ロードマップ予想2008年第2四半期号
(AMD編)
3-core / 4-core CPUのロードマップ

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Single / Dual-Core CPUのロードマップ

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●2008年第1四半期〜第2四半期初期の動き
B3 steppingのQuad-Core Phenom X4が登場したことが最大のトピック。
B3 steppingはB2 steppingで問題となっていたTLBエラッタを修正したもので、 モデルナンバーの末尾が50となっている。 このB3 steppingの登場とともに2.40GHz以上のモデルも投入された。 またこれと同時にTriple-CoreのPhenom X3も投入されているが、 現在のところPhenom X3はB2 steppingでしかもOEM向けのみとなっている。
Dual-Core製品の動きは静かで、ひっそりと“Brisbane”コアのAthlon64 X2 5600+, 4600+が追加された程度である。

○2008年4月11日現在のラインナップ
Phenom X4 9050(Agena / 65nm / Quad-Core)
周波数HT 3.0 キャッシュTDPSocket
9850 Black2.50GHz2000MHz L2=512kB x4/L3=2MB125WAM2+ 倍率可変
B3 stepping
97502.40GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95/125WAM2+ B3 stepping
96502.30GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95WAM2+ B3 stepping
95502.20GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95WAM2+ B3 stepping
Phenom X4 9000(Agena / 65nm / Quad-Core)
周波数HT 3.0 キャッシュTDPSocket
9600 Black2.30GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95WAM2+ 倍率可変
B2 stepping
96002.30GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95WAM2+ B2 stepping
95002.20GHz1800MHz L2=512kB x4/L3=2MB95WAM2+ B2 stepping
9100e1.80GHz1600MHz L2=512kB x4/L3=2MB65WAM2+ B2 stepping
Phenom X3 8000(Toliman / 65nm / Triple-Core)
周波数HT 3.0 キャッシュTDPSocket
86002.30GHz1800MHz L2=512kB x3/L3=2MB95WAM2+ B2 stepping
84002.10GHz1800MHz L2=512kB x3/L3=2MB95WAM2+ B2 stepping
Athlon64 X2(Brisbane / 65nm / Dual-Core)
周波数HT 1.0 キャッシュTDPSocket
5600+2.90GHz1000MHz L2=512kB x289WAM2
5400+2.80GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
5200+2.70GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
5000+ Black2.60GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2 倍率可変
5000+2.60GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
4800+2.50GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
4600+2.40GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
4400+2.30GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
4200+2.20GHz1000MHz L2=512kB x265WAM2
Athlon64 X2(Windsor / 90nm / Dual-Core)
周波数HT 1.0 キャッシュTDPSocket
6400+3.20GHz1000MHz L2=1MB x2125WAM2
6000+3.00GHz1000MHz L2=1MB x289/125WAM2
5600+2.80GHz1000MHz L2=1MB x289WAM2
Athlon X2(Brisbane / 65nm / Dual-Core)
周波数HT 1.0 キャッシュTDPSocket
BE-24002.30GHz1000MHz L2=512kB x245WAM2
BE-23502.10GHz1000MHz L2=512kB x245WAM2

●2008年第2四半期

引き続きPhenom B3 steppingのラインナップ拡充が行われる。
Quad-CoreのPhenom X4では低消費電力版であるPhenom X4 9150eとハイエンド向けのPhenom X4 9950が投入されるといわれている。 なお、Phenom X4 9950に関しては第3四半期になるという話もあり、正確な登場時期は定かではない。
Triple-CoreのPhenom X3はPhenom X3 8750, 8650, 8450の3モデルが4月24日に投入される。 TDPは一部で65Wともいわれていたがどうやら3モデルとも95Wとなるようである。
Dual-Coreは“Brisbane”コアが引き続き主流となるようで、 Athlon64 X2 5800+. 5600+ Black Editionが予定されている模様。 また、低消費電力向けではAthlon 4050e / 4450e / 4850eがリリースされる。 なお4050eと4450eはそれぞれBE-2350, BE-2400をリネームしたものとなり、スペックはBE-2350, BE-2400と同じとなる。 K10 Dual-Coreである“Kuma”は一応この第2四半期に予定されているようなのだが、 具体的なラインナップの情報はほとんど入ってきていない。6250と6050というモデルナンバーのみが伝わっている状態である。
Phenom X4 9050(Agena / 65nm / Quad-Core)
周波数HT 3.0 キャッシュTDPSocket
99502.60GHz2000MHz L2=512kB x4/L3=2MB140WAM2+ B3 stepping
9150e1.80GHz1600MHz L2=512kB x4/L3=2MB65WAM2+ B3 stepping
Phenom X3 8050(Toliman / 65nm / Triple-Core)
周波数HT 3.0 キャッシュTDPSocket
87502.40GHz1800MHz L2=512kB x3/L3=2MB95WAM2+ B3 stepping
86502.30GHz1800MHz L2=512kB x3/L3=2MB95WAM2+ B3 stepping
84502.10GHz1800MHz L2=512kB x3/L3=2MB95WAM2+ B3 stepping
Athlon64 X2(Brisbane / 65nm / Dual-Core)
周波数HT 1.0 キャッシュTDPSocket
5800+3.00GHz1000MHz L2=512kB x265W?AM2
5600+ Black2.90GHz1000MHz L2=512kB x265W?AM2 倍率可変
Athlon X2(Brisbane / 65nm / Dual-Core)
周波数HT 1.0 キャッシュTDPSocket
4850e2.50GHz1000MHz L2=512kB x245WAM2
4450e2.30GHz1000MHz L2=512kB x245WAM2
4050e2.10GHz1000MHz L2=512kB x245WAM2

