好評?!
悟空流五輪の書
絶対にメジャーになれない生き方

■反面教師
 のなか悟空は自分の本能に忠実に生きて来た。
だが、一生懸命生きようともがけばもがくほど、その挙句がジンセイを棒に振ってしまた−−−とは思っちゃいないが、ソンな方向ソンな方向へとジンセイが不運の連鎖へと繋がってきたように思える。悟空の負の生き方を『反面教師』として参考にするならば、これからメジャーなドラマーを目指す若者たちには、必ずや参考になること請け合い!だってカンタン。オイラの生きた負の生き方の部分=地雷を踏まないように避けて通ればいいんだから。これからミュージジャンを目指す若い人たちは、不本意でもいい、オイラのようになりたくなかったら、以下のことを心の端に留めておくべきだ。


■家庭が貧しいヤツ、本人が貧乏なヤツ、やる気が無いヤツはこの時点でアウト。
 オイラは子供たちに言ったことがある。
『最初から直径が1メートルの雪タマは、数メートル転がしたらすっごくデッカクなるが、直径が1センチの雪玉は数メートル転がしてもせいぜい何十センチ。直径がゼロの雪玉は地球を1周したってゼロさ』---、大会社の御曹司然り、大病院の御曹司然り、二世議員然り、最初っからデカイ玉を備えている者は、食うために稼ぐ無駄な労働の必要なく、楽器の技術の習得に専念できる環境にある。

 思い浮かべてみるがいい。
音楽家家庭の服部家・五嶋家・ユーミン・矢野あき子・坂本龍一・YOSHIKI・うただひかる・等々、そこそこの有名ミュージシャンは、そこそこの裕福な家庭に生まれ育っている。彼らは生まれた時から楽器が家にあり、レッスンや留学の費用などといったものを気にすることも無く、練習一筋に打ち込める環境にあった。この時点でビンボーな凡人が音楽家を志すのは無駄。最初っから放棄・棄権した方が得策である。然るにビンボー人は音楽を諦めるべし。オイラはこの時点でジンセイを棒に振ってしまっている。


■ルックスが悪いヤツ、ルックスに華が無いヤツ
 言わずと知れた有名ミュージシャンは、洋の内外を問わず、美男美女、カッコイイ連中が多い。例えばYOSHIKI、彼がどれほどのドラミングが出来るかはだいたい分かるが、いわゆるプロのジャズ・ドラマーたちの半分ほどのテクニックもあるまい。ま、仕方ない。若いから修行年限が違う。でも・・・なぜ彼よりははるかに上手い(オイラも含めて)ジャズのドラマーたちは観客の動員が出来ないの?然るにそれは音楽のジャンルとルックスにある。ジャンルは置いとくとして、彼などはドラムの修練に時間を割くよりは、ファッションや化粧に精を出しているのだろうからな。若い青少年がカッコイイ異性にあこがれるのは、生物学的にも正常な心理なので仕方ない。

 日本では観客動員の少ない狭いジャンルではあるが、ジャズマン・ウーマンたちもルックスは重要な位置を占めている。ことに女性のジャズボーカルや楽器奏者は顕著。音楽性は別にして、彼女らをTVのCMは放っておかない。ジャズマンも然り。女性ボーカリストや奏者ほどでは無いにしろ、そこそこのルックスを備えた男が有名になる。

 したがってルックスが悪いヤツ、不快な印象を与えるヤツ、下品なヤツ、不潔なヤツはメジャーなプレヤーに成れない。最低限楽器で食うことは出来るだろうが、楽器の演奏で家を建てたというジャズマンの話は聞いたことは無い(たたし他人の伴奏などの営業バンドマンは除く)。


■才能が無いヤツ、不器用なヤツ
 才能はそれぞれのジャンルで違うが、不器用なのは困る。
まだ世界陸上のウセイン・ボルトは記憶に新しいが、彼こそ才能の塊。黄色人種が100年努力しても彼のタイムは出せないだろう。不器用も人それぞれだが、器用な人の出来る事に、その何倍もの時間をかけなければ習得できない者は悲しいかな、ソンである。長くて曲がりくねった回り道を歩き続けなければならない。以上2つは明らかに自分の事。才能が無くて不器用なヤツは早々に止めたほうが合理的。自分のためである。





■世渡りの必須条件

■喧嘩をするヤツはダメ
 ずっと以前、HPの中の『紆余紆余曲折』 http://homepage2.nifty.com/nonakagoku/uyouyo/ に書いてあるが、出世する奴は元気がある奴が多いのだが、幾ら元気があっても、「絶対に」喧嘩をしない奴が多い。もちろん口げんかくらいは普通に出来なきゃあしょうがないが、口げんかでは無く、殴り合いの喧嘩をやったらオシマイ。出世はしない。それはオイラの同級・同窓・同期生たちの観察で証明されている。体育祭は頑張るが、殴り合いはやったらアカン。

 人によってはその殴り合いがキャラクターになっている芸人やミュージシャンもいるが、それは名を成した奴らの思い出話の内のひとつ。そうそう人間は殴り合いをしたらイカン。それまで構築した人間関係、そしてその人間関係の又人間関係。悪い噂はさらに輪をかけて広がる。いい事はち〜っとも広がらないが、悪い噂はアッと言う間に広がってしまう。然るに・・・出世もしない、他のグループにも呼ばれない、有名にも成れない。仕事も無い。よってずっとビンボーなのである。


