2004年9−10月の農作業日誌
9月2日木曜日 雨
台風の風を避けるために地這い状態にして、キュウリを育てていたが、株が大きくなって、花も咲いてきたので、ネットを張ることに。この時期のキュウリは、博打である。この台風のよく来る9月に風に弱いキュウリを栽培するのだから。そのため、作り方も春のものと違って、極端に密植にして、短期間で収獲できるようにしてある。台風18号が曲がってこなければ良いが・・・。
9月4日土曜日 雨
夜7時から、村内のNさんの家に。Nさんは、愛農からの依頼を受けて、8月12日から17日まで
フィリピンで行われた「アジア米フォーラム:持続可能な米の推進と小規模農民の利益保護」と題したフォーラムに参加してきた。今日はそのミニ報告会だった。
9月5日日曜日 雨
午前中、キュウリをネットに這わせる作業。2時半頃から、オクラとモロヘイヤの収獲。モロヘイヤは台風で傷んで、手間がかかり、収獲が終わったのは、5時半頃。それからオクラ50袋とモロヘイヤ50袋を袋詰し、なんとか7時10分前に箱詰めまで終えることが出来た。宅配便の営業所へ運ぶのは妻に任して、こちらは作業所を片付けてから家に。仕事から帰ってシャワーを浴びようとしていたら、大きな地震が・・。3人の子ども達は怯えて飛んできて、テーブルの下に。揺れている時間が長かったこともあって、大きな地震初体験の子ども達にはそうとう怖かったらしい。家に子供たちだけでなくて良かった。
9月6日月曜日 雨
深夜12時前の地震は、7時過ぎの地震より揺れが強く、家もミシミシ鳴ったが、時間が短かったので助かった。半分寝ていた長女は飛び起き、興奮して寝たのは1時半過ぎ。
朝5時半頃の地震でも起きてしまい、学校で寝ないか心配。
キュウリは、無肥料で育ててきていて、完全に窒素不足の症状が出てきているので、発酵鶏糞と天然苦土を追肥。
明日、また台風が来るので、大根の種まきや、ネギの定植、キャベツの定植などは台風後に回すことにした。
今日1日で、地震は10回以上。
9月7日火曜日 大荒れ
台風の一番接近していた夕方の配達では、道に木が倒れていたり、いろんな物が落ちていた。軽トラックは強風でフラフラ酔払い運転のような状態だった。
9月8日水曜日 晴れ
台風でのびのびになっていたネギを定植。掘りとってあったので、かなり傷んでいる。
大きく育っていたキュウリは、台風で無残な姿に。
9月9日木曜日 晴れ
大根の畝作り。ホウレンソウを種まき。新しい播種機で、牛蒡の種を播こうとしたが、種の形が丸くないので、播くことが出来なかった。
9月11日土曜日 曇り
大根用畝の真ん中に発酵鶏糞と天然苦土を施肥。その後、土をかけ、1畝2条で種まき。
鶏糞を運ぶのに戸板を借りにきたKさん。養鶏場で鶏糞を積んでもらうとき、ショベルを軽トラックにひっかけられて、借り物の軽トラックが壊れ、その時、戸板も1枚が粉砕。えらく落ち込んでいた。
9月12日日曜日 雨
草だらけにしていた畑をハンマーナイフローターで草刈り。
蔓の草が全体を覆って、セイタカアワダチソウはかなり少なくなっている。
午後、みんなでボーリングに。妻に負けたのはショック・・・。 火炎放射器を購入。
9月13日月曜日 晴
朝起きてすぐ、昨日買った火炎放射器を使ってみると、火力が弱すぎて使い物にならない。
どうりで、燃焼時間が50分も持つわけだ…。
どうしても、今日中に火炎放射器が必要だったので、農業屋に行き、別のメーカの火炎放射器を買った。それで、大根の畝に生えてきた小さな無数の草を焼き払った。大根も2−30本は芽を出していたので、数本は草と一緒に焼けたかもしれない。
9月16日木曜日 晴れ
鶏糞運び。菜っ葉の種まき。夕方、Eさんが若い女の子の研修生3人を連れて畑に。
9月18日土曜日 曇り
朝、洗濯機が完全に壊れた。白菜の定植。土が乾いているが、植えるだけ植えて、今晩からの雨を待つことに。苗としては少し大きすぎる。
暗くなってから洗濯機を買いにエイデンに。1日に何度も作業服を着替えるので、今までの5キロタイプではなくて、8キロタイプのものにした。ちょうど、ギガスが新店舗の広告期間だったり、近くヤマダ電機もできることからか、大幅値下げを実施していて、通常店舗価格82000円が半額になっている洗濯機を買うことが出来た。
9月19日日曜日 晴れのち曇り
