2004年3−4月の農作業日誌
3月1日月曜日 曇り
育苗ハウスでは、トマトとミニトマト、キャベツ、ブロッコリーが発芽。
温床の中で土が乾かないように新聞紙をかけているのだが、どうも湿気がこもりすぎたようで、カビが一面に生えている。発芽に影響が出るといけないので急いで新聞紙を撤去した。
ナバナ、チンゲンサイ、大根、蕪など収穫。午後から袋詰して7時前から配達に。
3月3日水曜日 曇り
ナバナ、チンゲンサイの収穫と袋詰、出荷。取引先から、送ったチンゲンサイがほとんどだめになっているという電話。腐りや葉が黄色くなったものがあるという。結局、送った先がチンゲンサイをそのまま保存していて何日か経ってから開けたのが原因であるらしい。
3月4日木曜日 晴れ
天気の良い日なのにハウスの中で種まき。
ピーマン、枝豆、ブロッコリー、キャベツ
3月6日土曜日 曇り時々雨
午前中、ナバナの収穫とホウレンソウ、ナバナの袋詰。
午後からは、申告の作業をしている妻を一人残して、子供達3人とみえこどもの城に。2時間ほど遊んでから、長女をスイミングに送り届け、長女を待つ間に野菜の出荷。スイミングが終わってからは、ボーリングに。4歳の三女の投げたボールが、レーンの途中で止まったり、長女がボーリングの玉を足の上に落としたり、いろいろハプニングもあったが、みんな楽しそうで、帰る時には
「お父さん、またボーリングこような!」と言っていたのでこちらも満足。
3月7日日曜日 雪
午前中、トラクターを修理した後、トラクターでの耕耘作業。午後からは雪が降ってきて、作業をしたり中断したりの繰り返し。マルチを管理機を使って張っていたところ、管理機が壊れ、修理している間に日暮れに。
3月8日月曜日 晴れ
朝起きたら外は雪で白かった。
雪が解ける9時過ぎまで、いろいろな書類作り。
その後ナバナの収穫。以前に比べてナバナが細くなってきているので、収穫の時間も2倍以上かかった。その後チンゲンサイを収穫して、袋詰。
1日収穫・出荷だけで終わってしまった。
3月11日木曜日 曇り時々雨
大根に出ている養分欠乏の症状を見せに改良普及所に。そこで、去年研修に来ていたSさんと待ち合わせをして、就農の現状を教えてもらった。
家に帰ってから、子供達3人を乗せて松阪へ。 妻が青色申告に集中できるよう夕飯も外で食べてきた。
3月13日土曜日 晴れ
マルチ張り。キャベツの定植。ホウレンソウや小松菜が急に大きくなってきている。
出荷用の野菜を取って袋詰。それを持って配達。
帰ってからハンマーナイフローターで草刈。
夜は、地区のPTA役員会議。7時半に始まって、終わったのは11時前だった。
3月14日日曜日 晴れ
朝6時から育苗ハウスでの種まき。トウモロコシ、ピーマン、枝豆等。
子供会の6年生お別れ会。10時半に集合して、ボウリングを2ゲームし、焼肉屋に。
2時過ぎには帰ってきたが、その後なんか疲れてしまって昼寝。
3月15日月曜日 晴れ
新しく買った播種機の組み立て。新しい播種機は1粒ずつ播種できるので、良い野菜がとれること、間引作業がいらないこと、キャベツやブロッコリーなど苗床での種まきに使えることから買うことにした。これでずいぶん仕事が楽になるはず。
ずっと植えられなかった玉ねぎの定植。4ヶ月遅れの定植だ。
税務署に青色申告提出。
夜は、小学校のPTAの本部役員会議。議論が白熱し、終わったのは今日も11時前。
3月17日水曜日 晴れ
玉ねぎの定植。鉛筆で穴をあけ、差し込んで行くだけなので、すべて植えるのにそれほど時間はかからなかった。
3月18日木曜日 雨
