天平年間、恵明上人により開創された寺、ご本尊は行基菩薩作の釈迦如来です。
往昔、孝謙天皇の祈願所だった頃は末寺66坊を有していましたが、応永の頃兵火
により焼失、文明13年、領主 河野家により再興、現在の本堂はそのときのもので
す。
この寺には浄土宗の開祖 円光大師,二世聖光上人,三世良忠上人の自作像があり、
それが、三蔵院という院号になっています。
また、ここには「市の聖」として民衆から親しまれた空也上人の像があります。
これは、天徳の頃、空也上人が浄土寺に3年間留まり民衆の強化に励みましたが、
上人がこの地を去るに当たって、村人がお姿だけでも留められるようにと懇願、自
像を刻んで残したものといわれていて、本堂,本堂厨子とともに重要文化財に指定
されています。