●2008年第3四半期以降

45nm K10が2008年第4四半期に予定されている。第1弾はQuad-CoreでL3=6MB搭載の“Deneb”と 同じくQuad-CoreでL3非搭載の“Propus”となる。2008年第4四半期中に出るこれらのCPUは既存のSocketAM2+対応となるが、 2009年第1四半期にはDDR3対応のSocketAM3版が登場する見込みである。 また、2009年第1四半期にはTriple-Coreの“Heka”、Dual-Coreの“Regor”がリリースされる。 これらは最初からSocketAM3で登場する模様。 なお、45nm CPU群の具体的なラインナップについては今のところ不明である。



●チップセット
Phenom対応チップセットの登場ラッシュは一段落した感があり、 近いうちに出そうな新チップセットはAMD 790GX位だろうか。
単体チップセットではAMDからはAMD 7 seriesと呼ばれるチップセット群が、NVIDIAからはnForce7シリーズが登場している。
一方、統合グラフィックチップセットはAMD 780GとGeForce8300 / 8200がある。

参考エントリー
RS780D(AMD 790GX)は3-way Hybrid CrossFire Xに対応する(2008年4月10日)
AMD
◇AMD 790FX
  ・フラッグシップ
  ・AMD 580X(RD580)の後継
  ・Quad-FX対応。SocketAM2+にも対応する。
  ・最高4つのPCI-Express x16スロットを有する
  ・レーン構成は柔軟に変更できる。
以下にその例を示す。
 x16 / x16
 x8 / x8 / x8 / x8
 x16 / x8 / x8 / x8
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・サウスブリッジはSB600
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・$150以上の価格帯に投入予定。
◇AMD 790X
  ・AMD 480Xの後継
  ・2つのPCI-Express x16スロットを有し、x8レーン2つによるCrossFireを構築可能。
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・サウスブリッジはSB600
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・$70〜100の価格帯に投入予定。
◇AMD 770
  ・PCI-Express x16スロットは1スロット。レーン数はx16。
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・サウスブリッジはSB600
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・$50〜70の価格帯に投入予定。
◇RS780(AMD 780G)
  ・SocketAM2+ CPU対応
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・PCI-Express 2.0対応
グラフィックボード向けにPCI-Express 2.0 x16を有する
  ・DVI, HDMI, DisplayPort搭載
音声コントローラを搭載し、HDMIからの音声出力も可能
HDCP対応
  ・VGA, TV出力, LVDS出力対応
  ・ローカルフレームバッファ搭載可能
マザーボードメーカー側でRS780内蔵グラフィック用のビデオメモリを搭載することができる。
◇RS780D(AMD 790GX)
  ・SocketAM2+ CPU対応
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・PCI-Express 2.0対応
グラフィックボード向けにPCI-Express 2.0 x16を有する
x8レーン2本によるCrossFireに対応する
  ・DVI, HDMI, DisplayPort搭載
音声コントローラを搭載し、HDMIからの音声出力も可能
HDCP対応
  ・VGA, TV出力, LVDS出力対応
  ・ローカルフレームバッファ搭載可能
マザーボードメーカー側でRS780内蔵グラフィック用のビデオメモリを搭載することができる。
◇RS780C(AMD 780V)
  ・RS780(AMD 780G)の機能削減版
◇RS740(AMD 740G)
  ・DirectX 9.0対応グラフィックコア内蔵
AVIVO搭載
  ・PCI-Express対応
ノースブリッジよりPCI-Express x16とPCI-Express x4を1本ずつ。
  ・サウスブリッジはSB600
  ・2007年第3四半期予定
◇SB700(サウスブリッジ)
  ・PCI-Expressレーンは持たない
PCI-Expressレーンは全てNorth bridgeから供給される。
  ・S-ATA(3.0Gbps):6
RAID0 / 1 / 10対応
  ・USB 2.0:12
これとは別にUSB 1.1を2ポート備える
  ・IDE
P-ATA用とHyperFlash用
  ・HyperFlash対応
IDE経由で接続される
◇SB710(サウスブリッジ)
  ・SB700の修正版。機能的にはSB700と同じと思われる。

