「会」の解散とこのホームページを終了するにあたって
2005年9月30日
グリーンコープの暴走を憂い、関西進出を批判する元グリーンコープ理事者の会
グリーンコープ告発HP(声明−『グリーンコープの暴走(関西進出)をやめさせましょう。』)へ

 「グリーンコープ連合(以下、GC)関西進出をやめさせましょう」ということで「グリーンコープの暴走を憂い、関西進出を批判する元グリーンコープ理事者の会」として各所に告発を行い、このHPを運営してきました。多くの人や生協・団体の批判にもかかわらず、GCは兵庫・大阪に強引に「グリーンコープ」を設立しました。このことが歴史的にどんな意味をもつのかは後の時代が示すと思います。  私たちは、一旦、この会を解散し、HPを終了させることにします。
私たちが「GCの関西進出を止めさせよう」と声を出した主な理由は、「関西の人たちがイヤ がっている」からでした。

 人々がイヤがっていることを、無理やりに押し込んでいくのは良くありません。10年前のGC大阪進出(失敗)のときもそうでしたが、 今回も、100%の関西地元生協は「反対」でした(みんながみんな口にこそしませんでしたが→だからこそ、よけいに根が深い)。
生協のみならず、地域の共同購入会や食べ物運動をしている団体(関西地域には歴史的に約100にも上る小さな共同購入会があります)の 多くもイヤな気持ちで見つめていました。
今回のGC関西進出の受け入れとなってしまったアルファコープの専務や理事会にしても、本心から言えばイヤな気持ちだったと思います (事実そのように口にされていました)。
その上、生協連合理事会(GC)が「方針」「金」「人」「物」をすべて手配してすすめる他県(関西)進出、は明らかに違法でした。
「相手方の地域の人々にイヤな気持ちを与えること」「違法なこと」を力と金にまかせて強引にやってきた行岡GC専務とGC連合理事会は 社会的に問題とされるべきです。

 私たちは元GC理事であったというその責任において、「GC関西進出を止めさせる」ということを目的に、各所にGC関西進出を告発し、 HPを立ち上げました。しかし、兵庫・大阪にGCが設立認可された今、私たち「グリーンコープの暴走を憂い、関西進出を批判する元 グリーンコープ理事者の会」はひとまず解散し、今後はそれぞれの個人としてこれらのことを継続・引き受けていきます。
GCの関西進出は「徹頭徹尾、行岡氏のきわめて個人的な野望である」と批判してきました。
いろんな言い回しで、どのような理由をつけようとも、それが根源であることは行岡氏自身が一番わかっていることです。

 そのことをはっきり述べた上で、以下のことにも言及しておきたいと思います。

行岡氏(そしていまはGC)のやり方は、「団結を求めて(強要し)、同質化(制圧)していく」というやり方です。
彼(ら)は言葉としては「連帯」という言葉をつかっていますが、たぶん、中味としては「団結」というほうが近いと思います。
 「団結」というと、相互が同じレベルになることに価値基準をおくから、究極的には相手を尊重できません。
「団結」は(相手が同質にならなかった時)「排除」を生み出し、「制圧」に動いていきます。
行き過ぎれば相手の「殲滅」に向かい、それは日本の政治・社会運動上で多くの「負の歴史」を生んでしまった「内ゲバ」の根っこに たどり着きます。
30年ほど前のくまもと生協の分裂や田川生協での労組襲撃などは、行岡氏が手がけた「団結をもとめて→排除する」の典型です。
その行岡氏の体質が前回・今回のGC関西進出にもそのまま現れています。
また、行岡氏がよく権力一本化・引き締めに使う「自己批判誘い出し手法」(→組織内批判者からの批判行為をつかみ出し、事大主義的に 文書や書簡を公表・乱発し、行為を思想欠落の問題かのように凝縮させ、その人の失敗・弱点をさらけださせ、最終的に言葉で自己批判・ 懺悔させ、その後また忠誠を誓わせて「仲間に戻す」手法)などは、これはほどんどリンチと一緒で、GC関西進出につながる「同質化運動 」と同じ源から出ている一面です。
人の失敗・欠点などは「アドバイス」すればいいことであり、組織内の人の行為はせいぜい「定款」の約束事に大きく反しなければ、 個人の思想や考え方がどうであろうと余計なお世話です。
いますぐというのは無理でしょうが、同族政治が終焉したあとにでも、「なぜ、あの時代に関西進出だったのか?」はGC内部でも総括され るべき事柄でしょう。