朝、お腹につけて暖めていた西瓜の種から、小さな根が出ているのを発見。まだ、根の数が少ないので、そのままにして暖めながら、育苗用資材や子ども達の靴などを買いに妻と松阪へ。
昼過ぎに家に帰ってみてみると、西瓜の種から根が出すぎて折れているのもあり、急いで育苗ハウスで種まき。
3月20日土曜日 曇りのち雨
午前中は次女の翔子に手伝ってもらいながら袋詰。
午後から種ジャガイモ切りを済ましてから、農業資材を買いに出かけたかったが、そのジャガイモ切りも半分程しか出来なかった。
3月21日日曜日 晴れのちくもり
午前中、ハンマーナイフローターを使って草刈り。トウ立ちして綺麗な花が咲いていた大蕪、小松菜、チンゲンサイなどを粉砕していった。
2時から、多気のK・Mさんのところでななほし会の会議。家に入ったとき、強烈なにおいがするので何のにおいかと思っていたら、家の裏で作っているオカラ堆肥のにおいだった。
会議では、表示の問題が大きなテーマに。
3月22日月曜日 雨
かなり雨の量が多く、1日中降っている。昨日のななほし会の会議を受けて、野菜の表示の問題について質問をするために、津の東海農政局に。そこで、表示規格の担当は、農林事務所であることを教えていただき、そちらに移動。そこで、いろいろな話を聞くことができた。
帰り道、農業資材を買ってから、散髪に。
家に帰ってからジャガイモ切り。三女の菜月が種芋の長く伸びた芽をとってくれたので、かなり仕事がはかどった。
3月24日水曜日 雨
育苗ハウスで、トマト、ナスなどを大きな鉢に移植した。
3月27日土曜日 晴
やっとジャガイモの定植開始。昼過ぎから、ナバナやホウレンソウの収穫と袋詰。
4時前から再び、ジャガイモ植え。1日で、ジャガイモを植える予定だったが、植えたのは全体の7割ほど。マルチ張りはまったく手付かずだった。
3月28日日曜日 快晴
ジャガイモ2畝だけ定植。終わってから、段ボール箱を買いに松阪に。ついでに、嬉野まで行って農業資材を買ってきた。
午後からは、ジャガイモのマルチ張り。途中、育苗ハウスのかぼちゃの苗が大きくなってきているので、かぼちゃを植える予定の場所を4畝だけ荒く耕し、土が乾きやすくしておいた。
夕方、ホウレンソウ、小松菜、みずなの種まき。今回はじめて新しい播種機を使って播いてみた。
この播種機は、一粒ずつ正確に播けるので、菜っ葉類の品質はかなり上がるはず。
3月29日月曜日 晴
ジャガイモに施肥、マルチかけ。
9時半前に家を出て、10時からの地産地消の会議に出席。会議では、松阪市と多気郡の町村の生産者、流通業者が集まり、それぞれの立場からの意見交換が行われた。
話の中で、スーパーさんは勇気を持って虫食い野菜を扱うようにという意見も。
いろんな生産者の方がみえるので、言うことは出来なかったが、虫食い野菜については、少し意見が違う。私は、虫食いができるかどうかは、生産者の技術的な問題と思ってる。生産者自身が、「虫が食べるくらい安全なんだ」と虫の害を気にしなくなったら、ひどい野菜しか出来ないだろう。農薬化学肥料を一切使わないから安全というだけでなく、目指しているのは、美味しさ、見た目。まだまだ、私自身も技術料不足で穴だらけになることもあるのだが・・・
会議が終わって、帰ったのは1時半。急いで、着替え、収穫して箱詰め。3時前から小学校で、PTA会計の監査。
終わってからかぼちゃの畝にマルチ張り。
3月31日水曜日 晴れ
枝豆の定植。霜よけのために不織布で覆った。不織布が風で飛ばないようにしっかりとめていくので、どうしても時間がかかり、出来たのは1畝だけ。
4月1日木曜日 晴れ
不織布をとめる杭を買うために嬉野のホームセンターに。