■他人の悪口を言うヤツはダメ
 
これも前項とほぼ同様。他人の悪口を広言すれば必ず自分に帰ってくる。
『アイツは○×のことを悪く言ってたぜ』となれば、当の本人がいない場所ではまた悪口を言われているものと思われても仕方ない。人間というもの、自分が一番可愛い。自分以外は大好きじゃあないはず。でもそこは我慢。演奏のスタイルが違おうが、音楽のジャンルが違おうが、フィーリングが違おうが、他人を評して『嫌い』と言ってしまってはダメ。せめて『好きじゃない』と言い回しをして、歯に衣着せること。自分の本心を隠して生きるのは辛いことだが、将来のため。世間を見渡して見るといい。有名なプレヤーたちが『○×は嫌い』と言っているのを聞いたことがあるか?恐らく無いだろう。嫌いと言いたくても言わない方が、将来の自分のためだ。オイラの場合、へ〜いきで『アイツは嫌い、コイツは好き』と言うから、ホレ見たことか。仕事は来ないし、仲間も居ない。ミュージシャンたるもの、オイラのようになっちまってはオシマイだ。


■NOと言うヤツはダメ
 上記の悪口と同様、気に入らないことがあっても「NO!」と言うのは、自分のためにならない。「NO!」と言いたくても、そこはホレ、日本人特有の曖昧な笑顔を浮かべてゴマかせばいい。「NO」と言えば喜ぶ人は半分いるが、怒る人も半分いる。笑顔だけなら誰からも反感は持たれない。オイラの半生は、「YES」より「NO」を言うことが多かったような気がする。「NO」と言えば気分はいいが、仕事は来なくなるのは自分の半生の経験から証明されている。


■受けた恩は忘れないこと
 受けた恩は絶対に忘れず、せめて年賀状くらいは出すこと。オイラのように『環境破壊の防止のため賀状は出しません』と広言してしまっては、それまで築いてきた人間関係さえも水泡と化してしまう。不本意ながらでもいい。年に一度の年賀状ぐらい出して、日ごろの感謝と近況報告をするのが、恩ある人たちへの心遣いが現在進行形で進んでいますよ、という証明でもある。






■技術の練磨は怠り無く
 いかに人当たりがよく、人間が出来た人であろうと、演奏が下手じゃあしょうがない。一流とまでは行かなくても(一流になればテクニックの優劣ではなく、好みの問題になってくる)、仲間や世間には見えないところで、コツコツと技術の研鑽に努め、人気は無くても得意としているジャンルの、特異な技術だけは一流をしのぐほどのものを身につけていなければならない。これは絶対に必須。これ即ち自己の存在意義でもある。


■基礎が出来なきゃ絶対にダメ
 ロックのミュージシャンたちの中には譜面も読めず基礎も殆ど出来ないまま大騒ぎしているお子ちゃまが多いが、連中は電源コードを抜かれたら、やってることは学芸会並。ま、こういう連中は問題外だとして、プレヤーたるもの最低でも一流音大卒レベルの技術は身に付けるべし。さらに自分の技に磨きをかけ、世界の場に出ても『あっ!』と驚かせるようなオリジナルの技術を習得すべし。そうそう出来るものではないが、出来なくても、そう努めるべし。







■ジンセイ至るところに青山あり
■ステージはどこにでもある
 ライブハウスのブッキングが苦手なオイラは、ステージをライブハウス以外にも求めた。
それが公園での演奏であり、それが世界へドラムセットを携えて行くことへ繋がった。それが意外に面白い。日本国内での反応と違い、観客の反応が画一的ではないし、ノリもそれぞれの国によって異なる。それが面白い。

 どうせ日本で観客動員できないのなら、海外の路上で観客を集めたれ。世界には60億人もいるんじゃい。日本で食えないのなら、海外でも食えない。どうせ食えないんなら世界へ飛び出して、放蕩のドラムを叩いたらんかい−−−というわけでオイラはそれをライフワークとしょうと考えた。ただし・・・海外のどの国に行っても、ことドラムの技術に関してだけは、誰にも負けないほどの技術を身に付けるべく、日々研鑽に励まなければならない。
 
■それぞれの価値観
 もうここまで来れば優雅独尊、我田引水、人の評価などは屁の突っ張りにもならんし、痛くも痒くもない。自分で叩いたドラムは自己責任で、『やっぱオイラのドラムはスゴイわぁ!』と自己満足していればいいのである。その境地に立った時こそ、自分だけが認める世界一のドラマーになった時なのである。ただし貧乏!ただし満足!だけどシ・ア・ワ・セ。


■さぁ!どーする?
 ここまで読んで来た殊勝な諸君、悟空的生き方を求めるのか?どーすんだ?覚悟を決めろよ。ただしオイラの生き方を地雷と見て、避けて通ればメジャーになれる可能性大。どっちにしろ夢を抱け、向こう見ずな若者たちよ!じゃ!






書きかけ中につき、つづく可能性アリ。
2009-9/4


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