よし モロッコにサハラ砂漠を見に行くぞ!
ということでインターネットを利用し、いろんな人のホームページで情報を集めていた・・・やっぱりいいな〜モロッコは、おーし!モロッコにいくぞ!
が、シリア・・・パルミラ・・・ダマスカス・・・の文字。心変わりの早い僕はあっさり行き先を変え、シリアに行くことにした。さらに調べていくうちにちょいと駆け足すればヨルダンもまわることがわかり、ペトラ遺跡もみれるじゃん! となりシリア−ヨルダンの旅に決定した。
と、出発10日前に決まり、旅行会社に電話してダマスカスまでのエアラインを頼みトルコ航空はOKということですぐにシリア大使館にビザをとりに行くことに・・・。

シリア大使館は赤坂(自衛隊のそば)にあり、埼玉の北方から出かけるにはちょっと遠い。
申請で1日、パスポートを取りに行って1日なんてーことは、ごくふつうのサラリーマンにはきつい(ましてこれから旅行にいくし・・・)で、大使館のおねーさんに頼み込んでパスポートは後日郵送してもらうことに・・・。
「私は、郵送中になんかあっても文句は言いません。」と誓約書を書き、なにも起こらないことを祈りつつ、帰宅。

トルコ航空
飛んで〜飛んでイスタンブール♪と懐かしい歌を口ずさまずにはいられないトルコ航空イスタンブール行きはJALとの共同運行便だったためか、客の9割以上日本人だった。飛行機の前の方はすいていた(後ろの方はツアー客でいっぱい)ので、長いフライトに備え、2人分の席をゲットする。
夕刻イスタンブールに到着。
ダマスカス行きのフライトまでには5時間あった。外にでるには時間もないので空港内をうろうろ・・・
そのうちおなかが空いたのでUSドルでサンドイッチを購入する。お釣りはトルコリラ、その額 5,000,000トルコリラ!!!!! トルコのお金のすごさは聞いていたがここまでとは・・・いったい1ドルいくらなんじゃ? と思いつつも、計算がめんどくさいのでそのまま。

やっと搭乗の時刻になったので、モニターにあった搭乗ゲートに行くが、ゲートのおねーちゃんに「ここは違うわ、向こうの方よ〜」と言われ、指さす向こうの方へ探しに行く。
「フライトはほとんどないから、歩けばあるっしょ。」と、どんどん進む・・・さらに進む・・・・もうちょっと進む・・・・・・「ないな〜」と思いつつ素直な僕はさらに進む。でもゲートはない。
搭乗案内のスクリーンでもう一度確認してもやっぱり最初のところ・・・。
いったいどこじゃろ?引き返しながら、聞いてまわるが誰も「わからんわ〜」てな顔をしてしまう。
窓の外を見てトルコ航空の飛行機を探しうろうろ・・・もう一度最初のゲートに行くと今度は「ダマスカス?あっち」と言われ行くとやっと発見。予定出発時刻5分前に搭乗できた。
搭乗前に自分の荷物を再確認するため、階段を下りると残りわずかに4つだった。
ほかにも乗っていない客がいるということか?
 以前、オランダのスキポール空港でも搭乗ゲートの変更に右往左往したこともあったけ・・・
そのときは搭乗ゲートは下のフロアーだった。放送したかどうかわからないが、そのときもほとんどの人はすでに集まっていたのだった。
知らぬは僕らアホなジャパニーズだけであった。

ダマスカスに午前1時頃に到着。
入国審査に並ぶと遠くで係官が「向こうだ」とのジェスチャーを送っている。

アサド大統領 切手のデザインにもなっているアサド大統領

現在は二男が後を継いで大統領
外国人はあっちなんね。と素直に従い、別の窓口に・・・確かにforignerのちっちゃい文字・・・こんなんじゃーわかんねーよーシリア人!もっと大きく書いてくれなきゃ〜 ほかの窓口はアラビア文字で書いてあるからさー お!でも成田に帰ってくると漢字で「日本人」と書いてあったなーでももっと大きい文字・・・
ふと周囲に目をやると、何人ものアサド大統領に囲まれている!。噂には聞いていたがすごい数だ!
 列の前にはこの飛行機に乗っていたもう1人の東洋人が並んでいた。
もしかしてチャイニーズ?コリアン?などと思いつつ、チラッとみえたパスポートから日本人と判明。最後になるやもしれない日本語で、「こんばんは〜」などとはなしかける。なかなか入国審査の列が進まずしばらく話し、「宿は予約してるんですか?」と尋ねると「いえ、空港で夜を明かそうと思って・・・。」との返事が・・・(日本人旅行者(♀)強し!

