03年6月15日作成

03年10月13日更新 自転車置場を作りました

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断 熱

土地が決まった段階で、建築条件付の工務店との話し合いがあった。事前に土地を紹介してくれた不動産屋を通して、この工務店が外断熱が出来るかどうかを確認したところ、何でも出来るとのことだったので決めたわけだが、後でわかったことだが、この工務店の社長がかなり調子のいい人で、ろくに検討もしないで“やります”としかいわない。元来建売住宅専門の工務店で明細見積書もなく、間取自由で○○万円/坪とのこと。エアーサイクル工法はできるかと聞くと、何か他の工法と勘違いしたのか○○万円の追加でやります、と言う。土地を決めるまでに、色々な場所の住宅展示場を見て回っていろんな工法を検討したが、一番気に入ったのはフクビがフランチャイズしているエアーサイクル工法だった。もし建築条件が付いてなかったらこの工法が出来る工務店にお願いしようと思っていた。

で、できるかと聞いた訳だが、できますと答えた後からフランチャイズに加盟しないとできないことが判ったみたいで、木軸の中に充填するセルロース断熱を提案してきた。この段階で外断熱と充填断熱を自分なりに比較した結果、一般に行われているグラスウール断熱の欠点が無いことや断熱性能も外断熱で使うフォームポリスチレンと同等であることが判り、採用することにした。ここで大きく断熱方式は方針転換することになる。但し外壁内の通気に関しては壁の内部結露や断熱性能の向上の点からあきらめられず、自分なりの方法を考えることにした。(通気システム 参照)


屋根部分の断熱
壁部分の断熱

基礎断熱

断熱で外壁とともに大事な部位として床下の断熱をどうするかということがある。一般には床下は湿気を嫌うため換気孔を設けて年中通気し外部と同じ環境にする。室内との断熱は床面で行うのが一般的である。根太の間にスチレンボードを挟込む方法である。ところが今回は、壁の中の通気を床下から軒裏まで行ったため、床下の環境が重要になってきた。床下の環境を室内とできるだけ近づける必要があるため、基礎断熱を採用することにした。(方法は、下図参照)これもいろんなやり方考え方がありどれが良いかよく判らない。基礎の内側を断熱する方法、外側を断熱する方法、耐圧盤全面を断熱する方法、外周部だけを断熱する方法等。世の中にあるシステム毎に違った能書きが書いてある。いわく外側を断熱するとシロアリのあり道になるとか、内側ではく体が断熱されず効率が悪いとか。迷ったが、基本的には基礎断熱は寒冷地建築から生まれた考え方であり、今回は場所が湘南であるということを考慮し(冬の最低気温がマイナスにはほとんどならない)夏場を優先し、耐圧盤の外周部と基礎立ち上がり内側及び基礎の折り返し部分のみにフォームポリスチレン25mmを打ち込むことにした。(この材料指定でも失敗し、鳶さんには多大な迷惑をかけることになった。工事監理参照)。

基礎断熱を行う場合に床下換気孔をどうするかが問題になる。せっかく断熱しても換気孔で外部とつながっていると効果が無い。このごろ一般に行われている床下換気の方法としては、基礎パッキンがある。これは、基礎コンクリートと木材の基礎との間をパッキンで空けてその部分で換気を行う方法である。今回は、開閉機能の付いた換気口を基礎コンクリートに打ち込んだ。とりあえず、内側には換気口の部分も断熱材を通して打ち込み使えなくしてある。床下の換気は通気システム(別項参照)のファンで24時間行っているので問題ないつもりだ。もしこれからの夏場に湿度が高くなるようであれば、いつでも換気口の断熱材を取り払えるようにはなっている。通気システムのファンのメンテナンスも必要であるため基礎の高さは標準より高く62cmとしているため床下は大人がもぐりこんで作業するスペースは十分にある。もう少し経過を見ることにしている。


耐圧盤の下に断熱材を敷きこむ
基礎立ち上がりに打ち込まれた断熱材
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