Radeon HD2600XTレポート
NVIDIAのGeForce8600シリーズに遅れること約1四半期あまり、 ようやくAMD(ATi)からDirectX 10対応のミドルレンジGPU“Radeon HD 2600”シリーズが登場しました。
今回はその中でも最上位となるGDDR4搭載版Radeon HD 2600XTを入手することが出来たので そのレビューをお届けします。

一時は3DMark05および3DMark06が起動時に「応答無し」となるトラブルに見舞われたものの、 blogコメント欄で貴重な情報を頂き、無事ベンチマークを行うことができました。 情報を寄せていただいた方にはこの場をかりて御礼申し上げます。
構成
Radeon HD 2600XT Radeon X1650pro
CPU Athlon64 X2 3800+ TDP89W
(Manchester)
CPUクーラー XP-120
メモリ DDR-400 1GB x2
(Elpida)
M/B Gigabyte GA-K8N SLI pro
(NVIDIA:nForce4 SLI)
VGA Sapphire HD2600XT
(Radeon HD 2600XT/GDDR4 256MB)
Sapphire X1650pro
(Radeon X1650pro/GDDR3 256MB)
HDD1 HGST HDS722580VLSA80
80GB 7200rpm S-ATA
HDD2 HGST HDT722516DLA380
160GB 7200rpm S-ATA
ケース Altium Super X U38 ATX
電源 音無しぃR3 400W
OS Windows XP Processilnal SP2
VGAドライバ Catalyst 7.6
解像度 XGA(1024 x 768)

各種スコア
Radeon HD 2600XT Radeon X1650pro
3DMark05(ver. 1.2.0) 8880 5500
3DMark06(ver. 1.0.2) 4520 2503
FF XI Bench 2(High) 6780
ゆめりあ
(1024 x 768 最高)
25016
真・三國無双(標準計測) 6775
Lost Planet(DirectX 9) Average:28
Snow:32
Cave:31
消費電力
(Idle時 / システム全体)
99W 97W
消費電力
(Load時 / システム全体)
191W 179W

パッケージ外観
今回入手したのはSapphire製のRadeon HD 2600XT。
GDDR4メモリを256MB搭載する。
コアクロック・メモリクロックはリファレンス通りの800MHz/1100MHz(2200MHz)。
カード本体。
赤いクーラーが印象的。クーラーは1スロットタイプ。
カード長はミドルレンジ向けカードとしては長い。
カード長をメジャーで計測した。
DVI端子等を除いたカード本体部分は約23cmとなる。
Radeon X1650proとの比較。
同じSapphire製品であるが、Radeon HD 2600XTの方が明らかに長いことが分かる。
Radeon HD 2600XTの3DMark05のスコア。
スコアは8880となった。
Radeon X1650proのスコア。
スコアは5500で、2600XTが約61%上回る。
Radeon HD 2600XTの3DMark06のスコア。
4520という結果だった。CPUが足を引っ張っている印象を受ける。
Radeon X1650proのスコア。
スコアは2503で。2600XTが約81%上回る。
Lost Planetベンチマーク結果。
OSがWindows XPのため、DirectX 9.0版を使用した。
真・三國無双ベンチマーク結果。
ゆめりあベンチSS。 Catalyst Control CenterによるHardware情報。
DDR4メモリ256MB搭載、コアクロック800MHz、メモリクロック1100MHzである様子が分かる。
Idle時の消費電力比較。
左がRadeon HD 2600XT、右がRadeon X1650pro。
Radeon HD 2600XTは99W。
Radeon X1650proでは97W。
Idle時は両者にさほど大きな差はない。
Load時の消費電力比較。
左がRadeon HD 2600XT、右がRadeon X1650pro。
2600XTの消費電力はこの写真では186W。 写真には収められなかったが2600XTのLoad時の消費電力は最高191Wだった。
Radeon X1650proでは179Wで、これが最高値。 Load時はRadeon HD 2600XTの方が10W程の高消費電力となる。
MicrosoftのWebサイトにあるHD動画を再生してみた。
CPU使用率は25%〜33%程(この写真では32%)で、再生はスムースでカクツキも見られなかった。
HD動画再生時の消費電力。
この写真139Wというのが最高値で、130W台を維持していた。

同じトラブルでお悩みの方へ・・・。

blogのコメント欄で頂いた情報になりますが、 3DMark05 / 06が起動時に「応答無し」となってしまうトラブルは 「-nosysteminfo」というオプションをつけて起動することにより回避できることがあるようです。
以下にその方法を記述しますので、同じトラブルでお悩みの方はお試しください。

1. デスクトップに3DMarkのショートカットを作る。
2. ショートカットのプロパティを開き、ショートカットタブを選択する。(下写真左)
3. リンク先欄の末尾に半角スペースを挟み -nosysteminfo と記述する。(下写真右)
4. 変更を適用した後、そのショートカットから3DMarkを開く。
今回の場合は3DMark05 ver. 1.2.0および3DMark06 ver. 1.0.2はこの方法で起動させることが出来ました。
ただうまくいかない場合もあるようで、 私の場合は3DMark06のより新しいver.である1.1.0ではこの方法でも起動させることは出来ませんでした。 これに関しては原因不明です。ただ単にダウンロードしたファイルが壊れているだけかもしれませんが・・・。

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