばらくみていたら・・・事故がおこった。(事故
お土産〜
 定番の土産はウィスキーなどの空瓶にカラフルな砂を上手に入れていき、ラクダ等をの絵を書いていくものだ。産地直売のはずなのだが、ここが一番高い。遺跡入り口やアンマン市内で購入した方がやすい。(産地直売にこだわるなら別にいいけど・・・

 ホテルに戻り、宿の兄ちゃんと話していると、なんか交換しようといってきた。なんでも「madeinJapan」の品物は友達に自慢できるのだそうだ。こんな時のためにとっておきのアイテムをだした。(ダ○ソーで購入。ほとんど made in China)彼は取り出した「avという字が書いてあった中国チックなシールをとても気に入ったみたいで、意味を尋ねてきた。「God bless you!」(ほかに思いつかなかった・・・)だ、と適当に説明したら大喜びで自分の日記帳に貼ってしまった。
 帰りのバスはホテルのあんちゃんが呼んでくれたものだ。バスには日本人一人と現地人。足下にはテレビやらカーペットやらいっぱいだった。アンマンまでの道のりは荒野をひたすら走る。その中にバスを止めてもらい降りていく・・・と思えばのって来る人もいる。

 死海といえばイスラエルが有名だが、ここヨルダンでも死海にいける。ということでムハジェリーンターミナルまで行って、死海行きのバスをさがす。運ちゃんがどこにいるかわからなかったが、「Dead sea」と書いてあるバスがあったので中で待つ。やがて運ちゃんも帰ってきてバスは出発。うとうとして目を覚ましボーッとしていると、なにやら運ちゃんが喋ってこっちを見ている。「フィニッシュ あっちだ。」といわれるままおりるが、「ん?海は? あっちって、どっち?」ほかに降りたやつもなく、かなりのピンチ! あれー? 死海行きじゃーねーのかよーとブツブツ考え始めていたら、救いのタクシーが現れた。すでに死海に行く人たちが乗っていて、みんなで割り勘に・・・・
死海
 ほーここが死海か〜さみーなーほんとに入れるんか? だれもいない海を眺め、水をなめたりしていた。(味について・・・単にしょっぱいと言う次元を越えて舌が痛い) ブラブラして一時間も経つとだんだん暖かくなってきた。そうこうするうちに低温に強い大型白人軍団が現れどんどん入っていく。負けてなるものかと後を追う。  最初は普通の湖と同じだが深いところまで進んでいくと体が自然に浮いてきて、肩までつかるというのができなくなる。一度足を前に投げ出したらプカリと仰向けになってしまい、最早立つことはできない。あとは無様な犬かきで進むしかないのだ。  ぷかぷかにも飽きてくる頃には皮膚がだんだん痛くなってくる。危険を感じ水から上がろうするが、なかなか岸にたどり着けない。痛みは増すばかり、岸からシャワーまでは結構距離がある。ダッシュしようにもヒリヒリして耐えられない。シャワーで何度も流してもベタベタするし・・・とても危険な死海の水。
 死海での浮遊体験を終え、アンマンまでのバスを待つ。いつかくるだろうぐらいでのんびり待っていてもさっぱりこない。バスはくるのか確認しようとそばのおっちゃんに尋ねると、おいちゃんが遠くを指さし、「あれあれ ラン!」 ラン? 駐車場の中までこないのか?行ってしまうのか??? よしダッシュじゃー!!!
あれ入ってくるじゃん。 あれれ・・・スクールバスじゃない?  おやじーちげーよースクールバスだよと言おうと振り返ったが、おやじはすでにいなかった。
スクールバスには子供たちが大勢乗っていた。  そのちびっ子軍団に「わっちゃーねーむ?」の攻撃を受ける。素直な子供たちの心を汚してはいけないと思い。返事をする・・・・質問するだけして、返事などはきいちゃーいない。それでも素直な子はいるはずさーと思い返事を返していくが、全員きいていない。疲れて相手するのをやめていると、担任の先生が現れ、「彼は英語が分からないのよー」みたいなことを言っていた。(そりゃー英語は話せないけど、わっちゃーねーむぐらいはわかるぞー
 そんなやりとりがあり2時間ぐらいしたらバスが来た。ダッシュで駐車場入り口(別のおやじはバスは駐車場まで入ってくると言っていた。)に向かう。バスに乗ってはみたもの、前の人に聞くとアンマンには戻らないらしい・・・・おっちゃんは、乗り換えると言っている。いいやこの優しそうなおっちゃんにまかせることにしてしばし車窓を楽しむ。 運ちゃんが「アンマン アンマン」と叫ぶ、優しそうなおっちゃんも「アンマンじゃなかったけ?」と言ってくれて、飛び降りた。指さす方向に確かに一台のバスが止まっていた。直前にすれ違ったバスだ。すでにかなりの距離だったが、ダッシュでバスにむかった。
市場の商品・・・
 アンマンでたまたま市場が開催されていた。(毎日ではないらしい)しばらくぶらぶらしてコーヒーを飲んでいるとこっちをじろじろ見ている奴らがいた。(ん?これは身の危険か?やばいのかー)しばらくするとこっちに向かってくる・・・。そのうちの二人が話しかけてきた「俺はおまえが日本人だと思うが、こいつは中国人だといってる。おまえはどっちだ?」 「日本人だよー」と答えると正解したやつは大はしゃぎ、中国人と言ったやつを捕まえて、「おまえ、こいつの首切っていいぞ」のジェスチャー・・・(冗談でもなかなかそこまではねー>)笑うしかなかった。そして結果報告に二人は元のところに帰っていった・・・。

 今までの旅行で雨の記憶はほとんどないが、ヨルダンは雨に降られ、当初の目的地に行くこともできず、空港にむかった。


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