朝、大寝坊して、起きたら8時13分。8時半までに野菜を役場に届ける約束だったので、一瞬頭の中が真っ白に。仕方がないので、一番収獲が早く済むキュウリを5分でとって、5分で袋詰、あとの5分で配達することに。無茶な計画と思ったがなんとか予定通りに出来て助かった。
昨日植えた白菜が、ひん死の状態になっていたので、水やり。
1時からお葬式に。その人は隣の畑の人で、いろいろ農業のことを教えてもらった。まだまだ若いだけに、亡くなったのはとても残念。
ブロッコリーとキャベツを定植したかったが、日差しがきつく、定植を始めたのは3時過ぎになってから。キャベツ2畝だけしか植えられず、また、覆いをしないと夜の間にヨトウムシに卵を産み付けられるので、防虫ネットをかぶせていたら、作業が終わったのは7時半頃。すっかり暗くなってしまっていた。
9月20日月曜日 晴れのち曇り
期待に反して、午前中、天気は快晴。昨日植えたキャベツの苗がぐったりしているので、用水からジョウロで水を何度も汲んで運び、キャベツの苗に水やりをした。午後はハンマーナイフローターを使って草刈り。草の中に春に使った資材がそのまま残っていて、それを片付けながら、草刈りをしたので、予定の半分しか終わらなかった。夕方になってから、ブロッコリーと赤玉ねぎの種まき。
9月22日水曜日 曇り
午後、ななほし会の集まり。Oさんの圃場を見学をした後、それぞれが持ってきた土壌の検査。
全員がマグネシウム(苦土)不足。これから、集まるたびに検査をしていけば、みんな、土の状態がだんだん良くなって行くだろう。
9月23日木曜日 晴れ
ブロッコリーの定植。畑が乾燥しているので、植え穴を掘ってから、畑と用水を何往復もして、バケツで水を入れ、それから苗を植えていった。植えた苗数は400株ほど。
9月25日土曜日 曇り時々晴れ
6時半に運動会の場所取りに小学校へ。小雨が降っていたが、運動会は決行することに。
昨日、雨で運動会の準備が出来ていないため、役員は7時半に学校へ。ぬかるんだところに砂入れやテントなどさまざまな準備をした。
運動会は、1時間遅れで開始。その後、天気は晴れてきて暑い1日になった。
運動会は後片付けも含めて4時前に無事終了。
家に帰ってから、農作業をするつもりだったが、雨が降りだし、天気の回復を待っているうちに、ぐったり寝てしまってそのまま夜に。
9月26日日曜日 曇り
朝、キュウリとオクラの収獲。昨日、収獲しなかったので大きくなりすぎているものが多かった。
11時から、組の人の家で、49日の法要。 午後は、草刈り。
9月27日月曜日 雨時々曇り
白菜約100株、レタス約100株、キャベツ約500株の定植。苗床は防虫ネットで完全に密封してあったのに、ヨトウムシが入りこみ、苗に卵を産み付けている。孵化して幼虫が出てきている株は埋没処分し、卵のついているものは、卵を取ってから植えつけた。あと数日、ヨトウムシ進入の発見が遅れたら、苗床の苗は全滅していた。
台風21号は、動き出して本州に。金曜か土曜には直撃を受けるかもしれない
9月29日水曜日 大雨
朝から大雨。午後、台風が接近するので、防虫ネットが風で飛ばされないように畑に。しかし、既に畑は冠水して中には入れない状態。しかたがないので、ネットの端を杭で止め、飛んでしまわないようにした。畑に行く途中、飛んで渡った幅120センチほどの用水路は、作業を終えて帰る時には、濁流で水かさが倍以上に増え、今までに見たことのないような姿に。それでも、上までは水が来ていなかったので、飛び越えて家に帰った。
家に着くと、道路から水が、敷地のほうに川のように流れこんでいるので、木の板を使って道路から水が入らないようにした。
飛び越えた用水路は、その30分後には水が溢れ、畑や道路に流れこんだ。その為、道路と水田の境がわからなくなり、トラックが水田に落ちていた。作業がもう少し時間がかかっていたら大変な目にあっていたのかもしれない。
午後になって、時間は短かったのだが、かなりの強風が吹いた。
夜11時過ぎに畑を見に行くと、なぜか多くの蛾が飛んでいた。
9月30日木曜日 雨のち晴れ
畑のキュウリは、強風で倒され、ほとんど収穫を望めない状態に。白菜やキャベツにかけていた防虫ネットはすべて剥がれていたので、それをかけなおす作業が大変だった。けれど、昨夜のうちに蛾が卵を産み付けている可能性が高いので、収穫ができるかどうか心配。
人参はかなり流されたが、一番心配だった玉ねぎの苗は、10―20パーセントほどしか被害を受けなかった。
久居のOさんの川沿いの畑は、表土や資材まで流され、収穫の最盛期だったピーマンや11月どりのキャベツは一夜にして消えてしまった。