アラビアントイレ 空港のトイレ。白いのが便器でその他ホース&かご
3人の係官にそれぞれパスポートをみせ、やっと入国。荷物はとっくにでていたらしく、ターンテーブルも止まり、床に置いてあった。(荷物がでてくるのを待たなかったのは初めてだった・・・。
ダマスカス空港はあまり広くなく、寝心地のいい・・・座り心地のよいイスもないしとっても寒い。とても寝てられない。「うーん 今からホテルに行くかなー」などとガイドブックに目を傾けてしばらく時間をつぶす。
一緒に夜を明かそうとしている彼女に限界がきたらしい。「バスターミナルにいきません? きっと暖かいですよ。」4時半過ぎのバスターミナルが暖かい(というよりだれもいないんじゃないの?)とは思えなかったが、わずかな可能性にかけ、タクシーで空港からガラージュハラスターを目指す。空港からは、しばらくまっすぐな道が・・・真っ暗でもあり、ひっそりでもある。ますます不安は大きくなっていく・・・。

しかし、ターミナルに近づくとにわかに活気がタクシーに群がってくる人人人・・・

唯一あいていたレストランで食事をとり、近づいてきたおっちゃんに調子に乗って「タドモール」(パルミラは「タドモール」と言うらしい・・・とガイドブックに書いてあったような気がした。)言ってみたが、どうやら発音が違うらしい・・・通じなかったので素直に「パルミラ」ととても日本語ちっくに伝えるとバス会社のオフィスに案内してくれた。
 出発までの1時間バス会社のオフィスで暖をとっていたが、なぜか入ってくるやつ、出ていくやつだれもドアを閉めない。だからずーと開きっぱなしちっとも暖かくないが、それでも我慢・・・

バスはなかなか快適で暖房も効いていた。パルミラまでの道路はきちんと舗装されている(当然ですよね〜)途中ゲートがあり、何回か停車するがそのうちの一カ所になんと金色のアサド大統領(たぶん)の首が・・・
しかも、夜にはライトアップしてますよ〜的にライトが設置されていた。残念ながら写真を撮ることができなかったけど、もしダマスカスからパルミラまで行く人があれば、途中左手にその像はあります。高さ50cm位か・・・?
パルミラでバスを降りると客引きでごった返していた・・・というのがだいたいのパターンなんだが、あれ?1人だけ?ほかは?みんなどこ?きちんと仕事しろよ!客が来たぞ!
客引きが群がることを予想していた僕はあっけにとられ唯一の客引きアラビアンとともにとっても古いシボレーに乗りホテルを見せてもらうことに・・・。

シボレー
めんどくさいのでここで決定。(この後、バスに荷物を忘れているのに気づき、このシボレーで猛スピードでバスを追いかけ、無事回収できた。感謝感謝

ホテルには日本人客がいた。(ほかの客は全くいない この時期暇なのか?)彼らとタクシー(例のシボレー)をチャーターして、観光に出かける。
エラベール家の塔墓
最初にエルベラール家の墓塔に皆で登る。頂上から見下ろしているとバスで大勢観光客がたどり着く。日本人の団体さん。
んーこんなところにも結構くるのね〜
 目当てのパルミラ遺跡に着き、石に座っていると、子供が寄ってくる。持っていた飴をあげる。
すると話を聞きつけてきたのか、いい大人が「俺にもくれ〜」さらに「子供が3人いるんだー」危険を感じその場を退散しようとした矢先、別の大人がやってきて「ペン」とリクエストまで出してきやがった!(全くズーズーしいぜ
ホテルに戻りホテルの主人と話していると、僕のボールペン(○イソーで買った100円4色ボールペン、太くて短い)をとり、「サダムフセイン スカッド イスラエル アメリカ ボンボン!!!」
「ノースコリア ジャパン ボンボン」・・・
んーアメリカ嫌いなのはわからないでもないが、遠く東アジアのことにも詳しいのにはびっくり〜