帰ってから、トウモロコシの定植。黒マルチを張った畝に30センチ間隔で植え、不織布で覆って出来あがり。60メートル畝2列の計画だったが、去年の種を使った品種があまりにも発芽率、生育共に悪かったので1列分の苗しか出来なかった。
4月3日土曜日 晴れ
かぼちゃを定植。防寒の為の覆いは不織布だけ。霜で枯れなければ良いが・・・
風が強くて、コンタクトをはめている目にごみが入って、作業を中断することしばしば。
サラダなとわけぎ、ホウレンソウを収穫。出荷。
夕食後から、なぜか猛烈に眠くてずっとうとうとしていた。
4月4日日曜日 雨
潮干狩りに行きたかったが、朝から雨のために中止に。午前中は育苗ハウスでの作業。
昼から出かけて、みんなでカラオケに。
帰ってから、ハウスで苗の植え替え作業を始めたが、あまりに寒かったので短時間で切り上げた。夜は、地区の子ども会役員の集まりに。
4月5日月曜日 晴れ
育苗ハウスで西瓜とナスの一部を大きな鉢に移す。小松菜、ホウレンソウに不織布。
終わってからハンマーナイフローターで草刈り。風も弱く作業しやすかった。
午後から、トウモロコシ 2トレイ、キュウリ3トレイの種まき。終了後、ブロッコリーへの防虫ネットかけ。すでにモンシロチョウに卵をいくつか産み付けられているが、ヨトウムシに卵を産み付けられると全滅するのでネットをかけることにした。
4月7日水曜日 晴れ
歩行型の草刈り機で菜の花や雑草を粉砕。
20箇所ほど畑の土を採取して、去年買った土壌分析セットで土壌分析。その結果を元に肥料の量を決めるためだ。カルシウムの量は、正しい値が出ずに何度も分析を繰り返した。
4月8日木曜日 曇り
夜の雨は朝には上がり、昼過ぎから太陽も出てきた。
午前中はハウス内で種まきや移植。
移植・・・ナス
種まき・・・・ゴーヤ、トウモロコシ、キュウリ
オクラは種の皮が硬く水を吸いにくいため、発芽がそろわない。そこで、種を水に漬けておいた。
4月10日土曜日 晴れ
トマト、ブロッコリー、キャベツの定植予定地に、肥料・堆肥を撒き、トラクターで耕耘。
4月11日日曜日 晴れのち曇り
昨日の畝にマルチかけ。
トマトのところは紙マルチを使用。紙マルチは、地温を下げる働きがあるので、夏の熱さ対策のためだ。
来週、土壌肥料の大先生を迎えて勉強会をするため、グループの畑の見学コースの下見に。
夕方からオクラの種が発芽しはじめる。
4月12日月曜日 晴れ
オクラの種まき。全部で14トレイ。種の粒は約4500粒。
終わってから、トマトの定植。 植えた品種は、道側から、イタリアントマト、麗夏、630、桃あかり、マイロック、サンロード、黄色ミニトマト、自家採取のミニトマトの8種類。
金曜日に発酵菌と混ぜておいた米ぬかが、発酵してきて良い香りがしてきた。
トウモロコシやキュウリは7割ほどが発芽。ジャガイモも芽が出てきた。
4月16日金曜日 晴れ
妻が風邪で起きられず、父に病院に連れて行ってもらった。出荷日で特にこの日は数が多い日だったので、忙しくて朝食も昼食も2.3分しか食べる暇がなかった。学校から帰ってきた長女と次女に手伝ってもらってなんとか宅急便の時間までに出荷を終えることが出来た。
4月17日土曜日 晴れ
ハンマーナイフローター(大型の草刈り機)を使っての草刈り。
ナバナは花が咲いて、菜の花畑のようになっていたが、そこも20株ほど種採り用に残して、すべてハンマーナイフローターで粉砕。その後、トラクターで耕しておいた。
4月18日日曜日 晴れ
朝、里芋の種芋掘り。今回は、種芋の保存方法を変えたが、芋にそれほど悪影響がなかった。