午後は、水の引いた畑に鶏糞を撒く作業。その後、トラクターで耕耘。
10月2日土曜日 雨
ハンマーナイフローターを使って畑の草刈り。春作に使った資材がそのまま畑に残していたので
草の中からそれらを運び出し、それから草刈り。3枚の畑を終える予定が、1枚しか出来なかった。ただ、草刈りの出来たとことは一番厄介なところだったので、仕事を終えたとき、充実感があった。
10月6日水曜日 晴れ
久しぶりの晴れ。農林水産省東海農政局三重農政事務所の人が食品表示のことで家に。
農薬や化学肥料を使っていないことの表示についての調査のためだ。農水省のほうで栽培履歴や圃場の確認をしてくれるらしい。信頼性向上になって良いのだが、農水省としては有機農産物が世の中に浸透しない現状をなんとかするため、無農薬という言葉をなくそうとしているので、いろいろ難しいことを言ってくるかもしれない。
10月9日土曜日 雨
台風22号接近。夜中から豪雨。天気予報の台風進路予想を見て直撃を覚悟していたが、徐々に進路が東に変わり、暴風域がかすめた程度だった。三重県は伊賀地方を除いて朝から暴風波浪警報が出ていて、いつ急に風が強くなるのかビクビクしながら、田んぼのあぜシートはずしや草刈りをした。しかし、結局、紙一枚飛ばないような風しか吹かなかった。
台風22号による被害は、畑の冠水による根の傷みと種の腐り、強雨の叩き付けによって土が固まってしまい、発芽しなくなったこと。
10月10日日曜日 晴れ
朝、松阪で段ボール箱200箱購入。帰ってすぐに、菜月の保育園の運動会に。
上の二人のときとは違って、菜月は運動会をとても楽しんでいる様子で、かけっこも踊りも一生懸命取り組んでいた。運動会は昼までなので、道の駅でお昼。
木曜日に播いた種が、この日になっても根も出ていない。金曜からの雨で腐ったのかもしれない。ホウレンソウ、ナバナの種の播きなおし、大根は種まきをした。
10月11日月曜日 晴れ
にんにくや一部のわけぎが、まだ植えることができない状態だったが、マルチをかけて、畝は完成。後は植えるだけ。午後、白菜の定植。苗床にヨトウムシやダイコンサルハムシが入りこみ、葉っぱはレース状になっている。約350株を植えつけた。
夜、松阪に買いものに。途中、長女の美菜子が、気分が悪くなり発熱。帰ってから熱を測ると、
39度2分もあった。
10月14日木曜日 晴れ
鶏糞を軽トラック5杯撒布。
10月16日土曜日 晴れ
鶏糞軽トラック2杯撒布。
その後ハンマーナイフローターで草刈り。
風向きが近所の家のほうに流れていて、鶏糞をまいたところはハンマーナイフローターで作業すると、すごい埃が飛んでいくので、作業できたのは畑の一部のみ。
10月17日日曜日 晴れ
キーゼライト(天然苦土)7袋撒布後、トラクターで耕耘。最初の数畝は良かったが、予想以上にまだ草が残っていて、トラクターの刃に絡み付くので、ハンマーナイフローターで草を粉砕してから作業にかかった。
アブラナ科予定のところは、管理機で平畝を作った。
10月18日月曜日 晴れのち曇り
種まき。台風23号の強い雨で種が流される心配もあるのだが、時期的に限界があるし、台風24号が後を追ってきているので、強行して播くことに。
蕪、小松菜、ホウレンソウ、ミズナ、壬生菜、大根葉、ナバナ
夜になって台風情報を見ると、台風23号は水曜日に直撃コースで…。参った・・。
10月28日木曜日 晴れ
育苗ハウスは相次ぐ台風の強風でビニールが剥がれ、そのままにしておいたら、中が草だらけに。この草をすべて抜き取り、育苗ハウスの回りの草刈りをした。
10月30日土曜日 雨
以前、農業大学校から実習に来ていたSさんが家に。
午後2時過ぎに家を出て、家族で、上野市の伊賀流忍者博物館に。1時間ちょっとで、到着した。
忍者ショーを見たり、ドンデン返し、仕掛け戸、もの隠しなどの仕掛けのある忍者屋敷を見学。
時間があったので、上野城にも上った。
10月31日日曜日 曇りのち雨
午前中、車庫の片付けとソラマメの種まき。大きなポリバケツに入れてあった育苗培土の中に大きなムカデが隠れていて、そこに、知らずに10回ほど手を入れてしまっていた。噛まれなかったのは運が良かった。午後からは雨が降りだしたが、暗くなるまでナバナの苗を植えた。
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