列柱道路 円形劇場 アラブ城からの景色

ダマスカスのバスターミナルに戻る。タクシー等の客引きを予想していた僕はまたも呆気にとられてしまった。「あれ?いないの? おーい観光客様だぞ!!! 商売しなくていいのか??」
セルビス乗り場らしきところにのろのろ歩いて行くと、おっちゃんが「どこいくんや?」と声をかけてきたので「町中まで・・・」と答え、「ほいじゃ のれや」と、いわれるままにセルビスに乗り込むともう客でいっぱいだった。
運転席に背を向け座り、先に乗っていたアラビアンの熱い視線を受けつつセルビスは出発した。
この熱い視線にはやっぱり慣れない・・・)窓に目を向けると、すぐに後ろの方から小銭を回してくる・・・。こ・これは!!「地球の○き方」にも載っていた運ちゃんに近い人がお金を集めるというやつでは・・・?「もしかして、俺が集める役? おいおい小銭なんかほとんど持ってないし、金額もよくわからんではないか?」
そういやーいわれるままとっとと乗ってしまったが、いったいいくらなんだ? あれ? 何で乗ってる?)ピーンチ!
などと勝手に焦っていると、そこは優しいひとたち異邦人にはそんなことはさせず、別の人が代わってくれたのであった。(よくよく考えると、運転席には一番近くないのねーだって左ハンドルだし
セルビスを降り、マルジェ広場にたどり着き近所のホテルにチックイン、市内散策をかねて郵便局へ・・・・

ヒジャーズ駅 映画館
と、軍人さんにかこまれる。おっ?パスポートチェックか?・・・でもみんな笑ってる?なんだ?・・・あー暇なのでからかいにきたのね。道に迷っていたわけではないが、「どこに行くんだ」と道を教えたそうな感じだったので「郵便局へ行きたいんよ。(もってたガイドブックにあるから、聞く必要もないんだけど・・・)
「????」
「えーポストオフィスだよー」
「ポ????」
「レターレター」
「おーレターレター あっちね」
「なるほど、ありがとね〜」(知ってたけどね・・・
郵便局切手を購入し、はがきを出した後、市内散策

スークハミディーエ はまだ日本人は少ないのか日本語はあまり聞こえない。「ハロー」と言われるぐらいだ。(ハロー友達! NO高い〜 などと声が聞こえてきそうだが・・・)スークを抜け、ウマイヤドモスクをめざす。歩いていくとの前に人だかり熱心にのぞき込んでいるのはなんとひよこのおもちゃ。水に浮かべてバチャバチャするやつだ・・・んんんん?


ウマイヤドモスク
ウマイヤドモスク
聖ヨハネの首があるとかないとか・・・
モスク内の床に座っていると、後ろにひとがやってきてこっちの方向を向き、お祈りを始める。そうなるとちょいと居づらくなり移動する。しかし所々でメッカに向かいお祈りをしているからなかなか歩く場所もない。やっと背後は誰もこれない壁に腰を下ろし休憩。しばらくすると観光団体客がずかずかと入ってきた・・・(残念だが東アジア系・・・)普段でもワイワイうるさい人たちなのに、せめて祈りを捧げる場なのだから、静かにしてほしいもんだ。

夜のウマイヤドモスク 夜の町 ファーティマの手 夜の町をファーティマの手を探し、さまよう。周りは人が全く歩いていないし、暗いし、迷路みたいだし、明るいうちに探せば・・・と反省していた。
やっと見つけたファーティマの手。








 国立博物館博物館にいった。ここでは世界最古のウガリットのアルファベットが飾ってある。 が、とても小さい。フラフラ探していても見つからない。結局博物館の人に聞いてしまった・・・。
ウガリットのアルファベット
ウガリットのアルファベット。写真撮影は禁止。
これはポストカード

シリアとに別れを告げ、ヨルダンを目指す。アンマン行きのバスは15時出発。ヨルダンのビザは国境で取得ができると聞いていたけが現地であった日本人と話をすると・・「えーそうなの?大丈夫なの?」と言われちょっぴり不安になっていたので、出発までの間にヨルダン大使館に向かう。
僕「日本人なんだけど、今日ビザもらえるのかね?」
警備員「ビザは午前中なんだよね〜」
僕「国境でOKと聞いてるけどそれでもいいんですよね〜」
警備員「わからん、聞いてみるよ〜」

警備員「中に来いって」
僕「???」
担当者「パスポートみせて」
僕「はい」
担当者「はい ビザよ」
僕「えっいいの?ラッキー どうもありがとう」

という具合で思いっきり時間外にもかかわらずビザをあっさり取得できた。(このパターンはきっと例外でしょう。まねしないで。でも国境でだいじょうぶらしいし・・・(今はいらないみたいだし)

バスはながれ国境へ〜
多くのアサド大統領が別れを告げていた。




[Photos]