朝食後、みんなで潮干狩りに。2週間前、三女の体調が悪く中止になってるので、余計に上の2人は大ハシャギ。10時前に家を出て、明和町の大淀に着いたのは10時半。車を止めた所から、貝を掘る場所まで近かったので楽だった。着いてみるとすでに多くの人が貝掘りをしていた。
去年10月頃、違う場所で時期はずれの潮干狩りをした時、アサリが採れずにほかの貝ばかりだった。それで今回は、「晩御飯で食べるくらいのアサリは採りたいなあ・・・。一人3粒がノルマな。」などと話していたが、掘ってみると採れるのはアサリばかり。大漁にはほど遠いが、2家族に分けるくらいのアサリは採ることが出来た。途中お昼を食べたり買い物をしたりして2時前に帰宅。
ちょっと昼寝してから、明日からの雨を期待してホウレンソウ、小松菜、みずなの種まきと、キャベツの定植。
夜7時前に地区の子ども会の総会の準備のためにコミュニティーセンターへ。7時半から9時まで総会。終了後、役員だけ残って、5月の廃品回収の打ち合わせ。11時に帰宅。
4月19日月曜日 曇りのち雨
朝から大雨との予報だったが、降り出したのは夕方になってから。
大雨を期待して、カラカラの乾いた土に苗を定植。植えたのはトウモロコシ500本、キャベツ230本、ブロッコリー120本。
夜7時から、小学校のPTA全委員会、常任委員会に出席。
4月22日木曜日 晴れ
ななほし会のほうで、有名な植物生理の先生である小祝さんを迎えての勉強会。参加者は、ななほし会のメンバー5人と伊賀有機の里のメンバー4名、そして小祝さん。
3人の圃場見学を済ませてから、昼食をとり、それから、久居市の公民館で小祝さんの勉強会を行った。4時に終わってから、有機の里のメンバーと1時間ぐらい話をして、その後ななほし会のメンバーだけで、もう1時間ぐらい話。
明日、奈良県である小祝さんの勉強会に、ななほし会のメンバーの2人が行くことになった。
4月24日土曜日 晴れ
明日になると田んぼに水が入り、隣から水が漏れて作業が出来なくなるので、肥料撒きや畝作り。モロヘイヤの畝5畝。菜っ葉類の大きな畝1、メロンの畝2、エンサイの畝2。
4月25日日曜日 晴れ
最低気温3℃。霜の害を心配していたが、霜は一部に弱い霜が降りただけだった。もうこれ以上寒くなりそうにないので、トウモロコシにかけてあった不織布をはずす。トウモロコシの高さは30センチくらい。
農業用水に水が来るので、田んぼの水が漏れてこないように、漏水対策をする。
昼から、小学校の授業参観、PTA総会、学級懇談会、PTA懇親会に出席。PTAの本部役員をしているので、総会ではみんなの前での発表があり、会計予算が認められてホッとした。
4月の上旬から、ずっと気になっていたPTA総会、漏水対策、大先生を迎えての勉強会が終わり
気分が凄く楽になった。
今週から、4月11日以来ずっと中断していた育苗ハウスでの種まきを急がなくてはならない。
4月26日月曜日 晴れのち曇り
最低気温3℃。朝5時から里芋の畝作り。マルチを張ったのは、60メートル畝7本のみ。
張り終わってから里芋の植えつけ。
枝豆の不織布を取り、防虫ネットに。
小松菜、水菜が少し大きくなって、小さめだけど明日出せそうである。ホウレンソウはまだ。
明日の雨の中の収穫に備えて、雨合羽、長靴を購入。
4月29日木曜日 曇り
キュウリの予定地の畝作り。ハンマーナイフローターで草刈りした後、発酵菌で発酵させた米ぬか、天然のマグネシウム、発酵鶏糞を撒き、トラクターで耕耘。それからマルチャーで、黒マルチを張った。
2004年1−2月の農作業日誌へ 現在の農作業日誌へ 2004年5−6月の農作業日誌へ