NVIDIA
◇MCP72XE(nForce780a SLI)
  ・MCP72シリーズの最上位に位置するチップセット
  ・2チップ構成
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・PCI-Express 2.0対応(Native対応)
PCI-Express 2.0 x16(SLI対応)
PCI-Express 2.0 x1:3
  ・フル帯域SLI対応
3本のPCI-Express x16によるSLIに対応する。
NF200チップにより3-way SLIに対応。
  ・グラフィックコア内蔵
Hybrid SLI(Hybrid Power / GeForce Boost)に対応
  ・EPPに対応したメモリモジュールをサポート
EPP=Ehnhanced Performance Profiles
  ・Gigabit Ethernet
  ・S-ATA:6
RAID対応
  ・P-ATA:2
  ・USB 2.0:12
◇MCP72P(nForce750a SLI)
  ・MCP72XEの下位に位置するチップセット
  ・1チップ構成
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・PCI-Express 2.0対応(Native対応)
PCI-Express 2.0 x16(SLI対応)
PCI-Express 2.0 x1:2
  ・SLI対応
2本のPCI-Express x8によるSLIに対応する。
  ・グラフィックコア内蔵
Hybrid SLI(Hybrid Power / GeForce Boost)に対応
  ・EPP対応メモリモジュールのサポートはなし
  ・Gigabit Ethernet
  ・S-ATA:6
RAID対応
  ・P-ATA:2
  ・USB 2.0:12
◇MCP78U(GeForce8300)
  ・HyperTransport 3.0 / SocketAM2+対応
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・DirectX 10対応グラフィックスコア内蔵
  ・第2世代PureVideo搭載
BSPデコード機能とHDCPのサポートが行われる。
  ・Hybrid SLI対応
Hybrid Power, GeForce Boostともに対応する
  ・$70〜80
◇MCP78S(GeForce8200)
  ・HyperTransport 3.0 / SocketAM2+対応
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・DirectX 10対応グラフィックスコア内蔵
コアクロックはMCP78 Uより低いものとなる。
  ・第2世代PureVideo搭載
BSPデコード機能は省略される。
  ・Hybrid SLI対応
Hybrid Power, GeForce Boostともに対応する
  ・$55〜65
◇MCP78H(nForce730a)
  ・HyperTransport 3.0 / SocketAM2+対応
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・グラフィックスコア搭載
ただし出力することはできない
GeForce Boostに対応。Hybrid Powerには非対応
  ・$60〜65
◇MCP78D(nForce720a)
  ・HyperTransport 3.0 / SocketAM2+対応
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・グラフィックスコア非搭載
  ・$50〜55

SiS
◇SiS757
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・SocketAM2+ / SocketAM3対応
  ・Cool'n'Quiet対応
  ・PCI-Express対応
PCI-Express x16:1
  ・サウスブリッジはSiS 969
◇SiS772
  ・HyperTransport 3.0対応
  ・SocketAM2+ / SocketAM3対応
  ・Cool'n'Quiet対応
  ・グラフィックとしてMirage 4搭載
  ・PCI-Express対応
PCI-Express x16:1
  ・サウスブリッジはSiS 969
◇SiS969(サウスブリッジ)
  ・MuTIOL 1GでSiS 757 / SiS 772と接続
  ・S-ATA II(3.0Gbps / NCQ):4
  ・RAID 0 / 1 / 5 / 0+1 / JBOD対応
  ・P-ATA:2
  ・USB 2.0:10
  ・PCI-Express:4レーン
  ・HD-Audio

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