 協同組合運動や共同購入運動、食べもの運動などの社会運動は、基本的には統一戦線の運動だと思います。
「団結」は同じ質になること(→党)を要求しますが、「統一」はそれぞれが違う質であることを前提に、現実的・具体的に社会に どう対応していくか(→統一戦線)を考えます。
 時代が、まだ新しい生協運動が十分展開されていなかった1970年代(せめて80年代)ならば、「GC関西進出」もわかります。
しかし、発祥から30年も経ち、全国津々浦々に(石けん派)生協がつくられ、創設期の世代職員が最初の「定年退職」を迎える成熟? 期にはいっている2004年に「なんで関西進出?」なのか、これはキチンと論理的にもはっきりさせておくべきと思います。 (「関西に引っ越した元GC組合員の要求がある」などとその場しのぎのつまらない理由を言わずに)
生協に限らず、すでに時代は「同質化→覇権化」ではなく、「統一戦線的な(多衆の横並びの)連帯形成の時代」であると思います。
行岡氏の「同質化運動」はここにきて、キチンと批判されるべきと思います。
結局、行岡氏がGC連合でこの20年やってきたことは、「全国(九州・中国・関西)を同じ風景にしてしまった」ということに つきます。
 鹿児島から大阪まで、同じ商品(同じ価格)を載せたカタログが出回り、同じシステム(同じレジメ)で会議をし、新幹線や飛行機に 乗って専従化した組合員理事長が博多ビルに集まり各地域の30万人にかかわることを最終会議決定する。
広い地域にまたがる「農業の基準」「鶏のエサ」「豆腐の原料歩留まり」などを一律(博多ビルで)決定する。
「地域生協」とは名ばかりで、単一化・コピー化・下部組織化された「グリーンコープ」が全国の風景をおおってしまう。
そこにはふくおか東部生協の職員労組の頑固さや、柳下村塾運動の空気をリレーされた共生クラブ柳川の新鮮な試行や、炭鉱町の重さを 現代につなぐ鞍手町生協の歴史もなにも残っていない。
頑として組合員との関係を追い求めていたふくおか西部生協地区担当(配送)職員は、いまは知らない土地で配送パート管理の仕事に つかされている。
熊本の重い豆腐も関西のツルンとした豆腐も、その地域個性を無視され、博多ビル(GC商品部)で決めた単一レシピでつくらされる。
 それぞれの地域の空気(人々の生活・歴史・想い)が「グリーンコープ(博多駅ビル)一色」で染められ、それでなにをしようというの でしょうか?

私たちの告発でいろいろな方にご迷惑をおかけしました。
 「元理事者の会・代表の吉田が役員や理事長をしている、出入りしている」などということで関西よつ葉連絡会や安全食品事業協同組 合、夢広場、九州産直クラブなど「GC・共生の時代・号外」で名指しされた団体の方々にはご迷惑をおかけしました。
また、それらの団体とも取引関係があるGCの生産者・メーカーのなかには、「旗色鮮明」を強要された方もおられました。
GCからの圧力で取引中止や取引会社名変更、代表者交代、迂回取引などの措置をとられたところもあったと聞きます。
ご迷惑をおかけしてしまいました。
 GC職員やワーカーズの方からのご意見を一番多くいただきましたが、GCそのものは、GC職員や組合員の方々で改革・発展させていくもの と思います。今後のご健闘をお祈りいたします。

 この「GC関西進出」をめぐって為されたことの事実公表や評価・総括は、ずーっと先に世代交代が進む中でしか為されないと思います。
関西の生協関係者も、いまは白々しい視線でGCを見ており、口にするのも忌々しい気持ちでしょう。
GC内部にしても「陰の声」としてしか批判は存在できていませんが、本当の「総括」はこのことが何の影響も(意味も)もたなくなった 新しい世代で為されることと思います。
 新しく誕生した兵庫や大阪のGCも、それはそれとして独自の人格をもって、関西の地で活動されていかれるものと思います。
すでに新しい協同組合として誕生した以上は、これからはそこの地域の中での連帯が求められていくことでしょう。
ここからは新しいステージだと思います。私たちのとやかく言う範疇ではないと考えます。

   この時点をもちまして、私たちの「元グリーンコープ理事者の会」は解散いたします。
継続して、この「会」の過去とそれにつながる将来の事項についての代表責任は吉田登志夫(福岡市南区柏原1−32−25) が負っていきます。なにかの際は表記住所にご連絡ください。


−追伸−   <吉田からの個人的なお詫び>
 このGC関西進出で、個人としてはもっとも心を痛められたアルファコープ専務 I さんに、吉田個人としてお詫びを申し上げます。
Iさんには何の相談もせずに(すればヤメロといわれるので)GC関西進出にまつわる行岡氏との裏の問題の経緯を勝手に表に出しました。
この点においては個人的な信頼関係を丁寧にたどることが優先すべきであったかと後悔しております。
組織のことなどは、個人の友情などに比べれば、つまらないことのような気がします。
「覆水盆に帰らず」ですが、個人関係と組織関係では、個人が優先されるべきと感じています。重ねてお詫び致します。

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